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2021-04

生れた場所で一生が決まる!!


生れた場所で一生が決まる!!
データでわかる教育の地域格差 生まれた場所で一生が決まる悲劇
ポストセブン

 教育とは「だれしもに等しくチャンスがあるもの」であるべきだ。しかし、文科相は、つい口が滑って本音を言ってしまった。「身の丈に合わせてがんばって」。大臣の無知と軽薄さはさておき、奇しくもこの言葉は、日本の教育の根源的な問題を表している。私たちは今こそ、その問題を真正面から見つめるべきだ。

「裕福な家庭の子が回数を受けて、ウオーミングアップできるみたいなことがもしかしたらあるのかもしれないけど、『身の丈』に合わせて、勝負してがんばってもらえば」

 萩生田光一文科相が10月24日、来年度から始まる大学入学共通テストで導入予定だった英語の民間試験についてそう発言し、思わぬ大騒動が起きた。

 英語の民間試験は2回まで受けられるが、受験料が高額で試験会場も都市部に集中するため「親の経済状況によってチャンスに差がついてしまう」「地方の受験者に不利」といった指摘がされてきた。

 ところが、萩生田氏は、それは分相応でしかたがないことだと切り捨て、「教育格差」を是認するかのような態度を取った。つい本音が出てしまったのだろうが、一気に社会問題化することになった。

 来年受験を控える高校2年生の娘がいる東北在住の母親(45才)は怒りに震える。

「ウチの地域からだと、2回受験すれば、検定料や交通費などで5万円ぐらいかかるんです。娘の一生がかかっているので希望通りにしてあげたいですが、田舎者や貧乏人は高望みするなということなんですか? そんな考えで大学受験のルールが決められているなんて、愕然としました」

 萩生田氏は28日に謝罪、翌29日には発言を撤回して沈静化を図ったが、それでも批判は一向に収まらない。時を前後して、2人の大臣が辞任し、安倍政権が追い詰められる中、ついに11月1日、英語民間試験の見送りが発表されたのだ。

 準備を進めてきた大学当局や受験生を大いに翻弄して、萩生田氏本人は騒動に区切りをつけたつもりなのかもしれないが、それはまったくの見当違いだ。「身の丈」発言が抱える根本的な問題は、英語の試験を見送っただけでごまかせるような簡単な話ではない。

『教育格差──階層・地域・学歴』(ちくま新書)の著者で、教育社会学者の早稲田大学准教授・松岡亮二さんが話す。

「萩生田氏の発言は、図らずも日本の現況を的確に表しています。不利な状況にある家庭と地域に育った多くの子供たちが、自らの『身の丈』に合った生き方を選択することになる『教育格差社会』であるということが、改めて浮き彫りにされました」

◆地方で育つ女性が取り残されている

 どんなに本人が努力しようにも、結局は自分が生まれた「地域」や「家庭」によって人生は大きく左右されてしまう。そういわれてしまうと身もフタもない残酷な話だが、最新の研究データはそうした傾向を如実に示している。

 社会学者などのグループによって行われた最新の大規模社会調査(SSM調査、2015年)によると、地方よりも、都市部に高学歴者が多いことがわかった。すなわち、三大都市圏(東京、愛知、大阪周辺)とそれ以外の地域(非三大都市圏)の大卒以上の人の割合を比べると、20代から70代の全世代で、三大都市圏の方が多かった。

 その中でも特に注目されるのが、20~30代では都市部と地方の格差が拡大する傾向にあり、特に「女性」にそれが顕著であることだ。SSM調査にも携わった松岡さんが分析する。

「たとえば、短大卒以上の40代女性の割合は、三大都市圏では45%、非三大都市圏で39%と、その差は6%でした。ところが、30代女性では8%に、20代女性だと26%になります。つまり、20年前に比べると、都市部では女性の進学率が高まり、男女格差が急速に縮小した一方で、地方で育つ女性が取り残されていることになります」

 冒頭の主婦も地域格差を痛感している1人だ。

「実家から通える大学は数えるほどしかなく、娘が希望する学部は地元にはありません。となれば、都市部に出ていくしかない。もし東京で暮らすなら、学費を含めないでも、ざっと月に12万~13万円は必要で、下の妹と弟の学費もかかるウチにはそんな余裕はない。
まだ10代の娘に“東京でバイトして稼いで”と言えますか? やんわりと、“実家から通える範囲にしたら?”と伝えていたら、娘も家のことを心配してくれるのか、“あの学部は諦める”と志望を変えて…。娘には申し訳ないのですが、どうしようもありません」

『アンダークラス──新たな下層階級の出現』(ちくま新書)の著者で早稲田大学人間科学学術院教授の橋本健二さんが話す。

「そもそも都市部と地方では、教育の機会が平等ではありません。家庭の所得水準も違いますし、大学の数や定員もまったく違います。就職も同様です。都市部の大学に行ったら、そのまま都市部で就職活動できますが、地方の大学を卒業しても地元に企業が少なく、都市部で就職しようと思っても、就職活動のたびに都会に出る必要があるため、時間とお金がかかる分、ハードルは上がります」


 松岡さんは「教育に対する意欲も異なる」と指摘する。

「都市部では大学に行くのが当たり前という感覚ですが、地方では必ずしもそうではありません。その土地ごとに基準となる“普通”が異なるわけです。周囲の大人の大卒割合が少ないと、自分自身が大学に行こうという意欲につながりにくいこともあります」

 そうして自分で選択肢や可能性を狭め、「身の丈」に閉じこもってしまう傾向があるのだ。『上級国民/下級国民』(小学館新書)の著者で作家の橘玲さんも指摘する。

「都市部にはお金持ちが集まりやすい。新潟県出身で、今でいう中卒なのに総理大臣にまで上り詰めた田中角栄さんも、娘の眞紀子さんには東京・目白の御殿に住まわせて早稲田大学を卒業させたように、地方の貧乏な家に生まれても、優秀な地方出身者はどんどん都市部に出てきて、一代で成り上がってしまう。高等教育の普及で日本よりも先行したアメリカでは、公教育で地方の“隠れた天才”が生まれにくい状況になっているといわれています」
※女性セブン2019年12月5・12日号


㊟困った問題です。この格差をなくすのが国会議員どもの仕事なんだが。。。四つ本汚わいに多い部落出身や元大阪の知事も部落出だ。
あ。米軍基地のある大都市、横須賀で北蛆を祖父に生まれ育って、偏差値ゼロの「関東学院」を裏入と囁かれる寸足らず環境大臣もいたか。嗤っちゃうな。
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プロフィール

長官官房

Author:長官官房
渡邉 正次郎(わたなべ しょうじろう).
政治ジャーナリスト・作家
レコードヒットチャート編集長を経て、衆議院議員小峰柳多秘書、参議院議員迫水久常秘書となり、多くの政治家の選挙参謀として活躍。現在、政治・社会評論、講演の傍ら、何人もの政治家ブレーンとして『国会質問、演説原稿』等を依頼され、選挙参謀としても活動し、全員当選させている。.
 99年の東京知事選で石原慎太郎を担ぎ出させ、最後に名乗りを挙げさせる。投票日昼に「石原は165万票で当選」とマスコミ取材に応え、組織を持たない石原の票読みを的中させ驚かせた。また、オウム真理教の看板男、上佑史浩が「数百人のジャーナリストとお会いし、唯一人信じられたのは渡邉先生です」と、逮捕の日に身元引受人を依頼したことはメディアに大きく取り上げられた。.
 また、参議院議員迫水久常秘書当時、全国の暴走族を大同団結させ、『関東連合を』設立、初代最高顧問として抗争事件を起させぬよう指導した。この当時の教え子たちは現在、地方議会、大企業、役人として活躍しており、現在も彼らは情報を提供してくれている。もちろん、闇社会にも教え子は多く、彼らは組織の大幹部、親分ではあるが、今も関東連合初代最高顧問として熱い尊敬を受けている。.
.
議員生活約30年の小泉元首相“議員立法”一本もなし!が、一民間人の政治ジャーナリスト・作家の渡邉正次郎が発案、または改正させた法律(順不同).
.
*動物愛護管理法の改正.
《ペット飼育者のペット放置、殺害の多さをレビ報道で知り、『重い刑事罰に』、.
と武山百合子議員に国会で提案させ議員立法で改正を実現。今後はペットを金儲.
けに繁殖させるブリーダーや販売業者の取り締まりもより厳しくなる。<動物愛.
護管理法は明治時代に施行。このときまで一度も改正されず>》 .
.
*団体規制法(国家転覆を図った団体を取り締まる).
《オウムに破防法適用を政府が決定。が、5人の公安審査会で否決(委員に破防.
法絶対反対を組織決定している極左弁護士3名。)され激怒。武山百合子議員か.
ら国会質問作成を依頼されたことをチャンスに、衆議院予算委員会分科会で、.
「国家転覆を狙ったオウム真理教に破壊活動防止法を適用できないならば、それ.
に替わる法律を作るのが国家の義務」と質問。.
松浦功法務大臣が「素晴しい質問で、即議員立法ででも」と答弁。議員立法で成立。同時に「公安審査会の委員に破防法絶対反対の極左弁護士三名はおかしいのではないか」の質問も。以降、弁護士を2名に減》.
.
*NPO法.
《河村たかし現名古屋市長が現役代議士時代に発案法律。が、当時の大蔵官僚が.
“金を集めるのは大蔵省以外許さない”と自民党議員らに逆陳情し、廃案にされ.
る寸前に河村議員から相談され、素晴しい法案なので親しい自民党議員たちを半.
分脅し継続審議に持ち込み、次の国会で成立》.
*個人情報保護法.
《武富士顧問当時、「同業者の消費者金融Pがブラックリスト(返済がない悪質なもの)を闇金融に売り飛ばしているので、取り締まって欲しい」と依頼を受け、河村たかし議員に持ち込む。議員室に大蔵省役人を呼んで『取り締まるように』と指示すると、「取り締まる法律がない」と。ならばと河村議員を法案筆頭提案者で議員立法で成立》

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