英やっと目覚めた?うじ虫進出阻止!!英の原発計画、中国参画に「待った」 メイ政権が再検証
英やっと目覚めた?うじ虫進出阻止!!英の原発計画、中国参画に「待った」 メイ政権が再検証
朝日新聞。ロンドン=寺西和男、北京=斎藤徳彦
英国での原子力発電プロジェクトへの中国国有企業の参画に「待った」がかかった。発足したばかりのメイ英政権が、計画を再検証する姿勢を示したためだ。
習近平(シーチンピン)国家主席の肝いりで進んできた案件に、不透明感が漂っている。
仏電力公社(EDF)の取締役会は7月28日、英南西部サマセット州のヒンクリーポイント原発に原子炉2基を新設する計画を承認した。
実現すれば、英国で30年ぶりの原発新規稼働となる。仏原子力大手アレバの新型炉を導入し、建設費総額は約180億ポンド(約2兆4100億円)とされる。
昨年10月、習氏が訪英してキャメロン前首相と首脳会談し、中国の国有原発大手・中国広核集団(CGN)が33・5%を出資することで合意していた。
EDFは取締役会の決定を受け、翌日に英政府やCGNと建設の契約を結ぶ予定だったが、クラーク英民間企業・エネルギー・産業戦略相が、
「政府はプロジェクトの内容を慎重に検討する」
と突然発表し、政府の決定を9月に持ち越した。
英政府は原発で発電した電力を35年間にわたって固定価格で買い取ることを決めているため、コストなどを精査するとみられる。
ヒンクリーポイントの原発計画をめぐっては、メイ首相が内相時代に反対していた、と元閣僚が英メディアに明らかにした。
英メディアでは、安全保障上の懸念があるとの見方が出ている。
メイ首相の首席補佐官に就いたティモシー氏は昨年10月のコラムで、
原発計画への参加が英国での中国製原子炉の導入に道を開く可能性があり、中国側がシステム操作で自由にエネルギー生産を停止できるようになることを専門家が懸念していると指摘していた。
中国外務省の華春瑩副報道局長は今月1日、「計画が順調に実施されるよう、英側に速やかな決定を望みたい」とコメントした。
中国国内には、対中接近を進めてきた前政権の主要閣僚が閣外へ去ったことを懸念する報道もある。
国営新華社通信は「英国側は協力の成果を水の泡としてはならない」とする評論を配信した。(ロンドン=寺西和男、北京=斎藤徳彦)
㊟よく目覚めてくれた。が、正直な感想。こんな国と密接交際しようとした前首相の責任を問うべきだろう。
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