こんな国があるんだ!!②息子を性奴隷にされた親たちの苦悩、アフガンの「バチャ・バジ」
こんな国があるんだ!!②息子を性奴隷にされた親たちの苦悩、アフガンの「バチャ・バジ」
AFP【2月3日 AFP】
サーチナより
シリンさんは静かな怒りに震えていた。手にしていたのは、警官の性奴隷にされた13歳の義理の弟の写真だ。
アフガニスタンでは少年を拉致して性的に搾取する「バチャ・バジ」と呼ばれる慣習が横行している。バチャ・バジとは現地語で「少年遊び」の意味。シリンさんの義理の弟も、警官らから性的に虐待を受ける数多くの犠牲者の一人だ。
AFPはアフガニスタンの3つの州でバチャ・バジの被害に遭った13家族を突き止め、インタビューにこぎつけた。シリンさんをはじめ身内を奪われた家族らの証言から見えてきたのは、少年たちを性奴隷の悪しき慣習から解放するための孤独で苦悩に満ちた闘いだ。
南部ヘルマンド(Helmand)州の州都ラシュカルガー(Lashkar Gah)で取材に応じたシリンさんは、義理の弟が昨年、家に押し掛けて来た警察署長らによって連れ去れたこと、そして、その際に悲鳴を上げて身をよじりながら懸命に抵抗していたことなどを明らかにした。
また「解放してくれと懇願すると、署長の部下らに銃を向けられ、『家族皆殺しにされたいか? 弟のことは忘れろ』と脅された」と述べ、そして「この国の少年たちはバチャ・バジのために公然と拉致されている。いったい誰に助けを求めればいいのだろう。(旧支配勢力の)タリバン(Taliban)を頼れとでもいうのか」と続けた。
こうした痛ましい事件のほとんどが、ヘルマンド州と隣のウルズガン(Uruzgan)州、北部のバグラン(Baghlan)州で起きている。
AFPは2016年6月、タリバンがバチャ・バジの慣習を利用して少年らを警察署内に潜り込ませ、攻撃を仕掛けていると伝えた。タリバンはこの報道を否定したが、これを機にアフガニスタン政府はバチャ・バジについて調査を開始した。
AFPは性的搾取を行っているとされる警察関係者たちとその被害者らの名前を伏せている。現在もなお、大勢の少年がとらわれの身になっているからだ。
■「私たちの息子は永遠に失われた」
被害者家族たちに共通しているのは無力感だ。被害少年のほとんどは自宅やアヘン農場、遊び場などから白昼堂々拉致されたという。少年たちは警察の検問所を転々と移動させられるので、その行方を追うことは難しい。
警官らは、少年たちを屋外に連れ出すことがある。周囲に「自慢」するためだ。その時に運よく拉致された息子を見つけられたとしても、助けることができずに打ちひしがれる保護者もいる。
バチャ・バジで息子が拉致されたというサルダワリさんもその一人だ。サルダワリさんは、数か月にわたって息子を捜し続けたが、どうしても見つけることができないでいた。
そんな中、ヘルマンド州ゲレシュク(Gereshk)の市場の人混みでようやく息子の姿を見かけた。きょうだいと遊ぶことが何よりも大好きだったというきゃしゃな息子は、美しい刺しゅうが施されたチュニックシャツと、宝石飾りの付いた帽子を身に着けていた。
サルダワリさんは、息子に手を伸ばして抱きしめてしまいたい衝動にかられた。だが、息子を取り囲んでいた警官たちの中に入っていく勇気はなかった。
「息子の姿が遠くへ消えていくのを見ていた」「妻は悲しみでおかしくなっている。『私たちの息子は永遠に失われた』と泣いてばかりいる」とサルダワリさんは話した。
子どもを性奴隷にされた親の苦悩は尽きない。警官らは少年たちを服従させるためにアヘン漬けにするだけでなく、タリバンとの戦いで警官の犠牲者が急増している危険な地域に少年たちを送ることもある。タリバンが警察の検問所を襲撃した際に、その場に居合わせた少年が殺されたという事件も実際にあった。
親の不安は募るばかりだが、つらいのは自分たちだけではないと皮肉な現実に慰めを見いだす家族もいる。性奴隷にされた少年たちの多くは、ひげが生え始めると捨てられる。そのため、村はバチャ・バジの被害者であふれているのだ。(c)AFP/Anuj CHOPRA
㊟想像してみてください。。。でも、日本の戦国時代もあったかも。坊主の世界は普通だったし、歌舞伎界も普通だった。
オリンピックは王侯貴族らが自分の性の対象にしている美少年、美青年らを素裸で競わせたのが始まり。しかも、秋て捨てられた少年や青年は娼夫として街で男を誘っていたと。
特に隣のゴキブリ国は数千年もの間、美少年らの性奴隷は当たり前だったと文献にあるし、21世紀になっても戦争を繰り広げる国の人の欲望は変わらないようです。
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