血を見るか!!自民,広島で菅天皇と岸田政調会長と仁義なき戦い
“ポスト安倍”めぐり仁義なき戦い…広島選挙区で「菅vs岸田」代理戦争勃発! 自民党の狙いは「2議席独占」だが…
夕刊フジ
広島選挙区(改選定数2)は、与野党から複数候補が出馬予定だが、自民党が6期目に挑む溝手顕正(けんせい)氏と、新人の元広島県議、河井案里(あんり)氏を擁立したことが、最大の注目だ。この戦い、「ポスト安倍」をめぐる、岸田文雄政調会長と、菅義偉官房長官による“仁義なき代理戦争”の様相も呈している。
「1日30回も街頭に立ち、何をやるかを県民の皆さまに訴えているのです。河井案里を広めてください!」
安倍晋三政権の危機管理を担当して、日々多忙な菅氏は6月22日、広島市での街頭演説にわざわざ駆け付け、約5000人の聴衆に向けて、河井氏をこうアピールした。
この姿を見て、自民党県連幹部は「地元県連は、この街頭演説はノータッチだ」と語った。
不協和音とも思える現象は、なぜ起きたのか。
広島選挙区は宏池会(岸田派)の牙城だ。派閥領袖(りょうしゅう)の岸田氏を筆頭に、宏池会は広島に国会議員6人(衆院比例含む)をそろえる。中でも、溝手氏は自民党参院会長や国家公安委員長を務め、岸田派最高顧問という重鎮。自民党候補1人なら楽勝だった。
だが、2013年参院選と16年参院選で、自民党候補はともに、野党の当選候補にダブルスコアの大差で勝利していた。つまり自民党は2議席獲得が可能なのだ。党本部主導で河井氏が2人目に選ばれた。
一部県連の不満に対し、党本部関係者は「二階俊博幹事長と、甘利明選対委員長らが過去の選挙を分析して、『広島は2議席可能』と判断した。『溝手イジメ』『世代交代』といった発想は邪推だ」と反論した。
県連関係者は懸念するのは、1998年参院選の二の舞いだ。
自民党は奥原信也氏(宏池会)と、亀井郁夫氏(志帥会)の2人を擁立したが、奥原氏が落選し、亀井氏が当選した。
地元関係者はいう。
「河井氏は、安倍晋三首相を支える派閥横断型の政策グループ『きさらぎ会』幹事長を務める河井克行総裁外交特別補佐の妻。同会は菅氏が深くかかわる。広島での選挙結果は、岸田氏と菅氏の『ポスト安倍』争いにも影響が出そうだ」
これに対し、前出の党本部関係者は「そんな雑音は無視して、『2人当選』を目指すべきだ。うまくいけば、地元の岸田氏は『ポスト安倍』の筆頭に立てる」と語る。
野党陣営では、国民民主党の現職、森本真治氏が無所属で出馬する。国民民主党と立憲民主党などから推薦を得た。
狙い通りに、自民党が2議席独占できるのか。不協和音の間隙を縫って、野党が漁夫の利を得るのか。(ジャーナリスト・田村建雄)
㊟ま、つまらない選挙の中で唯一面白そうなので注目していましょう。どうせなら殴り込みでもしてくれた方が投票率上がるかも。
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