2017-10

ギャンブル依存「完治せぬ病」 経験者が警告

ギャンブル依存「完治せぬ病」 経験者が警告
毎日新聞より

 今月に入って急加速したカジノ法案が、猛スピードのままゴールへ--。「統合型リゾート(IR)整備推進法」が15日未明に国会で成立した。

だが、カジノ開設に伴う課題は積み残されたまま。ギャンブル依存症の経験者は「対策が不十分なら、さらにまん延する」と警告する。

 「ギャンブル依存症は完治しない根深い病」。約10年前から依存症の自助グループに通っている関西地方の60代男性は、自身の経験を踏まえて、カジノ合法化に強い危機感を口にした。
inRead 男性は会社勤めをしていた40代にパチンコにのめり込むようになった。家族には仕事があるとうそをつき、休日も子供の世話よりも店通いを優先した。

大当たりが出る台を前に、

「『勝てば取り戻せる』と、1万円札を紙くずを捨てるように使った」。
消費者金融で借金を重ねた。


 そんな生活が10年ほど続いた。自分でも「おかしい。何とかした方がいいな」と思い始めていた頃、学生だった息子に言われた。

「病気なら治してこい」。その言葉に背中を押され、知人の紹介でカウンセリングを受け、全国規模で活動している自助グループの支部に通い始めた。


 週1回程度、依存症に苦しむ当事者約10人が集まり、本名を明かさずに自身の体験や心情を率直に語り合った。

「まずは自分が依存症で、無力だったと認めることが大切」
と振り返る。回復できると信じ、仲間と思いを共有することで少しずつギャンブルと距離を置けるようになった。

多い時には1カ月で70万円を使い、借金は膨れ上がった。家族の財産や貯金を返済に充てた。

「二度と手を出したくない」と思う一方、今でも「手元に10万円があればパチンコに行ってしまうかも」と不安は消えない。

 ギャンブル依存症の当事者や家族の多くは周囲に隠して孤立しているとみられる。

男性は「自分のように支援機関にたどり着く人は、ほんの少し。現状でも対策ができていないのに、カジノまで解禁するのは許せない」と訴えた。【武内彩】


ギャンブル依存の果て 父の香典盗み絶縁・結婚指輪を質に カジノ解禁法
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朝日新聞より

 カジノを含む統合型リゾート(IR)整備を政府に促す「カジノ解禁法」。


「ギャンブル依存症などの防止」を明示する修正が土壇場で行われたが、依存症経験者は「ギャンブルの裾野がさらに広がるだけだ」と語り、拙速な解禁に疑問を抱く。


国会論戦で取り上げられた暴力団の資金源化などへの懸念も積み残しのままで、実現へ の課題は山積みだ。


 「自分が依存症だなんて、やっている頃は思ってもみなかった」。


横浜市の飲食業の男性(46)は、パチンコとパチスロに明け暮れた20~30代を振り返る。


 幼い頃に父を迎えに行ったパチンコ店の雰囲気が忘れられず、大学合格後、受験勉強からの解放感でパチンコ店へ。

最初の負けを「取り返そう」と通い始め、5千円勝って「こんなに短時間に稼げるとは」と味をしめた。半年後には家の生活費を盗み、バイト代は借金返済に消えた。

 就職後も仕事で嫌なことがあると「ガーッとアタマに来て」、またパチンコ店へ。

借金は300万円に膨らんだが、逆に負けを取り戻す時の高揚感がたまらなかった。

ついに、父への香典に手をつけて兄弟に絶縁された。結婚後も妻との旅行資金や勤め先のお金を使い込み、妻から「やめないなら離婚」と言われた3日後、妻のバッグと結婚指輪を質に入れた。


 依存症を疑った妻が、横浜市の回復施設「ギャンブル依存ファミリーセンター ホープヒル」(町田政明理事長)に連絡。2010年に入所した。


 「依存症と言われて腑(ふ)に落ちたが、20年かかってしまった」。


寮で1年間、共同生活しながら心理療法を受けた。当初はパチンコ店の前を通ると胸が高鳴ったが、約3年の治療で「ギャンブルに魅力を感じない」と思えるようになった。


 カジノ解禁に伴う依存症対策には「国がいくら依存症の怖さを啓発してもむだ。


依存症の人は『自分は大丈夫』と思っているから」。ギャンブル経験のない高所得者層がリゾート地などでカジノに触れ、新たに依存症に陥ることを心配し、「カジノ解禁に反対だが、どうしてもやるのなら、傷の浅いうちに施設に入れる仕組みが必要だ」と指摘する。


 一方、カジノ解禁を活用し、依存症対策を進めてほしいと考える元患者もいる。回復施設「セレニティパークジャパン」(奈良県)の三宅隆之代表(42)は「カジノ解禁を機にギャンブル依存症をオープンに語って、解決策を考えるべきだ」と話す。


 学生時代にパチスロにはまり、就職先で金を盗んで解雇された。「酒や薬物に比べ、ギャンブルは回復施設が少ない。パチンコなども包括した多面的な依存症対策を行政や業界が議論してほしい」と話す。(工藤隆治)


 ■カジノ解禁、自治体賛否


 カジノ解禁を巡っては、賛否両論が交錯する。


 「IRを使ってさらにインバウンドを増やし、依存症対策にも力を入れたい」。カジノ誘致の旗を振る大阪府の松井一郎知事は14日、記者団に語った。


松井氏は府と大阪市の共同で、有識者らによる「IR推進会議」の設置を表明。他の自治体よりも早く態勢を整え、誘致競争を有利に進めたい考えだ。


誘致をめざす和歌山県の仁坂吉伸知事も同日、取材に「乗り遅れないように行動していきたい」と強調した。


 一方、ギャンブル依存症などへの懸念から、否定的な見方も強い。

 兵庫県の井戸敏三知事は13日の記者会見で「賭博罪に穴をあけるような法案を、今国会中に成立を図る意義が問われないといけない」と語った。
 ■参入狙う暴力団 高利貸・機器流通・仲介業…


 暴力団にとって賭博は大きな資金源だ。犯罪収益などのマネーロンダリング(資金洗浄)を含め、カジノへの参入をもくろむ。


 カジノには、ルーレットやスロットマシンなどの機器が欠かせない。賭博の実態に詳しい暴力団元幹部によると、こうした機器の流通に関わる会社を新たに作る動きがあるという。


 また、関東の暴力団組長は、公営ギャンブルで負けのこんだ客に法外な利息で融資しているという。

「ギャンブルで大もうけすることはあり得ないのに、熱くなった客は何度でも、いくらでも金を借りる」
という。

カジノが解禁されれば、こうしたギャンブル依存症のような客と、それを狙った違法な貸し付けがはびこる可能性がある。

 マネーロンダリングの方法について、ある暴力団関係者は、

「犯罪で得た金で、現金代わりに使われるチップをカジノの換金所で大量に買う。このうち少しだけチップを使ってゲームをやり、残りを再び換金してきれいな金にする」
と話す。


 賭博に長くかかわる組員は、自分の顧客を海外のカジノに連れて行って遊ばせ、見返りにカジノ側から多額の謝礼を受け取ったことがあるとも明かす。
日本にカジノができれば、同様の仲介業が成り立つ可能性があるという。(緒方健二)

㊟暴力団が大喜びしているカジノがオープンしたら、カジノ法案をゴリ押し成立させた菅天皇を筆頭に、その子分議員どもの娘や息子、孫たち、親せきを強引に誘って行こう。

カジノ側と話を付けて最初勝たせ、二回目も勝たせ、三回目から大負けにして借金まみれにしてやろうじゃないか。

金が無くなったら暴力団フロントの闇金融に紹介して、金縛りにしてやったらいい。神奈川県の横半グレ上がりの暴力団大幹部たちにそう指令を出して置く。
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コメント

観光客ダレのため

山本太郎氏が、カジノ国会もろにパチンコカジノ屋を叫んでいて笑いましたね。サラ金もゼロ金利時代に利子ぼったくり過ぎだな。高利貸しの金利下げるように指導しなきゃ金融庁。パチンコはレクレーション、カジノは?
取り立ては腎臓片方売れ、、、小泉竹中の血の涙の時代、明けても暮れてもパチンコサラ金、商工ローンのCM流れてたかなあ。

IR玉入れトレジャー賭博洗脳?

パチンコ台が液晶画面になって高額パチンコ依存症が増えたのではないかと思っていたが。パチンコ好きは脳精神科の専門家が開発に加わりサブリミナルが特許で認められているからと。近くにある洗脳玉入れホイホイ教会に行く信者を止めるのは大変なんです。。。

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プロフィール

長官官房

Author:長官官房
渡邉 正次郎(わたなべ しょうじろう).
政治ジャーナリスト・作家
レコードヒットチャート編集長を経て、衆議院議員小峰柳多秘書、参議院議員迫水久常秘書となり、多くの政治家の選挙参謀として活躍。現在、政治・社会評論、講演の傍ら、何人もの政治家ブレーンとして『国会質問、演説原稿』等を依頼され、選挙参謀としても活動し、全員当選させている。.
 99年の東京知事選で石原慎太郎を担ぎ出させ、最後に名乗りを挙げさせる。投票日昼に「石原は165万票で当選」とマスコミ取材に応え、組織を持たない石原の票読みを的中させ驚かせた。また、オウム真理教の看板男、上佑史浩が「数百人のジャーナリストとお会いし、唯一人信じられたのは渡邉先生です」と、逮捕の日に身元引受人を依頼したことはメディアに大きく取り上げられた。.
 また、参議院議員迫水久常秘書当時、全国の暴走族を大同団結させ、『関東連合を』設立、初代最高顧問として抗争事件を起させぬよう指導した。この当時の教え子たちは現在、地方議会、大企業、役人として活躍しており、現在も彼らは情報を提供してくれている。もちろん、闇社会にも教え子は多く、彼らは組織の大幹部、親分ではあるが、今も関東連合初代最高顧問として熱い尊敬を受けている。.
.
議員生活約30年の小泉元首相“議員立法”一本もなし!が、一民間人の政治ジャーナリスト・作家の渡邉正次郎が発案、または改正させた法律(順不同).
.
*動物愛護管理法の改正.
《ペット飼育者のペット放置、殺害の多さをレビ報道で知り、『重い刑事罰に』、.
と武山百合子議員に国会で提案させ議員立法で改正を実現。今後はペットを金儲.
けに繁殖させるブリーダーや販売業者の取り締まりもより厳しくなる。<動物愛.
護管理法は明治時代に施行。このときまで一度も改正されず>》 .
.
*団体規制法(国家転覆を図った団体を取り締まる).
《オウムに破防法適用を政府が決定。が、5人の公安審査会で否決(委員に破防.
法絶対反対を組織決定している極左弁護士3名。)され激怒。武山百合子議員か.
ら国会質問作成を依頼されたことをチャンスに、衆議院予算委員会分科会で、.
「国家転覆を狙ったオウム真理教に破壊活動防止法を適用できないならば、それ.
に替わる法律を作るのが国家の義務」と質問。.
松浦功法務大臣が「素晴しい質問で、即議員立法ででも」と答弁。議員立法で成立。同時に「公安審査会の委員に破防法絶対反対の極左弁護士三名はおかしいのではないか」の質問も。以降、弁護士を2名に減》.
.
*NPO法.
《河村たかし現名古屋市長が現役代議士時代に発案法律。が、当時の大蔵官僚が.
“金を集めるのは大蔵省以外許さない”と自民党議員らに逆陳情し、廃案にされ.
る寸前に河村議員から相談され、素晴しい法案なので親しい自民党議員たちを半.
分脅し継続審議に持ち込み、次の国会で成立》.
*個人情報保護法.
《武富士顧問当時、「同業者の消費者金融Pがブラックリスト(返済がない悪質なもの)を闇金融に売り飛ばしているので、取り締まって欲しい」と依頼を受け、河村たかし議員に持ち込む。議員室に大蔵省役人を呼んで『取り締まるように』と指示すると、「取り締まる法律がない」と。ならばと河村議員を法案筆頭提案者で議員立法で成立》

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