国防自衛隊員に誇りを!!
岸防衛相「緊急事態宣言」発令へ自衛隊の医療支援準備 すでに北海道・大阪に看護官ら派遣も…困ったときの「自衛隊頼み」でいいのか
夕刊フジ 2021.1.6
岸信夫防衛相は5日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京都や神奈川、埼玉、千葉3県に近く、「緊急事態宣言」が発令されることを踏まえ、自衛隊に前日、医療支援など必要な措置を講じるよう指示したと明らかにした。「医療崩壊の恐れ」が指摘されるなか、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務める自衛官には感謝するしかないが…。
「自治体からの要請があれば、速やかに部隊を派遣できるよう、万全の態勢を整えていく」
岸氏は5日、防衛省で記者団にこう語った。同日時点で具体的な支援要請はないという。
自衛隊は、看護師資格を持つ自衛官(看護官)を約1000人擁しており、普段は自衛隊中央病院(東京都世田谷区)を含め、全国の自衛隊病院で勤務している。昨年2~3月、集団感染が発生した英国船籍の大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に医官や看護官が派遣され、1人の感染者も出さなかった。
こうした活動が評価され、自衛隊は先月、災害派遣要請を受けて、クラスターが発生した北海道旭川市の病院などへ看護官ら計10人を派遣。医療体制が逼迫していた大阪市内の重症者向け臨時施設へも計7人の看護官らが派遣された。
ただ、憲法への自衛隊明記も進まぬなか、困ったときの「自衛隊頼み」でいいのか。医療界は何をやっているのか。
国防ジャーナリストの小笠原理恵氏は
「自衛隊の派遣自体は公共性が高く評価されるべきだが、本来の役割は『国防』であるはずだ。自治体側が(医師会など)他の選択肢も検討した結果、仕方なく派遣要請したのかという経緯も見えてこない。政府は昨年9月、新型コロナ対策として医療供給体制の確保などの費用を1兆円以上の支出を決めた。こうした予算を用いて、看護師を感染症対策に対応できるよう育てるなど、医療機関で努力できる部分は尽くされていたのか疑問が残る」と語っている。
㊟私も大変疑問に思っている。自衛隊は国防に命を盾にすて戦う仕事で隊員たちもその誇りを胸に日夜頑張っているのだ。ところが国民の多くと地方自治体幹部らは災害が起きると、『国防軍』自衛隊を安易に頼り過ぎる。
日本人は甘い。自治体の首長よ、自衛隊は災害救助隊じゃないんだ!!勘違いするのも甚だしい。
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