NHK、「大阪は食い倒れの街」は間違い!!
NHKシブ5時さん
12月5日のシブ5時の“大阪食い倒れ”は間違いなんです(あなた方が間違ったのではなく)。
正しくは、
「丁稚小僧の食い倒れ」
「丁稚の食い倒れ」
です。
昔、田舎の貧しい農家の子供たちが“口減らし”で、大阪船場の問屋街へ“丁稚小僧”として身売り同然で家から出されました。もちろん、給料などありません。食べさせて、寝かせて貰えることが条件です。
みんな10~11,2歳です。食べたい盛りです。ところが銭に厳しい大阪商人たちは、少年たちに腹いっぱいの食事を与えず、少年たちはいつもお腹を空かせていました。
そして、一年に一度、お盆休みと小遣い銭が貰えます。少年たちはその小遣い銭を握りしめ、配達に回っている道頓堀やその周辺の食堂に走りました。
そして毎日、涎を垂らして見ていたウインドケースにあるモノを、これもあれもと頼んでただひたすらお腹に詰め込んだのです。
ところがいきなりの大食いで、店を出たらまともに歩けなくなり、あちこちにゴロンゴロンとを寝たり、転がっていたのです。これが毎年お盆の一種の名物になったのです。
それを見た心無い大人たちが、
「丁稚小僧の食い倒れ・・・丁稚の食い倒れ」
と呼び、バカにしたのです。
これがどこかで間違え、「大阪は食いものにカネを使う食い倒れ」になったのです。
大阪名物は、昔も今も、「たこ焼きとお好み焼き」ですよ。金など掛かりません。食い倒れとは縁遠い食べ物です。
これは皆さん、共有してくださいね。訂正はされない方がイイです。事実を強調されると大阪人が不快に思うでしょうから。
ジャーナリスト・作家
渡邉正次郎(元参議院議員迫水久常秘書)
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