トランプ、醜ゴキ、ババ抜き宣言!!
米「中距離核戦力」の復活、照準は“中国” 専門家「ペンス氏の演説は世界に向けた『米中全面対決宣言』だ」
夕刊フジ
ドナルド・トランプ米大統領が、軍備拡張を着々と進める中国との「対決姿勢」をさらに鮮明にした。
旧ソ連と1987年に締結した中距離核戦力(INF)全廃条約の破棄を表明し、条約の枠外で、中・短距離ミサイルの増強を進める中国を強く牽制(けんせい)したのだ。南シナ海や東シナ海で米中の軍事的緊張が強まるなか、中国は「空母キラー」と呼ばれる弾道ミサイルを強化し、米国や日本などの同盟国の脅威となっている。今回の措置について、専門家からは「米中全面対決」の一環との見方が出ている。
「米国は条約を尊重してきたが、残念ながらロシアは尊重してこなかった」「ロシアや中国が(中・短距離核戦力の拡充を)実行している中で、米国だけが条約を順守するなどあり得ない」
トランプ氏は20日、米西部ネバダ州で記者団に対し、こう述べた。
INF条約は、米国と旧ソ連(ロシア)が、核弾頭および通常弾頭を搭載する全ての地上配備型の中・短距離ミサイルを廃棄する-と規定している。
ところが、ロシアは新型巡航ミサイルの開発を進め、トランプ政権は「条約違反だ」と強く非難してきた。今回の破棄は、その延長線上の対応に映るが、中国にわざわざ言及したことからも、トランプ氏が中国の軍拡を警戒していることがうかがえる。
海外メディアも、「トランプ政権の真のターゲットは中国」との見方を強めている。
香港の英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は21日、《ロシアとの条約破棄によるドナルド・トランプの標的は中国》という見出しの記事を掲載した。
同紙は「ロシアとの核兵器条約を破棄するトランプ氏の決断は、米国の旧冷戦の敵への攻撃に見えるかもしれないが、専門家は中国がより大きなターゲットの可能性があると示唆している」と指摘し、「米中新冷戦」との関係を明らかにした。
中国による中・短距離ミサイル増強は、米国にとって深刻な脅威といっていい。米軍の作戦基地や空母を無力化させるため、中国は爆撃機や潜水艦、対艦弾道ミサイル(ASBM)の戦力拡充を急速に進めている。
特に、ASBMについて、米海軍は、2011年から配備された通称「空母キラー」と呼ばれる「DF(東風)21D」(射程1500キロ)の存在を強く警戒している。DF21Dには、複数の弾頭がそれぞれ迎撃を回避するなどして命中率を高める機動式多弾頭を装備している。
今年4月には、戦略ミサイル部隊「ロケット軍」への最新鋭中距離弾道ミサイル「DF26」の実戦配備が発表された。同ミサイルの射程は3000~5000キロ。グアムの米軍基地に対する核攻撃が可能で、「グアム・キラー」と呼ばれる。
中国国営メディアによると、同ミサイルは大気圏への再突入後に自ら目標を探知し、空母など動くターゲットへの精密攻撃もでき、空母にとっても危険な存在といえる。
巨大な「ミサイル大国」となった中国によって、グアムの米軍基地や、米軍の誇る原子力空母が無力化される事態となれば、日本を含むアジア全体の安全保障が崩壊しかねないのだ。
マイク・ペンス米副大統領が今月4日、ワシントンで行った対中政策に関する演説でも、中国のミサイルの脅威に言及している。
ペンス氏は「中国の指導者(習近平国家主席)は2015年、ホワイトハウスで『南シナ海を軍事基地化する意図はない』と述べた。しかし、北京は今日、人工島に建設した軍事基地に、先進的な対鑑・対空ミサイルの配備を進めている」と話した。
南シナ海では9月末、スプラトリー(中国名・南沙)諸島周辺で、「航行の自由」作戦を実施していた米イージス駆逐艦に、中国海軍の駆逐艦がわずか約40メートルの距離まで異常接近する「一触即発」の事態が発生した。
米国も、核兵器搭載可能な戦略爆撃機「B52」を、南、東シナ海で飛行させ、軍事的プレゼンスを示しているが、中国のミサイル増強がさらに進めば、手の付けられない事態となりかねない。
今回のINF条約破棄で、トランプ政権が目指しているのは何か。
国際政治学者の藤井厳喜氏は
「ロシアが事実上、条約を無視していたのは事実だが、米国の真のターゲットは条約に入っていない中国だ。今月4日のペンス氏の演説は世界に向けた『米中全面対決宣言』であり、トランプ政権は『世界の秩序を破壊しようとしている中国を止めなければならない』と考えている。条約の破棄も全面対決の一環だ。米中間で小さな落としどころはないのではないか」と話した。
㊟これはゴキブリ殲滅宣言と見ていいのでは。叩き殺してほしい。にしてもネズミやカラスでもここまで嫌われないな。
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