豪州人ってカンガルーを食べるんです!ウジ虫国と似てますね。
【野口裕之の軍事情勢】中国によるサンゴ礁破壊を見て見ぬふりするシーシェパード 中華マネーが対日反捕鯨資金に?
産経新聞より
中国外務省の国境海洋事務局長は、
「関係する島々や礁、海域の生態系保護を中国以上に気遣っている国はない。国連が定めた生物の多様性や絶滅危惧種の国際取引に関する条約を順守する」と公言した。
国境海洋事務局長に限らず、中国の当局者は、南シナ海で続ける人工島=軍事基地の造成について、
「環境保護に役立つ」と反論するが「環境反故(ほご)」の間違いではないのか。
オランダ・ハーグの仲裁裁判所は12日、南シナ海のほぼ全域を中国が歴史的に排他的支配をしていたとの主張をしりぞけるなど、画期的裁定を下した。
フィリピンの提訴(2013年)に基づく裁定だったが、提訴した15の争点の内、今次小欄は中国の環境破壊に焦点を当てる。裁定は以下のごとく下された。
《中国による埋め立てがサンゴ礁の生態系に回復不能な、取り返しのつかないダメージを与えている。環境保護義務違反である》
「荒っぽい」などと控えめな表現には収まらぬ中国の埋め立て手法は後述するが、「狂気の沙汰」と言い切れる。
「海の神」の神罰を信じていたが、待てど暮らせど「ネプチューン(海の神)の海軍」は現れない。
「ネプチューンの海軍」とは、“環境保護団体”を名乗りエコテロリストと恐れられる通称《シーシェパード》が保有する「艦隊」を指すが、「神」はなぜか中国の前にお姿を見せない。
中国の南シナ海におけるサンゴなど生態系の大破壊には、実に“紳士的”に接しているのだ。
日本などが運用する調査捕鯨船を執拗に追尾し、沈めようとさまざまな「武器」を繰り出すシーシェパードらしからぬ振る舞いに、専門家や関係者はさまざまに観測する。いわく-。
「サンゴは地味で、クジラほどスポンサーがつかない」
「放水などで逃げる日本の調査捕鯨船とは違い、中国人民解放軍を相手にすれば返り討ちに遭い、殺される」
果ては「チャイナ・マネーで飼い慣らされ、回り回って日本に対する反調査捕鯨資金と化している」という見方まで浮上するが、真相はわからない。
このままでは「弱きをいたぶり、長いモノには巻かれる拝金主義者」の汚名を着せられてしまう。
しかも、中国人とクジラの胃袋が、水産資源を食い荒らしてもおり、ぜひ調査捕鯨妨害を悔い改め、命を賭して中国の生態系大破壊を止め、汚名をそそいでほしい。
サンゴをダイナマイトで吹き飛ばし、埋め立て
「関係する島々や礁、海域の生態系保護を(世界一)気遣っている国」(中国外務省の国境海洋事務局長)は、
3年半前に実効支配する岩礁・環礁を埋め立てる浚渫(しゅんせつ)工事を始めた。
以来、少なくても東京ドーム170個分に相当する8平方キロ(12平方キロ以上説アリ)にものぼる埋め立てを実施した。
文明を自慢する割に、やることは教養と品性がゼロ。埋め立て資材の相当量を建設予定地近海で「現地調達」しているのだ。
カッターレスポンプ浚渫船を多数投入し、土砂吸入管を海底に設置。何世紀もの間手付かずだった海中・海底のサンゴを噴射ジェット水で粉々にし、吸入管で土砂はもちろん、サンゴに付着する生物や海草・海藻もろとも吸い上げた。
サンゴ礁の破砕にはダイナマイトも使用されており、周辺で掘り出した砂・岩とともに、大量のコンクリートで固められる。
基地1カ所だけで数百万トンが掘削されているもようだ。とても、正気とは思えない。
海面に出ているサンゴ礁・岩礁はごく僅かで、水面下には100余りもの1~数千メートルの海山が連なる。
海底の隆起は、深度ごとに色々な種類の海洋生物を生み出すと同時に、栄養豊富な深層水を上昇させ、自然の恵みが浅海で生息する各種マグロ&カツオを含む魚介類や海鳥を育んできた。
絶滅が危惧されるオオジャコガイやウミガメなどの生息海域でもある。世界最大のサンゴ礁海域=豪州グレート・バリア・リーフをしのぐ生物の宝庫との分析もあり、学術的にも、食料供給地としても、極めて重要な価値を有する。
中国は生態系保護・管理に関する国際法などに複数違反するが、仲裁裁判所の裁定をあおぐ以前に常識の問題だ。
宝石サンゴ密漁で「海底の砂漠化」が進行
ダイナマイトで美しいサンゴ礁を平然とこっぱみじんに砕くのだから、宝石サンゴの密漁など朝飯前だ。
2014年に1000隻もの中国密漁船が小笠原諸島や伊豆諸島、九州・沖縄の領海やEEZ(排他的経済水域)に押し寄せたのも、赤サンゴなど宝石サンゴの強奪が目的だった。
漁網で強引に奪い去るので、サンゴは損傷し、当該海域では「海底の砂漠化」が進行する。
背景には、中国国内の密漁→販売に対する規制強化が横たわる。ただ当時、安全保障関係者の間では、密漁漁船の背後に中国人民解放軍海軍の存在が観測されていた。
つまり、漁民は海上民兵との併任だと。確かに、中国より遠い海域での漁は、燃料代や人件費に照らして費用対効果が悪く、罰金や逮捕の危険もつきまとう。ワリが合わないというのが、観測の論拠であった。
小欄は証拠を持っていないが、代わりに国際ニュース通信社ロイターが5月、ウラを取ってくれた。
以下はロイター通信の、海南省当局者や外交官、水産会社幹部、漁民への匿名取材・インタビューの意訳だ。
《南シナ海・海南島に根拠地を置く漁船団は、中国人民解放軍海軍の補助金を受け出港する。
補助金を得る条件は、外国船舶の情報収集などに向けた軍事教練を受けること。
軍事教練は各地の民兵を統括する人民武装部の地方支部が担任する。
人民武装部の地方支部は地方政府=共産党の地方当局と中国人民解放軍の二重統制下に置かれる》
《軍事教練には参加費が支払われる他、船建造への助成金や燃料・水も中国人民解放軍海軍が供給する。
特に、木製から体当たり攻撃を可能にする金属製への買い替えを、助成金を介して奨励している》
《さらに、5万隻の“漁船”にGPSシステムを提供し、人民解放軍海軍艦艇や尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領海に侵入を繰り返す海警巡視船と交信できる無線機も備え付けた。一部の“漁船”には小型武器が搭載されている》
《主権を守る『特別任務』が下令されれば、人民解放軍海軍や海警の指揮下に入る》
尖閣諸島やベトナム/フィリピン/インドネシアの各領海やEEZでも、“中国漁船”が侵入するや、すかさず海警巡視船や人民解放軍海軍艦艇が後詰めに入るが、多くは軍事作戦を兼ねていると覚悟すべきだろう。
シーシェパードは「各種武器」で“中国漁船”に応戦を
従って、シーシェパードが南シナ海に人工島に近付けば、突如“漁船”が現れ、包囲されるやもしれない。
当然、シーシェパードは日本の調査捕鯨船をいたぶる際に使用する「各種武器」で応戦すればよい。
炎を発止(原文まま)ながら落下する落下傘信号弾
▽失明させられるレーザー光線
▽空気銃による刺激性物質入り弾発射
▽異臭物質や塗料入りビンのランチャーによる投てき▽スクリューに絡み付けるワイヤーや鉄塊付ロープ
▽体当たり▽発光弾▽発煙筒…。
プラットフォームも充実している。ヘリコプターを搭載する元捕鯨船▽世界1周が可能な高速船などを現有し、過去には「缶切り」呼ぶ鉄鋼製の刃を船体に取り付けた元漁業調査船も投入していた。
10億円前後といわれる年間収入で「武器」に不足はない。人民解放軍海軍や海警を相手にせよとは言わないまでも、軽武装の“中国漁船”相手なら、良い勝負になろう。
「軍事資金」のほとんどはハリウッドを始めとする俳優やミュージシャン、政党や企業…など、世界中からの寄付。
シーシェパードは実態を裏付け調査しないメディアを踊らせ、クジラなどを「食い物」に、寄付を募っている。
日本という敵をつくり出し、力を拡大していく手口は、中国が近代史をでっちあげ、日本をおとしめる宣伝戦とソックリ。
言ってみれば、中国とシーシェパードは「反日の同志」で、残念ながら両者が争う構図は期待できぬかもしれない。
暴力を駆使し、ムリ筋の主張・行動をどこまでも正当化する点も酷似する。仲裁裁判所の裁定を「紙くず」と公式発表する中国は、
中国が決める中華秩序こそ国際法に優先すると信じて疑わない。
片や、シーシェパードは生き物に序列を付けて、生殺与奪の権をにぎり、自らが勝手に決めた秩序に反する歴史・文化を排除しようとする。「何様のつもりか」と言いたい。
㊟いい記事である。シー・シェパードの寄港地は豪州。豪州シドニーはいまやうじ虫・中国人の天下だという記事は先日配信しました。
新聞一面ででこのまま掲載すれば大問題になるのは間違いない、が、こうした中国情勢に詳しい方たちの意見を政府も国民も胸に刻むべき。
今回取りあげたのは内容が良いのと、一般人があまり読まない紙面記事だけに多くの読者に知っていただくためだ。
明日、明後日とうじ虫中国の不穏な動きを配信する。是非、目を通していただきたい。危険な水域に来ているのは間違いないのです。
蛇足ですが、千昌夫の奥さんはシェパードって名前だったんですよ。離婚慰謝料踏んだ食って離婚でした。
それにしてもカンガルー喰う豪州人が「クジラを喰うな」のシェパードの支援をするっておかしくない?豪州人がカンガルー喰うのを知った時は驚いたのなんの。
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