怖いね。正次郎は自分を護るのに
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顔写真の“瞳に映った景色”から自宅を特定……SNS専門家が教える「こんな投稿が実は危ない!」3つのポイント
文春オンライン11/2(土) 6:00配信
「顔写真の瞳に映っている景色から、女性アイドルの自宅住所を特定した――」
まるで映画のシナリオではないかと思うほどに恐ろしく、身の毛がよだつような事件が、現実に起きてしまった。
SNSにアップされた顔写真から最寄りの駅を特定
報道によると、9月に逮捕された26歳の男は、アイドル活動をしている女性がSNSにアップロードしていた顔写真の「瞳に映った景色」から最寄りの駅を特定。女性をその駅で待ち伏せ、後をつけて自宅マンションを特定した。そして帰宅したところを狙い、後ろから顔にタオルを押し当てて引き倒し、女性の体を触るなどして全治1週間のけがを負わせたという。
スマートフォンを中心としたモバイル端末は近年で急速に普及し、現在その保有率は80%を越えた。そしてSNSは、もはや現代社会において欠かせないコミュニケーションツールとなり、電気、ガス、水道にも匹敵するインフラになったと言っても過言では無い。
しかしながら、便利さの裏には多様なリスクも存在している。なかでも今回は上記事件で起きた、個人の行動範囲や動線、そして住所の特定などに繋がる「モザイクアプローチ」についてお伝えしたい。
個人情報を特定する「モザイクアプローチ」とは
「瞳に映った景色から」という部分にフォーカスすると、これは大変ショッキングな事件ではあるが、それは被告が得た情報の一部でしかなかったはずだ。現実的に考えれば、「瞳の中の情報」だけで駅名や自宅の住所まで特定することは難しい。
そう考えると、被害女性の熱狂的なファンだった被告は、瞳に映った景色のみならず、SNSで発信された投稿などから複数の断片的な情報を抽出し、それを元に女性の行動範囲を特定していた、ということになる。
実際、動画に映っていたカーテンの位置や、自然光の入り方といった室内の様子をもとに、被告は女性が住んでいる部屋の位置まで突き止めていた、という報道もあった。
このように、様々な情報を組み合わせることにより、個人情報を特定していく手法を「モザイクアプローチ」という。それひとつでは特定に到らなくても、複数の情報を組み合わせることで、個人のプライベートを覗き見ることが可能になるのだ。
今回の事件の被害女性はアイドル活動をしていたというから、ファンとのコミュニケーションなどにSNSを活用していたのだろう。それを逆手にとり、モザイクアプローチに利用した被告の行動は本当に卑劣だ。
では、どのようにして個人情報が特定されてしまうのか、どのような写真や動画の投稿が危険なのか、について述べていこう。
(1)「レシートやマンホール」の写りこみには要注意
ここ最近のスマートフォン、タブレットのカメラ性能は極めて優れている。超高解像度で撮影され、何気ない写真や動画でも、ズームしてみると写ってほしくないものがクッキリと見えてしまうケースが少なくない。
送り状が貼られたままのダンボール、年賀はがきなどの郵送物などには自宅の住所が記載されている恐れがある。買い物をした際のレシートも、そこに店舗の住所が載っていれば、居住エリアを推測する手がかりになってしまう。また、部屋の間取りや窓に写った景色も、今回の事件で住所特定の要素となったように、危険を含んでいる。
さらに、「思わぬもの」が決定的な特定要素になるケースも多い。例えばマンホールや電柱、お店の看板などである。これらは、撮影時にはあまり意識が向きにくいものだ。
しかし、マンホールには固有番号や自治体名が記載されていたり、その地を表すデザインになっているものもあり、場所の特定要素に満ちている。
また、電柱には直接その場の住所が記載されているものが多いし、お店の看板が写っていれば店名をGoogleやYahoo!で検索するだけで容易に撮影場所を特定できてしまう。
あなたも子供の運動会や、地域のお祭りの写真などを安易に投稿していないだろうか? 写真や動画は情報量が多い。投稿前に必ず確認を行い、アップロードすべきか否かの判断をしよう。
(2)「○○線、また遅延してる!」との書き込みも危ない!
写真のみならずテキスト情報にも注意が必要だ。地名、店名、駅名など場所を特定できるキーワードはもちろんのこと、それ以外にもあなたの個人情報を特定できる要素は多数存在する。
例えば、「○○線、また遅延してる!」という投稿を見れば、通勤や通学などでどの電車を利用しているのか容易に想像できる。
「今日、近所に○○がオープンしました! 超便利!」などと、仮にコンビニ等の開店を知らせる投稿があれば、あなたの居住エリアをかなり詳細に絞り込むことが可能だ。
また、「今日から○○に旅行に行ってきます!」といった投稿は、自宅が留守になることを宣言しているようなもの。空き巣に狙われる危険がある。
SNSアカウントのプロフィール欄でも、必要以上に情報を提供しないよう注意すべきだ。
(3)クローズドな場所への投稿も安心はできない
LINEグループや、非公開にされたFacebookグループ、1対1のチャットなどでの投稿であれば、外部への流出は無い……と考えるのは危険だ。パスワードを破られることもあるし、ハッキングの可能性もある。
また、一部の裏切り者により、内部の情報が流出することも考えられる。リベンジポルノ(別れた腹いせに私的な性的画像を無断で公開する行為)のようなことが起きる可能性も排せない。
クローズドな場所にも危険は潜んでいるのだ。
リスクをゼロにするのは不可能に近い
SNSに起因した事件・事故が起きる度に、SNSそのものを悪だと言うような意見をよく見かけるが、私はそれに違和感を覚えている。
今回のようなストーカー事件はSNSが生まれる前から存在しており、SNSは悪用されただけ。SNSそのものに善悪は存在せず、それを悪用する人間が悪なのだ。
便利なものには必ずリスクが伴う。それはSNSも同様だ。都度投稿が積み重なるSNSは、情報収集の格好の場。結論から述べると、SNSで発信を行う以上、モザイクアプローチによるリスクをゼロにするのは不可能に近い。
ただ、自分なりの基準を定め、投稿の前にその基準と照らし合わせて判断することで、大きな割合でリスクを軽減することはできるだろう。リスクとメリットのバランスを自ら考え、自らの判断でコントロールするしかないのだ。
多くの人がコミュニケーションツールとして利用するSNS。自分だけが触れず生きていくのも、なかなか難しい時代でもある。
自分で判断した基準に従い、リスクとメリットのバランスを上手にコントロールして付き合っていこう。
落合 正和
㊟私が大蔵(財務)省の連中を河村たかし議員の部屋に呼びつけ、怒鳴り上げて「個人情報保護法」を立法させたのだが、、、ネット社会になってまるで役に立たなくなっている。
特にゴキ醜キンピラ国は日本人の個人情報を悉く調べ上げている。訪中する日本人の携帯、スマホは筒抜け。。泊まるホテルはすべて盗聴さて、盗撮されています。ゴキ売春婦など買ったら即見込まれます。
訪中しない日本人の情報は“ソフトバンクの携帯、スマホは、あの「ファーウエイ」通じ、また、PCの「デル」(サポーターは大連にあり、数千匹のゴキブリがすべての記録を収奪しているのです)。
テーマ:とっておきの情報いろいろ - ジャンル:ニュース
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