銀座の『熟女クラブ』ナンバーワンというバブルの女王「アッコちゃん」!
アッコちゃんをご存じだろうか。林真理子氏の小説「アッコちゃんの時代」(新潮文庫)のモデルである。バブル期にその美貌で地上げの帝王を虜にし、贅の限りを尽くし、その後、音楽プロデューサーと結婚・・・。45歳のアッコちゃんは今、銀座の熟女クラブにいる、入店半年で瞬く間にナンバーワン。さすがバルブの女王である。
アッコちゃんの源氏名は美鈴。東京・銀座の熟女クラブでホステスとして働き始めたのは、2012年6月である。客も同僚ホステスも彼女がバブルの女王だったことは知らない。
「お店には30代から40代までのホステスが40人ほどいますが、美鈴さんがナンバーワンです。客あしらいがうまいとか、そんなレベルではなくで、席に着くだけで座がパッと明るくなる。よく笑うし、お客様を心地よい気分にしてくれる」
とはホステス仲間。
「お客さまが、”天女みたい“という表現を使いましたが、人を魅了することに関しては、天性のものがありますね」
アッコちゃんが地上げの帝王、最上興産の早坂太吉会長(故人)の愛人になったのは、20歳の時だった。
「もともと彼女は、早坂会長の愛人だった銀座のクラブママの娘の大学の後輩でしたが、会長の方が夢中になってしまった」
とは女性誌記者。
地上げの帝王と女性大生のカップルを週刊誌は書き立てた。しかし、バブル崩壊とともに、早坂会長は凋落。93年に最上興産は約1000億円の負債を抱え倒産。が、アッコちゃんの時代はまだ続いた。
女優・風吹ジュンの夫で六本木のレストランオーナー川添象郎氏が次の相手だった。明治の元勲・後藤象二郎の曾孫で、音楽プロデューサーとしても活躍した人物である。
「アッコちゃんが妊娠したために、川添氏は風吹ジュンと離婚して、彼女と結婚しましたが、数年後に別居。5年ほど前に離婚しました」(同)
スレンダーな体形のまま
その後、アッコちゃんの消息は知れなかったが、実は旅館を経営する内縁の夫との間に2人の子供をもうけていたのである。それがどうしてまた、銀座の熟女クラブで働くようになったのだろうか。
「9年間続いていた3歳年上の内縁の夫と別れ、何としても働かなければならなくなったのです」
こう語るのはアッコちゃんご本人。
2人の子供がいるとは思えないほどの艶やかさ。スレンダーな体形はバブル時代そのまま。
「私は水商売の経験は全くありません。もう45歳ですし、お客様を呼べるわけがありません。ないない尽くしでしたが、あるママが”熟女クラブ“があると教えてくれたのです。”熟女“というネーミングはとても抵抗がありましたが、面接を受け、お店を拝見するとインテリアもシックで落ち着いた雰囲気でした。とにかく私は一歩でも前に進むことが大切だと働く覚悟を決めました」
それがあれよあれよという間にナンバーワンになったが、そのアッコちゃんは今、バブル時代のことをどう思っているのだろうか。
「もしタイムマシンがあるなら15歳ぐらいまで戻りたいです。できれば今の大人の能力を持ってね。そうすれば、あの2人とはああいうことにはならなかったでしょう。あの2人?大変な女好きで実にマメなところは共通していますね」
こう言って笑うアッコちゃんだが、12年で熟女クラブは辞め、13年からは昼の仕事に就くのだという。バブル遥かなり。(週刊新潮より)
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