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2020-08

これはご一読を!【メディア裏通信簿】保守派を「非知性」「バカ」と印象づけようと躍起になる朝日新聞って…

これはご一読を!【メディア裏通信簿】保守派を「非知性」「バカ」と印象づけようと躍起になる朝日新聞って…

※この記事は月刊正論7月号から転載しました。
 女史 軍艦島とか世界文化遺産になる見通しになって韓国が反発してたけど、あれって、おかしくない? 日本が褒められたらなんでも文句つけるって、いくらなんでも…。

 教授 5月3日付の朝日新聞朝刊には、韓国が、軍艦島などで「朝鮮半島出身者が強制労働させられた」ということを理由に反発しているという記事が出ていましたね。おそらく「強制労働」とは、戦時の徴用のことを言っているのでしょうが、日韓併合当時は朝鮮半島の人は日本人ですから、当時の日本国民に一般的に行われた徴用が行われるのは普通のことです。それをもっともらしく報じているから、「朝日は世界遺産登録に本音では反対なのかな」なんて思いつつ、新聞をめくっていたら、ドーンと全面で「世界遺産候補…『明治日本の産業革命遺産』への旅」「49900~58900円」とツアー広告が出ていました。(笑)

 編集者 朝日も世界遺産登録で広告の恩恵にあずかっているではないですか。

 先生 広告掲載料はほしいのかもしれないが、やっぱり韓国の味方をしたいのだと、俺は思う。4月17日付の朝刊に「強制連行、史実から考える」と訴える東大教授の外村大のインタビューが載った。「どうせ韓国の味方でしょうとか、どうも『反日』らしいとか、色眼鏡で見られがちですが、私は日本近現代史の、実証を重んじる研究者です」と言っているんだけど、その後に「戦前の日本帝国の実像は、裏側からのほうがよく見える」とも言っている。「裏側」って韓国ってことだろ。やっぱり韓国側に立ってしゃべってんじゃないか(笑)。外村は「おおむね暴力を伴う動員が見られ、約70万人の朝鮮人が主に内地に送り出されました」ともいうが、日本政府が本当にそれをしていたら重大な国家犯罪だ。確たる証拠があるのか。

 女史 韓国の見方が正しいのが前提なんだね。よく、ネットで韓国や中国を非難する人たちが「ネット右翼」「ネトウヨ」と呼ばれて、左翼から小バカにされているけど、あの人達は、少なくとも日本人として中韓に反発しているんだよね。別に反韓・反中を煽ればいいとは思わないけど、日本人なのにまず中韓の立場に立つという人たちも、おかしいと思うけどな。

 教授 保守も「ネトウヨ」もすべてを一緒にして、感情的に反韓国や反中国を叫ぶ非知性的な人たちだと印象づけようとするのは、最近の左派左翼の傾向ですね。

 4月12日付の朝日新聞朝刊の「日曜に想う」では、特別編集委員の山中季広記者が、「ネトウヨ」と酒を飲んだ話を書いているんですが、「保守系は人々の直感に訴える」「リベラルの訴えは乗り手の理性に触れる。保守の訴えはゾウの不安や欲求を突く」という米国の心理学者の見解を紹介して、リベラル=理性、保守=感情的、という印象を強調していました。自分は左右中立のようなふりをしていますが、結局は、保守的な考え方をする人はバカだと思わせようとしているんでしょうね。

 先生 朝日新聞は一連の不祥事の反省で少し客観性、中立性を持たせようと努力していると思っていたんだが、4月に年度が変わって、心を新たにしたのか、どんどん元に戻ってきている。

安倍首相がどう演説しようと-
 教授 安倍晋三首相が歴代総理で初めて米国連邦議会の上下両院合同会議で演説し、かなり好意的に受け取られました。米国人が喜ぶように外交的な注意を払い、70年前の戦争からの和解と日米の結束を演出したなかなかの文章で、結果は成功でしょう。演説の内容に議論はあって然るべきですが、一部マスコミや知識人は、こき下ろしているんですね。ただ安倍政権を批判したい、という結論ありきの報道です。

 先生 5月1日付の朝日朝刊も「『アジア諸国民に苦しみを与えた事実』とは何か、それに首相がどんな思いを抱いているのかは、この演説からは伝わってこなかった」「沖縄への言及がなかった」と手厳しかったが、そんなに何でもかんでも一つの演説に入らないよ。この日の朝刊では、4人の識者に話を聞いているんだけど、このうち2人が批判、慶應大教授の細谷雄一ら2人が好評価。2対2でバランスを取ったつもりなんだろうが、批判の方はひどかった。特に白井聡は「文明の牽引役としての役割を失いつつある米国に、どこまでも『はい、喜んで』とついていくことを表明した演説」「米国の傀儡政権かと思わせる」と、いくら何でも言い過ぎ。

 教授 彼はいつも書いているようなことを言っているだけ。安倍首相が何をしゃべっても、こう言おうと決めていたんでしょ。
 先生 もう1人のコロンビア大学教授のジェラルド・カーティスは「歴史認識では『悔悟』という言葉は使ったものの…慰安婦問題には触れず、自らの言葉で戦争責任に触れたり、謝罪したりしなかった…歴史的な演説の機会だっただけに残念でもったいない」だそうだ。

 教授 慰安婦問題については、その前に行われたオバマ大統領との共同記者会見では触れていましたし、演説でも、先の「アジア諸国民に苦しみを与えた」とも言及したわけでしょ。ちゃんと、聞いていたんですかね(笑)。

 先生 朝日は「悔悟」と日本語で書いているが、日本語で論じても、あまり意味はないと思うぜ。演説では「repentance」という言葉を使ったわけだが、これは聖書にも出てくる言葉で、悔い改めるというニュアンスの大変強い言葉だ。十分すぎるほどだろ。

 女史 あと、韓国も批判してた。夕刊フジのネットサイトZAKZAKには、あらかじめ安倍総理の訪米に合わせて、在米韓国大使館が、ロビー・PR活動費として15万6000ドルを投入したってかいてあったぐらいだから、やっぱり批判しようと決めてたんだろうね。民主党の小西博之参議院議員はツイッターで、安倍総理の英語を「日本の高校生よりひどい。せめてちゃんと練習ぐらいして行けと」と批判して、逆に猛反発をくらっていたよ。

 教授 ずいぶん上から目線ですね。
 先生 コロンビア大学の大学院修了と自分で経歴に書いているし、自分の英語にさぞかし自信があるんだろう。しかし、酒場の戯れ言ならいいが、国会議員が公にやる批判じゃないな。確かに、安倍総理の英語の発音はほめられたもんじゃないかもしれないが、それがどうかしたのか。日本の首相なんだから、英語のスピーチがヘタでもいいじゃねえか。英語の文章自体は、ブレーンや官僚もチェックしているから完璧だろ。キリスト教の国でやるから、聖書の言葉を意識した内容だったし、俺が聞いていても、よかったと思うね。

 教授 ちなみに、演説の全文を産経新聞は日本語訳だけ載せていましたが、朝日新聞は英文と両方載せていましたよ。この違いはなぜですか。まさか、産経は読者のレベルにあわせて、英語を載せなかったわけでは…。

 編集者 違いますよ! 産経の読者もレベルは高いですよ。
 教授 ならば、産経も英語もきちんと載せるべきでしょう。

 編集者 ページが足りなかったのではないでしょうか。すみません。
1年前と“同じ”毎日新聞の見出し

 先生 テレビでも、安倍首相が演説で、安保法制成立を国会審議前に表明したことが批判されていたな。テレビ朝日系の報道ステーションの4月30日放送ではコメンテーターの朝日新聞論説副主幹、立野純二が「異常な外交」と批判し、5月3日放送のTBS系のサンデーモーニングは、姜尚中が「米主日従」、元経済企画庁長官の田中秀征が「姑息なやり方」、「独立性を著しく失う」と批判してたが、ひどいのは毎日新聞記者の岸井成格。「今回のガイドラインにしても安保法制にしても事実上の憲法改正ですからね、国民は注視する、注意深く見る必要がある」と、1年前の去年7月に集団的自衛権行使を一部認めた時とまったく同じで、政府が解釈改憲をしているという、ウソのレッテル貼りをしていた。

 教授 5月14日に安保法制法案を閣議決定した後、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞の各紙はひどかったですね。1年前と一緒ですね。

 先生 ちなみに毎日新聞の1面トップの見出しは「安保政策 歴史的転換」だったけど、1年前の「戦後安保の大転換」とそっくり。何回、転換させれば気が済むんだ。集団的自衛権行使といったって、あくまで日本の防衛のために部分的に容認しただけだから、これまでの個別的自衛権の延長。転換なんかしていない。確かに安倍首相が大きな1歩を踏み出したことは事実だが、逆にいえば、これぐらいのこと前から、やっていなければおかしかったんだよ。

 教授 安保法制の整備も日米同盟の強化であり、日本の主体性を高める動きですが、朝日、毎日、東京新聞や多くの知識人と呼ばれる人たちが「戦争に巻き込まれる」などと、反対しています。60年安保の改定に当時の新聞や多くの知識人がなどと反対したときや、PKO、湾岸戦争の時によく似ています。こういう人たちは、集団的自衛権などでの安倍政権の取り組みを、最終的に日米戦争に突入してしまった戦前に例えて、「いつか来た道」だとかいいますが、自分たちこそ「いつか来た道」を繰り返して歩いているのです。

 先生 「米国の戦争に巻き込まれる」というが、米国を日本の防衛に巻き込みやすくするんだよ。日米ガイドライン改定でも、自衛隊と米軍で「日米共同調整所」を必要に応じて置くようになるとか、両者の一体運用がより進めやすくなるってことは、米国が日本と共同して、事に当たりやすくなったってことなんだ。

 集団的自衛権も関係する話だが、憲法記念部の5月3日付の朝日新聞では、慶應大名誉教授の小林節と大阪国際大学准教授の谷口真由美がお決まりの改憲批判していた。

小林は「集団的自衛権の行使を解釈変更で認めてしまった現政権に、憲法改正はゆだねられません」としゃべっていたが、憲法改正発議は国会だし、最後は国民投票で国民が決定するのだから、政権に委ねるわけではない。こいつは本当に憲法学者か。

気になったのは保守系の雑誌表現者によく書いている京大大学院准教授、柴山桂太が「集団的自衛権同様、結局は解釈改憲で変えていくのが現実的ではないかというのが私の考えです」「改憲派の議論も薄っぺら」と発言していたこと。「解釈改憲」というのは、集団的自衛権をめぐる憲法解釈の変更を攻撃するために、反対派が貼ったレッテルだろ。これは、いただけない。

 編集者 柴山先生には正論でピケティ批判特集をしたときにご寄稿いただきましたけど、ピケティが相続の重要性を軽視しているとか、保守から見て大切なポイントも指摘していただきました。保守的マインドをお持ちだと思いますよ。ここで言っていることも、現憲法がGHQによって強いられた草案をもとに改正させられたものだということです。これは史実ですよ。

 教授 ただ、安倍首相が日米同盟を強化して、中国への抑止力を高めようとしているときに「日米安保を否定しませんが、米軍への依存で自主外交とは名ばかり。国の主体性が失われているのは問題」と反米論を煽ると、朝日や親中派の思うつぼです。彼自身は、朝日的な意見の持ち主ではなくても、そういった人たちの恐ろしさを警戒する必要はあります。

正論と世界を間違えた金曜日
 先生 週刊金曜日5月1日号に、「保守論壇の“スター”たちの憲法観めった斬り!」という記事で、百田尚樹、櫻井よしこ、八木秀次が批判されていたな。特集名は「憲法を知らない大人たち」だけど、記事を書いている文藝評論家の山崎行太郎自身が、憲法を知らないのだから、お話にならない。少なくとも、憲法学者の八木は、山崎よりは憲法に詳しいと思うぞ。

 教授 しかも八木氏が叩かれているのは、天皇陛下のご発言をめぐる批判で、憲法は関係ないんですね。「八木には、天皇の『お気持ち』が分かっていない」と決めつけたうえに、自分が陛下のご真意を分かったつもりになって「天皇は、繰り返し『護憲論』的談話を記者会見などで述べている」と書いていますが、なぜ彼にだけ陛下のお気持ちが分かるのでしょうか。こういうのを天皇の政治利用というのです。

 編集者 八木先生の写真の下に、「『世界』5月号では天皇の護憲発言にも噛みついた八木秀次氏」と書かれていますが、八木先生は、左翼雑誌の世界には書いてないですよ。昨年の「正論」5月号の間違いでしょう。ついでに、言っておきますが、天皇陛下は護憲だとか改憲だとか政治的な発言は一切されていませんし、八木先生が批判されていたのも、改憲議論が盛り上がる最中に、憲法についてのご発言を発表してしまった宮内庁の対応です。ご発言そのものを解釈して批判するようなことはしていません。
 
先生 山崎の論理はメチャクチャ。八木や櫻井が安倍総理と一緒になって憲法改正で、「親米従属国家」を目指しているのではないかと書いて、「というわけで…櫻井よしこにも八木秀次にも、『憲法改正』を語る資格はない」と締めくくっているが、何が「というわけで」なんだ。親米だったら憲法改正を語ってはいけないのか。

 教授 週刊金曜日の編集部がつけたと思しきリード文では、山崎氏のことを「保守言論人」と紹介していますが、この人、保守ですかね。

 先生 最近、月刊日本という右系の雑誌では見たような気がするが、ほかではあまり見なくなったなあ。ついに、左に振り切った週刊金曜日にまで出ていくようになったんだから、もはや「保守言論人」とは呼べないと思うね。

 編集者 反米なんでしょうが、保守ではないのでしょうね。
 先生 なんてことを編集者は言っているけど。昔、産経新聞にあった「斜断機」という連載コラムで、彼が執筆者の一人だったこと、知ってるか?

 編集者 え?そうでしたっけ。
 教授 (笑)まあ、彼も昔はそれほど偏っていなかったのですが、いつの頃か、ひねくれ始めたようですよ。
 先生 皇室の政治利用は、池上彰が朝日新聞紙面でやっていたが、自著でもやっていた。『超訳 日本国憲法』では、「天皇陛下のお言葉は、安倍政権に対するやんわりとした牽制のようにも聞こえます」と書いている。池上は「ようにも」「聞こえます」とか言葉をぼかしているが、やっていることは皇室の政治利用と改憲批判。そもそも憲法は日本語で書かれているんだから「超訳」はおかしいだろ。

 女史 日本国憲法はニーチェじゃないんだから。(笑)
 教授 まあ、一応、反対意見に配慮していますし、週刊金曜日はもちろん、朝日新聞よりもまともじゃないですか。

 先生 ちなみに、同時期に出た新書で池田信夫の『戦後リベラルの終焉』は、なぜ左翼が社会を変えられなかったのか分かり易く書いていて、なかなか面白かった。白井聡の『永続敗戦論』をめった斬り。小熊英二や孫崎享と、最近の有名どころを批判している。ただ、いろんなところに、戦後左翼の大政治学者、丸山真男が出てくるから、本人も影響を受けているんだろうな。世代を感じるね。

 教授 ま、現在の左派も、世の中をよく変革するために何かやっているというより、安倍政権の邪魔をすることに一生懸命だという点では、あまり変わっていないのかもしれませんね。
 女史 ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎も安倍首相批判に一生懸命だよ。東京新聞やネットのスポーツ報知のサイトに出てたけど、憲法の日のイベントでは、「安倍」って呼び捨てだったんだって。
 編集者 かなり興奮していますね。(笑)

文藝春秋が間違えた名言
 先生 文藝春秋6月号の看板鼎談「戦後七十年を動かした『政治家の名言』」で、御厨貴が吉田茂を挙げて「防衛大の第一回卒業式で述べた、『君たちが日陰者である時の方が、国民や日本は幸せなのだ』という言葉は先駆的でした。言語矛盾している『戦力なき軍隊』の存在をうまく言い表していますし、日本の戦後を規定した真意が出ているように感じます」と発言していたが、あれは間違い。
この発言は防衛大の卒業式ではなくて、卒業アルバム編集長に言った言葉。雑誌歴史通の平成23年6月号に、当時のアルバム編集長が書いているから、読んでみろよ。文藝春秋は、そんなことも知らなかったのか。

 教授 しかも、あの言葉は、外国からの攻撃や災害派遣があれば、自衛隊が活躍しなければならないから、自衛隊に活躍の場がない方が国民や日本は幸せなのだという意味。あらゆる国の軍隊に言えることで、「戦力なき軍隊」の存在を言い表した言葉ではないのです。文藝春秋の校閲は、ちゃんとチェックしているんでしょか。月刊誌では、世界6月号の村山富市元首相と河野洋平元内閣官房長官の対談がひどかったですね。

 女史 村山談話と河野談話を出した張本人達の対談。まさに反日対談じゃん。
 先生 村山は旧社会党なんだから、左翼的ことを言うのが仕事だが、河野は元自民党総裁だぞ。とんでもない人だ。

 女史 河野さんは「広島の原爆慰霊碑に『過ちは繰り返しませぬから』とあります…私は、日本政府の過ちによって引き起こされた戦争全体を指していると考えます」って発言してる。民間人を大量に殺した原爆を投下したのは米国なのに、悪いのは日本政府だと言っているようなもの。とにかく悪いのは日本ってことかな。

 教授 河野談話が印象を広めた日本政府の慰安婦強制連行には証拠がないのは、朝日新聞ですら認めたのに、「敗戦直後に大量の公文書が焼却され隠滅されたのは周知の事実ですし、そもそも命令として公文書に残すような性質のものではない」と弁解しています。要は証拠がなくてもいいんだと強弁しているのです。国際情勢を無視して「いま日本を侵略しようという意図を持っている国があるでしょうか」と言い張っているし。中国の代弁者のようです。

 先生 安保法制については、基本的間違いがたくさん。
 女史 過激な左翼雑誌、週刊金曜日に煽られて、世界も激しく書こうとして、ついついチェックが甘くなっているんじゃない。
有吉とマツコが批判した傲慢

 先生 4月13日に放送されたBSフジのプライムニュースは面白かった。いつも安倍首相を「アホノミクス」と誹謗し、毎年、日本経済悪化の予言をハズしてばかりいる同志社大学教授、浜矩子に、温厚な内閣参与の浜田宏一が「オオカミ少年ならぬオオカミレディ」とかみついた。

 女史 (笑)浜さんは共著で、2014年も、「戦後最大級の経済危機がやって来る!」って本をだしてた。
 先生 でも、キャスターの反町理が「個人をやるところではないので」と止めに入った。明らかに浜の肩を持っているんだよな。テーマは「徹底対論アベノミクス」だぜ、討論させればいいじゃないか。反町もそうだが、フジテレビのインターネットの報道チャンネルホウドウキョク24の「あしたのコンパス」という番組でも、コメンテーターは結構、左派が多いぜ。津田大介、古市憲寿、三浦瑠麗と。

 教授 ネットが若者中心と見て、テレビ慣れした若手を集めたのかもしれませんが、在京キー局の良心として、フジテレビらしい公正さも取り戻してほしいです。

 先生 報道を離れると、フジ系のドラマ「戦う!書店ガール」は、本への愛が感じられるし、いいんだけどなあ。このドラマ、東京・池袋の名書店「ジュンク堂」がモデルなんだよ、多分。ま、関西テレビの制作著作だけどね。
 そういえば、テレビ朝日系で放送しているバラエティ番組「マツコ&有吉の怒り新党」で売れっ子のお笑い芸人、有吉弘行が「テレビ局のエレベーターでだいたい大きな声で話しているのは、報道とかの人」と話していたが、なかなか興味深かった。マツコ・デラックスも「報道は偉そう。見下したみたいな顔してくるのよ」と言っていた。新聞記者もそうだが、「俺たち、政治家と知り合いだから」みたいな勘違いというか、傲慢さがあるんじゃないか。偉いのは君たちじゃないからな。

 女史 NHKのクローズアップ現代のやらせ疑惑は、4月28日に調査委員会が「やらせによる捏造はなかった」「過剰な演出」だったと言って幕引きしたけど、あれは傲慢さの現れ?
 先生 「やらせ」をどう解釈するかによって、受け取り方も違うけど、俺はもう受信料は支払いたくないね。最近、NHKが映らないようにする機械ができたらしいから、取り付けようかな。

 女史 その機械をつけても、NHKを受信できるテレビ機能があれば、受信料払わなければいけないよ。NHKは、支払う必要があると言っているみたいよ。
 先生 それもNHKの勝手な放送法解釈だろ。(笑)
報道ステーション流「節電」

 女史 ゴールデンウィーク中の5月1日、報道ステーションに、朝日新聞の稲垣えみ子編集委員が出演していたけど、脱原発を考えて、冷蔵庫を使わない生活を語ったのが話題を呼んでいたよ。「節電の女王」って呼ばれていて、古舘伊知郎さんも感動したんだって。
 編集者 彼女は原発事故をきっかけに、家電製品を次々、手放したのに、誤ってオール電化の住宅に引っ越したそうです。
 教授 (笑)。

 女史 冷蔵庫だけじゃなくて、テレビも捨てて報道ステーションを見るのもやめればいいのにね。あの番組、煌々とライトアップされた高野山から中継しながら、節電を語るんだよ。笑っちゃった。
 教授 5月の連休中に、箱根の大涌谷で噴火の危険が高まっているのに、テレビが「黒たまごが食べたかったのに…」という観光客のコメントばかり報じて騒いでいたのも、どうでしょうか。あれはもっと大きな問題ですよ。

 先生 マスコミは風評被害が心配なんて安易に言っていたが、噴火の警戒レベルが高まったのは事実。「福島に行ったら鼻血が出た」と、科学的根拠がないことを描いた漫画美味しんぼとは違う。
 編集者 「黒たまご」「風評被害」という言葉を振り回すのではなくて、どういう影響を受けているのか、具体的に詳しく報じることが大切ということでしょうか。

 女史 ま、分かり易い報道にしようと思って、そうなっちゃうのは分かるけどさ。ところでGWに、編集者にこの座談会の日程を確認しようと思って電話したら、ちっとも電話でなかったんだけどさ、どうしたの。困るんだけど。
 編集者 すみません。ちょっと女房を連れて、箱根に旅行に行っておりまして。
 教授 箱根?
 編集者 女房が「ぜひ黒たまごを食べたい」というものですから。行ってみたら販売中止で、残念だったなあ。
 教授 …。
(文中一部敬称略)※この記事は月刊正論7月号から転載しました。
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プロフィール

長官官房

Author:長官官房
渡邉 正次郎(わたなべ しょうじろう).
政治ジャーナリスト・作家
レコードヒットチャート編集長を経て、衆議院議員小峰柳多秘書、参議院議員迫水久常秘書となり、多くの政治家の選挙参謀として活躍。現在、政治・社会評論、講演の傍ら、何人もの政治家ブレーンとして『国会質問、演説原稿』等を依頼され、選挙参謀としても活動し、全員当選させている。.
 99年の東京知事選で石原慎太郎を担ぎ出させ、最後に名乗りを挙げさせる。投票日昼に「石原は165万票で当選」とマスコミ取材に応え、組織を持たない石原の票読みを的中させ驚かせた。また、オウム真理教の看板男、上佑史浩が「数百人のジャーナリストとお会いし、唯一人信じられたのは渡邉先生です」と、逮捕の日に身元引受人を依頼したことはメディアに大きく取り上げられた。.
 また、参議院議員迫水久常秘書当時、全国の暴走族を大同団結させ、『関東連合を』設立、初代最高顧問として抗争事件を起させぬよう指導した。この当時の教え子たちは現在、地方議会、大企業、役人として活躍しており、現在も彼らは情報を提供してくれている。もちろん、闇社会にも教え子は多く、彼らは組織の大幹部、親分ではあるが、今も関東連合初代最高顧問として熱い尊敬を受けている。.
.
議員生活約30年の小泉元首相“議員立法”一本もなし!が、一民間人の政治ジャーナリスト・作家の渡邉正次郎が発案、または改正させた法律(順不同).
.
*動物愛護管理法の改正.
《ペット飼育者のペット放置、殺害の多さをレビ報道で知り、『重い刑事罰に』、.
と武山百合子議員に国会で提案させ議員立法で改正を実現。今後はペットを金儲.
けに繁殖させるブリーダーや販売業者の取り締まりもより厳しくなる。<動物愛.
護管理法は明治時代に施行。このときまで一度も改正されず>》 .
.
*団体規制法(国家転覆を図った団体を取り締まる).
《オウムに破防法適用を政府が決定。が、5人の公安審査会で否決(委員に破防.
法絶対反対を組織決定している極左弁護士3名。)され激怒。武山百合子議員か.
ら国会質問作成を依頼されたことをチャンスに、衆議院予算委員会分科会で、.
「国家転覆を狙ったオウム真理教に破壊活動防止法を適用できないならば、それ.
に替わる法律を作るのが国家の義務」と質問。.
松浦功法務大臣が「素晴しい質問で、即議員立法ででも」と答弁。議員立法で成立。同時に「公安審査会の委員に破防法絶対反対の極左弁護士三名はおかしいのではないか」の質問も。以降、弁護士を2名に減》.
.
*NPO法.
《河村たかし現名古屋市長が現役代議士時代に発案法律。が、当時の大蔵官僚が.
“金を集めるのは大蔵省以外許さない”と自民党議員らに逆陳情し、廃案にされ.
る寸前に河村議員から相談され、素晴しい法案なので親しい自民党議員たちを半.
分脅し継続審議に持ち込み、次の国会で成立》.
*個人情報保護法.
《武富士顧問当時、「同業者の消費者金融Pがブラックリスト(返済がない悪質なもの)を闇金融に売り飛ばしているので、取り締まって欲しい」と依頼を受け、河村たかし議員に持ち込む。議員室に大蔵省役人を呼んで『取り締まるように』と指示すると、「取り締まる法律がない」と。ならばと河村議員を法案筆頭提案者で議員立法で成立》

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