大スクープ「武漢疫病隠滅文書」
中国「コロナ隠蔽文書」入手! サンプルの回収・隠滅指示…当初は「武漢肺炎」と呼称していたことも 月刊「正論」がスクープ
夕刊フジ 2020.12.27
26日発売の月刊誌「正論」(2021年2月号)が、衝撃的なスクープを放っている。中国湖北省武漢市で発生し、世界的大流行(パンデミック)を引き起こしている新型コロナウイルスについて、中国当局が今年1月、武漢での大流行を隠蔽するよう指示したとする文書を入手し、掲載しているのだ。
新型コロナは世界中で7900万人以上が感染し、170万人以上の死者が出ている。習近平国家主席率いる中国共産党政権の許しがたき「隠蔽体質」の証拠となりそうだ。
◇
「重大突発伝染病防疫制御工作における生物サンプル資源及び関連する科学研究活動の管理工作の強化に関する通知」
「正論」が入手した文書には、このような題名(編集部訳)が付けられていた。日本の厚労省にあたる「国家衛生健康委員会」が今年1月3日、伝染病の防疫とコントロールを強化するためとして、各省や自治区、直轄市などの関係機関に出したとされるものだ。
マイク・ポンペオ米国務長官は5月6日の記者会見で、
「(本当の感染者である)0号患者や感染が始まった場所の詳細は、中国共産党だけが知っている。中国は必要な情報の共有を拒否している」「武漢での大流行を隠蔽した」などといい、「通知」の存在を指摘していたという。
まず、「重大突発伝染病」とあるように、中国当局は当初から、未知のウイルスの深刻さを理解していたとみられる。関係機関には、各地の「人人感染病原微生物高等級生物安全実験室」が含まれており、ウイルスの「ヒト・ヒト感染」を把握していたともいえる。
「通知」では、病例生物サンプル資源(=病人の血液、血清、痰(たん)、死亡患者の死体組織、臓器など)の採集、運輸、使用及び科学研究活動の管理工作についてとして、10項目の要求(指示)をしている。
この中で、「正論」編集部は、以下の6番目に注目している。
「この通知が発出される以前に、既に関連する医療衛生機構で関連する症例の生物サンプルを取得している機構及び個人は、そのサンプルを直ちに隠滅、或(ある)いは国家が指定する機構に送って保存保管し、関連する実験活動や実験結果を適切に保存する」
編集部は「隠滅」と訳した理由として、「実態は、存在していた事物を跡形なく消してしまうことを示唆する色彩が濃い」と説明している。
中国政府は、ウイルスの起源を武漢とする説に否定的姿勢を示し続けている。外務省の趙立堅報道官は3月、「米軍が武漢に感染症を持ち込んだのかもしれない」とツイッターで発信した。当局は最近、輸入冷凍食品に付着したウイルスが武漢に入ったとの説を強調している。
「通知」の3番目には、「最近の武漢肺炎の病例サンプルについては…」とあり、中国当局が当初、「武漢肺炎」と呼んでいたことが分かる。
新型コロナの起源解明については、世界保健機関(WHO)の国際調査団が来年1月にも中国入りする見通しと報じられている。ただ、WHOを率いるのは「中国ベッタリ」と揶揄(やゆ)されるテドロス・アダノム事務局長である。
今回の「通知」の一部を今年2月、中国語や英語でいち早く配信したのが中国のニュースサイト「財新ネット」だった。「正論」編集部は今回、中国共産党の重鎮が、同社社長を叱責したという文書も入手・公開している。
「正論」のスクープ文書をどう評価すべきか。
中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は
「極めて重要な文書だ。これまでも、『中国当局がウイルス情報を隠蔽した』という記事が報じられたが、今回の指示文書の入手・報道で、共産党の隠蔽体質、無責任体質が改めて確認された。世界各国へのインパクトも大きい。だが、中国は『何もなかった』とウソをつき続けるのではないか」と語っている。
㊟これは世紀のスクープと褒めるべき。世界の国々の政府もこれを手に、醜キンピラ以下中国共産党幹部どもの言い訳する口を閉じさせ、謝罪と補償をさせるべき。
私は27日に「正論」を購入した。関係者に記事コピーを送り、永久保存する。
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松本光弘警察庁長官殿
松本光弘警察庁長官殿
斎藤 実警視総監殿
ジャーナリスト・作家
渡邉正次郎(元参議院議員 迫水久常秘書)
これは素晴らしい!
日本に住むベトナム人らに犯罪抑止呼びかけ
NNN24
2020/12/27 15:57
今年、ベトナム人による薬物の密輸などの犯罪が増加したことから、警視庁は日本に住むベトナム人に犯罪に巻き込まれないよう注意を呼びかけました。
警視庁組・織犯罪対策第五課・林二郎課長
「みなさんの周りのいろんな知り合いに伝えてください。1つはベトナムから送られてくる小包に十分注意してください。中に薬が入っている場合があります」
警視庁は、27日午前、埼玉県で開かれた日本に住むベトナム人らが参加するサッカー大会で、選手や大会関係者らおよそ1000人に向けて、犯罪に巻き込まれないよう注意を呼びかけました。
今年は、ベトナム人による違法薬物の密輸事件や違法薬物の過剰使用で死亡するケースが増えたことなどから、行われたもので、改めて、日本の交通マナーなどがベトナム語で書かれたチラシも配られました。
日本ベトナム文化スポーツ交流協会、ドー・クアン・バー理事長
「日本の警察の方が来ていただて、そういう注意事項も話していだければ、とても大事なきっかけ大事なチャンスだと思います」
警視庁は、日本に住む外国人が住みづらさを感じない社会にしていきたいとしています。
㊟素晴らしい!!組織犯罪対策第五課の林 二郎課長の訴え方も大変良かった。林課長の言葉にベトナム人を思い遣る愛情が滲み出ていた。
私が全国の暴走族をまとめ「関東連合」を結成し、最高顧問に。第一回目の集会を駒沢公園で、警視庁交通執行課長と10人近い警部の並ぶ前で、数千人の暴走少年、少女たちに訴えた日、、、を思わず思い出した。私はこの時、彼らを救うため、心いっぱいに訴えたのです。
その翌日、警視庁、某警部から、
「ワタナベ先生、鶴の一声を初めて見ました」
と感動の電話をいただいたのを忘れません。(ただ、当日、マイクが必要と考え、自民党のライトバン街宣車を持ち出し、看板に模造紙を貼り付けたのですが、その夜は生憎の雨で、駒沢公園に着いたとき模造紙の半分が剥がれ『自由…』の文字が、、、それで司会をやったブラックエンペラーの頭が、「ただいま自由民主…」とやってしまい、、、。
で、後日、自民党副総裁(総裁・総理は田名角栄氏)の椎名悦三郎議員に呼びつけられ「暴走族なんか面倒見やがって、来年、参院選挙だ。バカ野郎!」と叱り飛ばされました。そうなんです。私の秘書している迫水久常の改選を知っていてやっていたのです。弁解の余地はありませんでした。そして物書きに転じ、まさか田中真紀子氏の本をすべて私が書く事になるとは、、、真紀子氏とは面識もないのに私以外には書かせないのです。運命は不思議です。
関東連合に戻します。彼等は私が『関東連合』から手を退くまで、暴走を止め、チーム同士の抗争事件もピタッと止めてくれたのです。そして多くの若者は高校を卒業、大学を卆て、真面目な社会人に。
当時のメンバーは大学教授の息子、警察署長の息子、自民党の大物議員の娘までいたんです。何故か警察関係の子は多かった。
私は彼らを信じ、心から訴えました。それは通じるのです。そして、彼らも私の言葉を信じてくれたのです。
また、私は迫水が死去して以降も何人もの政治家の顧問、相談役として国会質問を作成したり、多くの議員、候補の選挙参謀、応援をやり悉く当選させました。引き受けると私は候補、議員に、
「政治家はスピーチが命なんですよ。演説で票を集めるんです。訴える心が伝われば、思想も宗教も越えて票が集まり、余分な金は掛からないのです」
と常に言い続けました。
また、「動物愛護管理法」「NPO法」「団体規制法」「個人情報保護法」は、私が議員を動員し、官僚を説得、時には叱りつけ立法させたのです。これも多くの人は知っています。ですから、国会議員で立法できない連中を「税金泥棒」と。
また話を関東連合に戻します。私が手を退き、まだ暴走族を止めなかった『関東連合』の一部を“半グレ集団”にしたのは、郷ひろみをジャニーズから引き抜き、大手プロに成りあがった木更津の水飲み百姓出で、暴力団密接交際者として有名で、彼らに資金を提供しているバーニングプロの周防侑雄です。
「関東連合」の残党にカネを撒きボディガードにし、彼らに六本木、西麻布にいかがわしいクラブやエロビデオ制作会社などを作らせ、暴れ回らせたのです。バーニング関係には貴社のOBも天下っていますね。これは殴り込みを恐れてのことです。
私はブログ「正次郎のNEWS TODAY」と、「YouTube正次郎の遺言」等で周防侑雄に、
「貴様のやったことは絶対に許さん!!貴様は全責任を取れ。責任の取り方は自分で決めろ!」
と叱り飛ばしたのは有名です。
周防も暴力団の親分(「関東連合」出身が増えています)たちも、私の父は台東区一の資産家のボンで、祖母が起こした浅草の土木建設請負業「大羽組」(常時若い衆が800~1000人居て、当時の「清水組」「熊谷組」などは太刀打ちできなかったそうです。)の2代目であること。
また、ぼんぼん育ちの父は堅気のくせに若い衆に囲まれて浅草を飲み歩き、後に「山口組」3代目になる田岡一雄氏と、浅草「高橋組」初代高橋親分と知り合い、五分兄弟の盃を交わした経歴も知っていて、大変怖がっているからか反論もありません。
現在の東京駅の赤レンガのほとんどは「大羽組」が納入したのだと聞かされています。
話を「関東連合」に戻します。
市川海老蔵くんが「関東連合」の連中に暴力を振るわれた報道に私は激怒。それは海老蔵くんの父、団十郎氏とは福田赳夫元総理の紹介で知り合い付き合いがあったからです。
それでブログで、
「関東連合創設者で最高顧問だった渡邉正次郎だ。海老蔵を怪我させたヤツ、名乗り出ろ。名乗り出ないと許さん!」
と配信。
その翌日、私のブログに、
「海老蔵を汚させたのはスペクターの伊藤リオンです。杉並で日本人の母と黒人男の混血です」
の投稿が。それで翌日、
「海老蔵を汚させた伊藤リオン、自首せよ。匿っている暴力団員も許さん!!」
とブログ配信したのです。その三日後、伊藤リオンは出頭しました。あの当時の「関東連合」の連中には、私は龍神か鬼のような存在だったのです(優しい顔なんですが)。
そして六本木クラブ「フラワー」での勘違いバット殺人事件です。この時も直ぐ犯人の名前の投稿があり、
「自首せよ!」
とブログ配信。ところがこれには、
「彼は自首しないと思います」
の投稿が。案の定、国外逃亡。
これに困り果て、殺人事件まで起こす連中まで出て来たことで責任を感じた私は、当時の安藤隆春長官に、
「「関東連合」を結成した責任があります。「関東連合」と中國残留日本人の子たちの「ドラゴン」とを準暴力団に指定してください」
の切なるメールを送り、実現していただきました。これで二度と「関東連合」を名乗り、暴力を振るう連中が出なくなったのです。
最後に。私は生まれつき霊的直感が異常に強く、今春に「武漢疫病は必ず変異し、人類は修羅地獄に」と配信しました。ジャーナリストでこれを口にし、配信したのは私只一人。。。。予言的中してしまいました。
私が今、最も心配しているのは医療従事者と警察官の皆さんです。もし、皆さんが感染し、姿が減り、活動が見えなくなると、日本は放置国家になってしまいます。難しいですが、皆さん、兎も角、お身体を大切に、、、。
もう一度、林 二郎課長のスピーチは本当に良かったです。
尚、これは12月29日、又は30日のブログ「正次郎のNEWS TODAY」で配信します。私のブログは国会議員連中も読んでいます。
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武漢変異種 中国へブーメラン
中国本土、新規感染は21人 4日連続で確認の北京市は規制強化
2020/12/28 11:28
[上海 28日 ロイター] - 中国保健当局の28日発表によると、本土では27日、新型コロナウイルスの新規感染者が21人報告された。前日の22人から減少した。一方、連日感染者が確認されている首都北京市では、行動規制が強化された。
北京市では27日、4日連続で市中感染が確認された。ホリデーシーズン中に感染が一気に広がる恐れがあるとの懸念が高まっている。
北京市で感染者が集中している順義区では、警戒レベルが引き上げられた。現在、約80万の全住民にウイルス検査を行っている。26日に報告された感染者の全ては既に感染した人の濃厚接触者だった。順義区の2つの村は閉鎖された。
中国では一部都市で感染が拡大している。国営メディア環球時報によると、当局は、来年2月11日から始まる旧正月休暇までに、リスクが高い人5000万人を対象にワクチン接種を行う計画。
北京市当局は、公務員に対して1月1日から休暇まで市内にとどまるよう指示。一般市民にも不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
本土の感染者は累計8万6976人、死者は4634人となっている。
㊟今後、次々と武漢疫病変異種が発生し、中国全土を蝕み、ゴキブリ数億匹死滅は確実。これを天罰と言う。醜キンピラ、わかっかな?こんなこと上野動物園のパンダでも分るぞ。
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安心して観た羽生結弦!!
安心して観た羽生結弦!!
「すべて無駄」どん底だった羽生結弦が達した悟りの境地
朝日新聞社
2020/12/26 23:47
フィギュアスケートの全日本選手権第2日は26日、長野市のビッグハットで行われ、男子フリーはショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)がフリーでも1位となり、合計319・36点で5年ぶり5度目の優勝を決めた。
4分に羽生は思いを詰めた。
冒頭の4回転ループを着氷すると、続く4回転のサルコーとトーループは「長年、一緒にやってくれているジャンプ」と成功。すべての4回転で出来栄え点(GOE)3・6点以上を獲得する演技だった。
新プログラム「天と地と」は上杉謙信がモチーフ。選曲や振り付け、構成はほぼ自分で決めた。指導者の助言を直接受けられず、苦しんだ。この1年は「戦うのに疲れた」と感じ、競技をやめようと考えた時も。10月ごろまでは「やっていることがすべて無駄なのではと思い、どん底に沈んでいた」と言う。
己を鼓舞して参戦した今大会。「天と地の間に俺がいるんだぞ」という意味を込めた出だしから、「悟りの境地に行ければ」と表現するラストまで。戦国武将の生き様を演じきった。
例年、試合を重ねながら調子を上げ、構成を変えていく。今大会で得た感覚と対話しながら、難度を上げる可能性もある。演技後、
「とにかく4回転半(クワッドアクセル)を試合で降りたい。とても険しい壁に向かって、突き進んでいるが、幻想のままにしたくない」。前人未到の大技への再挑戦を宣言した。
羽生にとっては、また孤独と向き合う日々が始まる。ただ、確かめられたことがある。「試合があるからこそ、苦しみを乗り越えることができる。そういったものが、やっぱり好き」(岩佐友)
㊟結弦の試合となるといつもハラハラして観ていたのに、今回は何故か安心して観ていた。これは結弦の放つオーラ―なのか。本当に本当に良かった。
しかも今回は武漢疫病のためにコーチも振り付けもおらずに、全て自分で考えたというから、その方が伸び伸びやれたのかも。凄い精子力と言わざるを得ない。これで世界のフィギュアスケート界の至宝まちがいない。
年末年始、路頭に迷う「地獄」が
年末年始、路頭に迷う「地獄」が見える。困窮者への支援団体が緊急相談窓口を開設【新型コロナ】
ハフポスト日本版
2020/12/23 18:27
11月に入り、新規感染者が再び増加している新型コロナウイルス感染症。経済への影響も続く中で、貧困問題に取り組む支援団体への相談が増えている。
コロナ禍では、支援を受けた経験がない人が追い詰めらている、という。非正規雇用でもギリギリ生活できていた、という人が仕事を失う。「仕事さえあれば...」と思っても、仕事は見つからない。今後の経済も見通せない。
「年末年始は、窓口が閉まる役所も多い。追い詰められた困窮者が勇気を持って相談しようと思った時に相談できる場所がないのは地獄といっていい。あなたのことを気にかけているよ、と伝えたいのです」
NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の理事長・大西連さんは危機感を募らせ、例年は行っていなかった年末年始の緊急支援を行うことを決めた。今、何が起こっているのか。
コロナ関連の解雇・雇い止めは7万7千人超え
新型コロナウイルスの経済への影響は広がっている。帝国データバンクによると「新型コロナウイルス関連倒産」は全国でこれまで800件超え。感染拡大に関連した解雇や雇い止めの人数(見込みを含む)も、厚労省の調査で7万7千人を超えた。
もやいが相談を受けた件数は例年の1.5倍に。土曜日に都庁前で行っている相談会では、9月から11月初めまでは少し減った相談者数が、11月下旬からは再び増加しているという。
「年末年始はもともと、事業所や店が閉まり短期の仕事が減る時期。さらに今年はコロナ禍でギリギリ頑張ってきたものの『年末』という区切りで事業所やお店をたたむ、という事業者の方も増えるかもしれません。より多くの人が困窮する可能性があります」
大西さんはそう分析し、年末年始の支援の重要性を訴える。
支援を受けた経験のない人が、路上に押し出されるコロナ禍
コロナ禍での支援で実感するのは、「支援を受けた経験がない人が多い」ということだという。
非正規ではあるものの、ギリギリ生活できていた、という人が、仕事を失う。
住み込みであれば住まいもなくなり、日雇いで食い繋ぐ。そういった状況でアパートは借りられないのでネットカフェで過ごすようになり、日雇いも見つからないとネットカフェの料金も払えなくなり、路上に押し出されてしまう。
そういう人を何人も見てきた。
本人は「仕事さえあれば働ける、生活保護を考えたこともない」と思っていても、コロナ禍で仕事は見つからず、追い詰められていく。
「そういった人が役所や支援団体に相談するのはとてもハードルが高いと思います。だからこそ、勇気を出して連絡をとった時には対応できるよう、年末年始でも相談できる体制を作っておく必要があるんです」
自殺者数も前年比で5カ月連続増
大西さんが気を揉む背景には、自殺者数の増加も関係している。
警視庁の資料によると、全国の自殺者数は2020年7月以降、5カ月連続で昨年より増加。女性の人数が増えていることも社会に衝撃を与えた。
「貧困は、失業だけでなるわけではありません。頼れる実家や家族がいない、つながりがない、相談できないことが、貧困につながりやすくなってしまうのです」
「年末年始は多くの人が家族と過ごし、孤独を感じやすい時期でもあります。役所の窓口も閉じていることが多い。私たちが活動することで、あなたたちのことをちゃんと気にかけている人はいるよと伝えたいんです」
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年末年始、自治体によって対応分かれる
年末年始は江戸川区など福祉事務所を臨時開庁する自治体もあり、東京都も一時的な宿泊場所を提供、開所して電話相談などを受け付ける日もある。ただ、12月29日から1月3日まで閉まっていたり、対応はするものの大きく広報しなかったりする自治体もあり、対応は別れる。
雇い止めや派遣切りなどで今回のように多くの人が仕事や住まいを失ったリーマンショック当時は、当時は支援団体が「年越し派遣村」を東京・日比谷公園に開設。食事や住まいを求める人であふれ、厚生労働省は省内の講堂を緊急解放した。
しかしコロナ禍では、多くの人を集めるような方法で支援をすることも、講堂のような場所で寝泊りすることも難しい。
大西さんによると、例年多くの支援団体が年末年始に炊き出しやイベントを行ってきたが、感染拡大防止のためにその場で作った食べ物を配れなかったり、イベント自体を見直さざるを得なくなったりと影響が出ているという。
もやいでは、12月29日には事務所で、1月2日には都庁前で相談活動を行い、食べ物や住まいがない人に緊急の食料品や宿泊の支援する。2日は支援団体「新宿ごはんプラス」と共同で食料配布も行う。
12月30、31日と1月3日はオンラインのフォームを活用しての相談活動を予定している。
「公助も受けやすい社会に」
12月1日に、シェルター借り上げ費用や運営費、支援物資の購入などに当てるためのクラウドファンディングを始めると、23日までに500万円以上の支援が寄せられた。
大西さんは「多くの人が制限のある生活を強いられる中で、誰かを支援したいという気持ちは広がっているのかなと感じます」と喜ぶ。
一方で、「生活困窮者の支援は、民間だけでなく公的にもっとやるべきだという意識ももっと広がってほしい。より『公助』も受けやすくなるよう、国などに働きかけていきたいと考えています」。
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クラウドファンディングは1月15日まで。
もやいの緊急相談会は、12月29日に午前11時~午後6時にもやい事務所(新宿区山吹町362番地)で、1月2日は午後2時~3時に新宿都庁前で行われる。
㊟既に私が「年末年始は地獄絵図」と配信したが、その通りになりそうだ。大都会のビル風に震え、鼻水を垂らした大人や子供が足の踏み場もないほど溢れる。
男の本能を失った「草食系男子」が
オトコの本能を失った「草食系男子」が日本に増殖したホントの理由
iRONNA小坂実(日本政策研究センター研究部長)
保育士の世界に男性が参入するようになって久しいが、男性保育士による女児の着替えやオムツ替えの是非をめぐって、ネット上でホットな論争が起きている。
事の発端は、千葉市が今年1月に策定した「千葉市立保育所男性保育士活躍推進プラン」。要は、保育所の「ダイバーシティ」(多様性)や「男女共同参画」の推進のために、男性保育士にできない業務をなくそうという話である。
産経ニュースによれば、この市の方針に対して「女児の着替えを女性保育士に望むことは保護者として当然」などの不安を吐露する声が上がる一方、「男女共同参画社会の実現に向けて必要な施策だ」など、プランの策定を評価する意見も寄せられているという。
そこで、実際に「プラン」をのぞいてみた。まず、前書きで
「男女が互いに人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別に関わりなく、個性と能力を発揮することができる社会の実現が、緊要な課題となっています」
と男女共同参画社会の理念に言及している。その上で「性差に関わらない保育の実施」と銘打ち、「保育士としてのキャリア形成のため、男性保育士も女性保育士と同じように、こどもの性別に関わらず、保育全般を行っていきます」と謳っている。
プラン策定の背景について、熊谷俊人千葉市長は2月19日付の東京新聞紙上で、
「男性保育士による女児のおむつ交換や着替えなどをやめてほしいと保護者から要望があり、トラブルを避けるため、男性保育士が外されるケースがあることを知った。特別な理由がないのに男性保育士を外すことはあり得ないと考えた」と語っている。
要するに、これまで市立保育所の現場は、保育士の性別にこだわる保護者に一定の配慮を示してきたわけだ。そうした配慮を「男女共同参画」や「ダイバーシティ」を大義名分に、一刀両断に断ち切ることが、プランの一つの狙いと言えそうだ。
そもそも、男性保育士による女児の着替えやオムツ替えといった問題は、保護者や場合によっては幼児自身の受け止め方にも個人差があろう。こうしたデリケートな問題は、行政が上から目線で特定の「正義」を振りかざして解決を図るよりも、現場の経験知にもとづく柔軟な対応に委ねるのがベターだと思われるが、ここではこの議論に深入りしない。
気になるのは、この千葉市の動きが一部で保育におけるジェンダー・フリー(性差否定)の推進と捉えられている節があることだ。実際、プランに明記された「性差に関わらない保育」なる文言は、かつて日本の教育現場を席巻したジェンダー・フリー教育を連想させる響きを持つことは否定できない。
「ジェンダー」は、生物学的性別(セックス)とは異なる「社会的・文化的性別」などと説明される。ジェンダー・フリー教育とは、「区別は差別」という特異な観点に立って、ジェンダーに基づくとされる「固定的性別役割意識」や「男らしさ・女らしさ」などの性差の解消を図ろうとする教育である。簡単に言えば「男女まぜこぜ教育」のことだ。
例えば、小学校に入学したばかりの一年生は、
「男の子が黒いランドセル、女の子が赤いランドセルというのは親や社会が勝手に決めただけ」と言われ、ランドセルの色を男女で区別するのは間違いだと教えられた。
また高学年の子供たちは、
「男子がズボンをはき、女子がスカートなのはジェンダー・バイアス(性別による偏り)があるためだ」と教え込まれた。運動会で男女混合騎馬戦をやったり、修学旅行で男女同室宿泊を行うといった極端な事例もしばしば報じられたことは今も記憶に新しい。
現在、政府は男女共同参画と「ジェンダー・フリー」は異質なものとの立場を明確にしており、また極端な教育現場の事例も報じられなくなった。とはいえ、多くの教育現場では今も男女混合名簿が使われ、児童の「さん付け」統一呼称がつづいている。
また、家庭科教科書は「男は外で働き、女は家庭を守るべきだ」という性別役割分業を見直すべきだと子供たちに刷り込みつづけている。その意味で、今も事実上のジェンダー・フリー教育は続いているとも言える。
では、ジェンダー・フリー教育はなぜ問題なのか。ジェンダーフリー教育が真っ盛りの十数年前の話だが、一部の中学校や高校で、男女が同じ教室で日常的に平然と着替えをするという光景が報じられた。その多くは、小学生の頃からジェンダー・フリー教育を受けてきた生徒たちだという。つまり、異性に対する思春期特有の恥じらいの感覚の薄れた子供たちが出現したのである。
ジェンダー・フリー教育の最大の弊害は、子供たちの人格形成に破壊的な影響を及ぼす危険性である。自我が形成される幼少期から思春期にかけて、男女の区別をしないとアイデンティティが健全に作られず、場合によっては、性同一性障害や同性愛などに陥ってしまうことも、専門家によって指摘されている。
例えば、心理学者の林道義氏は「生物として子孫を残すために必要な行動に支障が出るおそれがある」。特に男子の場合、
「心理的に去勢されてしまい、男性の本能行動にとって必要な積極性を失ってしまう者が出てくる可能性がある」と警鐘を鳴らしている(『明日への選択』2003・6月号所収「ジェンダー・フリー教育の恐るべき『弊害』参照。日本政策研究センターのHPに掲載)。
それから十数年が過ぎた現在、恋愛に消極的な「草食系男子」の増加が指摘されている。また最近の複数の意識調査は、若者の結婚願望の急速な低下、つまり非婚化傾向の強まりを示唆している。
例えば、明治安田生活福祉研究所の昨年の調査によると、20代の独身男女のうち、結婚したい人の割合が3年前と比べて男性で28ポイント、女性で23ポイントと大幅に減少した。
「できるだけ早く結婚したい」「いずれ結婚したい」との回答が、男性で67・1%から38・7%に、女性は82・2%から59・0%に減少した。「草食系男子」の増加や非婚化傾向の強まりが、「性別役割意識」や「男らしさ」「女らしさ」の解消をめざすジェンダー・フリー教育と全く無関係とは筆者には到底思えない。
現在、わが国は人口急減に直面しており、昨年の出生数はついに100万人を割り込んだ。
今のままでは、2040年には半数近い自治体が「消滅」する可能性が指摘される一方、50年後の日本の総人口は8千万人台に、100年後には4千万人台になると予測されている。その大きな原因は、若者の未婚化と非婚化だとされる。
とすれば、ジェンダー・フリー教育こそは、人口急減=地方消滅危機の「隠れた犯人」と言えるかもしれない。
確かに、千葉市の「性差に関わらない保育」は、 男性保育士にも女性保育士同様、女児と男児を区別せず保育全般に関わらせるという趣旨ではある。それが子供の性差を無視した「ジェンダー・フリー保育」の呼び水にならないか、一抹の不安を抱かざるを得ない。
㊟少子化がますます進みそうですね。
習近平氏“失脚工作”か
夕刊フジ 2020.12.23
ドナルド・トランプ米政権は最近、中国共産党党員のビザ規制厳格化や、中国企業数十社の禁輸リスト追加など、中国への強硬措置を相次いで断行している。
トランプ大統領は選挙の敗北を認めておらず、「民主主義と自由にとって戦後最大の脅威」(ジョン・ラトクリフ国家情報長官)という中国に厳しい姿勢を示すことで、当選確実と報じられたジョー・バイデン前副大統領を牽制(けんせい)する狙いのようだ。
こうしたなか、英国やオーストラリアのメディアが、中国共産党員195万人分の情報が記載されたデータを入手したと報じた。日本の大手企業の名前も取り沙汰されている。習近平国家主席率いる中国国内の異変情報と、南シナ海をめぐる米中攻防とは。ジャーナリストの加賀孝英氏による衝撃リポート。
◇
「中国の政権転覆を(米国が)画策しても不可能だ」「(台湾統一、香港や新疆ウイグル自治区の人権問題は)中国の内政問題だ。核心的利益だ」
中国の王毅国務委員兼外相は18日、米国際交流団体とのオンライン会合に参加し、
「(バイデン新政権で)米中はアジア太平洋で協力関係になれる」と呼びかけながら、トランプ氏を罵倒し、バイデン氏まで恫喝(どうかつ)した。
どういうことか。
外事警察関係者は
「習主席は『バイデン氏は籠絡できる。バイデン政権誕生で米中関係は好転する。対中包囲網は破れた』と喜んでいた。ところが、米国にいる工作員が衝撃情報を報告してパニック状態に陥っている」と語った。
衝撃情報とはこうだ。
《バイデン氏は、次男の中国疑惑が捜査対象になり、自身も米国民に疑われてピンチに立っている。疑惑を払拭するため、来年1月20日の大統領就任後、対中強硬策をひそかに考えている。その中に、中国が埋め立てた『南シナ海の人工島軍事基地に対する急襲爆撃』がある》
米国の中国共産党に対する怒りはすさまじい。
新型コロナウイルスの感染拡大(=米国の感染者約1750万人、死者約31万400人)、経済破壊、次々と明るみに出るスパイ工作、大統領選への介入疑惑…。
一部の米国民は「これは中国のバイオテロだ。中国共産党を許すな!」と叫んでいる。中国は一時、「トランプ氏が人工島への急襲爆撃を計画している」という情報をつかんで半狂乱だったが、状況はさらに緊迫している。
以下、日米情報当局関係者から入手した情報だ。
「中国は今、さまざまなルートで、『南シナ海の中国の軍事基地を攻撃すれば、中国は核で報復する』と米国側に警告している。米国は偵察機や軍事衛星などで、『人民解放軍の特殊輸送車両が、核の秘密保管基地から核兵器を運び出している』ことを確認した」
「習氏は12月上旬、人民解放軍のトップを招集し、緊急会議を開催した。そこで対米戦争のための準備と必勝作戦計画の提出を命令した。上海、北京などの各都市では、市民に対して水、食料など備蓄要請が出された。習氏らは『中国全土の軍事基地も狙われる』とおびえ、共産党幹部の家族らを緊急避難用秘密施設に移す検討を始めた」
トランプ氏が進めた対中強硬制裁が効いている。中国共産党はボロボロだ。日米情報当局の情報はこう続いている。
「この1カ月の間に、潰れるはずのない大手国営企業など、10社がバタバタ潰れている。倒産ラッシュだ。失業者は1億人超。『習氏を潰す失脚工作』が始まった。中国共産党は崩壊危機だ。機密情報が米国に筒抜けだ」
■菅首相周辺にもスパイ…油断するな
事実、中国共産党が死守する「中国共産党員195万人分の情報が記載されたデータ」が流出した。「習氏失脚」を目的とした幹部の超ド級の裏切りだ。英国や米国、オーストラリア政府はすでにデータを入手し、英豪の一部メディアが報道した。これは中国共産党の首を絞める爆弾だ。
公安関係者は
「すごいデータだ。世界各国が上海などに置いている領事館や、世界的企業にいる中国共産党員の名前が暴露されている。彼らは党に絶対服従を誓い、機密情報を盗んでいる。
英国や米国、オーストラリアは一気に『中国人スパイ狩り』に入るはずだ」といい、
「問題は日本だ。領事館や、大手メーカー、銀行などの海外支社に1000人を超す中国共産党員が潜入しているようだ」と明かした。
菅義偉首相、これだけは申し上げておきたい。
中国は100%、台湾侵攻と、日本固有の領土、沖縄県・尖閣諸島の強奪を画策している。
国家の主権と尊厳をかけて、卑劣な独裁国家の暴挙を断固許してはならない。首相のそばにも中国のスパイがいる。だまされるな。一瞬たりとも油断してはいけない。
■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。
㊟加賀氏の「中国は100%、台湾侵攻と、日本固有の領土、沖縄県・尖閣諸島の強奪を画策している。は私とまったく同意見。これに関して醜キンピラの野望に揺るぎはないようだ。
ただ、「渡邉機関」の情報では、醜キンピラ政権内で醜暗殺計画があり、醜キンピラも疑心暗鬼に陥っていると。
衝撃「私は小室さんのイジメで
衝撃証言「私は小室圭さんのイジメで高校を退学し、引きこもりになりました」
文春オンライン 12/23(水) 16:12配信
秋篠宮家の長女・眞子さま(29)との結婚問題の行方が注目されている小室圭さん(29)。中学・高校の同級生の女子生徒が小室さんらによるイジメを苦に、高校を中退していたことが「週刊文春」の取材で分かった。
小室さんが通っていたのはカナディアン・インターナショナルスクール(東京都品川区、以下CIS)。1999年開校の私立校で、幼稚園から高校まで一貫教育が受けられる。
同校での小室さんの様子をCIS関係者が明かす。
「小室さんは中学・高校時代、他の男子生徒とともに、同級生の女子生徒に対して陰湿なイジメを行っていました。そのイジメを苦にした女子生徒は、高校1年生の終わりに退学に追い込まれたんです」
当時、日本人の男子生徒が5人で仲良しグループを作っており、その中心人物がAさんと小室さんの2人だったという。
「2人は自宅が近くだったこともあり、いつでも一緒でした。Aさんはスポーツが得意でクラスのボス的存在。小室さんはいつも傍らにいる補佐役という関係でした」(同前)
同級生に、内藤悠さん(仮名)という女子生徒がいた。Aさんや小室さんは、中学1年生から彼女に嫌がらせをするようになり、陰湿なイジメは約4年間にわたったという。耐えきれなくなった内藤さんは、高校1年生での中退に追い込まれた。
関係者の証言からイジメの全貌を把握した「週刊文春」取材班は、仲良し5人組のメンバーだったBさんとCさんに話を聞いた。Bさんは記者に電話で、こう答えた。
「事実と違います」 Cさんは、インターホン越しにこう話した。 「(イジメについては)事実と異なるということだけははっきりさせておきます。これ以上のお答えは差し控えさせていただきます」
だが取材班が内藤さんのもとを訪れると、当初は戸惑っていたが、徐々に重い口を開いた。
「小室さんやAさんからのイジメが原因で、学校を退学したことは、紛れもない事実です。わたしは退学した後、2年間ほどひきこもりになりました。家から出るのも怖くなってしまって・・・・・・。私は、小室さんに人生を狂わされたと思っています」
小室さんとAさんにも、事実関係の確認を求めたが、回答はなかった。 「人生を狂わされた」というイジメとはどんな内容だったのか。12月24日(木)発売の「週刊文春」では、内藤さん、その家族、同級生の証言などを5ページにわたって報じている。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年12月31日・2021年1月7日号
㊟小室圭の性格の悪さが次々を出て来ます。私の母は「弱い者イジメは絶対許さない」教育をして私を育ててくれました。それが弱い人を見ると自分の懐を計算もしないで援助してしまう性格に。。。
不満鬱積の自民党内亀裂
不満鬱積の自民党内 間隙ついて特捜部は菅政権に向け捜査も
NEWSポストセブン2020/12/23 11:05
Go Toトラベル中止を巡る失政などで評価が急落している菅義偉・首相。だが、その最大の敵は自民党の「内部」にいるようだ。菅首相を脅かすのは、かつて官房長官として7年半仕えた安倍晋三・前首相だ。
菅首相は安倍政権を支えてきた議員を「重用する者」と「干し上げる者」に選別。その干された人々が安倍氏を持ち上げているという。さらに、この対立は統一会派の議員を含め399人いる自民党全体に広がっている。
また、菅氏を首相に押し上げたとも言える二階俊博・幹事長との関係も悪化している。全国旅行業協会会長を務める「観光業界のドン」二階幹事長から見れば今回のGo To一時停止は「ガッカリ」の一言だろう。首相が独断で決めたため、関係にひびが入ったのだ。
菅&二階のタッグが危うくなると、安倍氏ら旧主流派には巻き返しのチャンスだ。党内には政権運営に対する不満が鬱積している。
2021年は総選挙の年だ。二階氏は選挙に向け露骨に派閥を拡大。細田派、麻生派、岸田派の旧主流3派に喧嘩を売ってきた。
二階派最高幹部の地元・山口3区で岸田派参院議員が鞍替え出馬に動くと、二階氏は軍団を引き連れて乗り込み、「挑んで来るなら、政治行動の全てを擲って受けて立つ」と恫喝した。
かと思うと、逆に、静岡5区、新潟2区では公認候補見直しで二階派議員を押し込もうとするなどやりたい放題。菅首相もそれを黙認してきた。今後は旧主流派が巻き返し、各地で公認争いが燃え上がる。
両陣営はブレーン同士も衝突している。菅首相ブレーンのデービッド・アトキンソン氏が提案する「中小企業再編」に関し、安倍政権の内閣官房参与を務めた本田悦朗・元スイス大使は自民党議員の勉強会で「極めて危険」と酷評した。
菅首相は自身の“お仲間”からも突き上げを受けている。新型コロナ対策分科会の尾身茂・会長をはじめ、菅首相が感染対策のために内閣官房参与に起用した岡部信彦氏(川崎市健康安全研究所所長)、さらに自民党のスポンサーでもある日本医師会の中川俊男・会長らが「このままでは医療崩壊」と声を上げ、知事たちも「科学的知見に欠ける」(佐竹敬久・秋田県知事)と政府の対応を批判している。
政権が一枚岩でなくなれば、検察は政界捜査にフリーハンドを持てる。特捜部は菅政権側にも捜査を向け、二階派の吉川貴盛・元農水相に鶏卵業者からの現金提供疑惑が浮上、西川公也・元農水相(二階派)も関連して内閣官房参与辞任に追い込まれた。
自民党内は真っ二つに割れ、あちこちで内乱が広がっている。
※週刊ポスト2021年1月1・8日号
㊟血沸き肉躍る、なんて表現したら議員ども怒り狂うかな。
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米、中露を徹底排除へ
米、中国・ロシアの軍関連企業リスト公表 取引制限の対象に
ロイター2020/12/22 08:28
[21日 ロイター] - 米政府は21日、軍と関係があるとみられる中国やロシアの企業のリストを公表した。これらの企業は広範囲の米製品・技術の購入が制限される。
ロイターは11月、米商務省が中国もしくはロシアの軍と関係があるとみられる企業のリスト案を作成したと報道。中国は強く反発していた。
最終的なリストで名前が挙げられたのは103社で、ロイターが11月に確認した草案から14社減った。このうち中国企業は58社と、草案段階の89社から減少。ロシア企業は草案の28社から45社に増加した。
ロス商務長官は21日、今回の措置について「輸出企業が顧客の中から軍事エンドユーザーを見分けるのを支援する」新たなプロセスが確立されると述べた。
商務省は今年春、「軍事エンドユーザー」の定義を拡大した。このカテゴリーには軍や国家警察だけでなく、軍用品の生産・保守を支援したり、これらの活動に寄与したりする個人や団体も含まれ、中核事業が非軍事関連である場合も対象となる。
米企業は軍事エンドユーザーに指定された企業などに製品を販売する場合、ライセンスを取得する必要があるが、申請は却下される可能性のほうが大きい。
商務省のウェブサイトに掲載された最終的なリストには、ロイターが確認した草案で名前が挙がっていた中国商用飛機有限責任公司(COMAC)、アロー・エレクトロニクスの香港子会社、バークシャー・ハザウェイ傘下TTIの香港子会社などは含まれていない。
一方、中国航空工業集団(AVIC)の関連会社7社はリストに名前が残っている。ゼネラル・エレクトリック(GE)とハネウェル・インターナショナルはともにAVICと合弁事業を行っているほか、COMACに製品を供給している。COMACはボーイングやエアバスと競う中国の取り組みの先頭に立っている。
㊟日本も米国に追従するのではなく、これを見習い中露関係企業を徹底排除すべき。
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地方議員なんて
県議、都議、区議、市議なんて
宴会”した議員らが謝罪「コンパニオンはコロナ感染対策のため」と説明 愛知県西尾市
メーテル 12/22(火) 16:38配信
愛知県西尾市で、新型コロナウイルスの感染拡大防止が呼びかけられるなか、議会閉会後にコンパニオンが参加する、いわゆる“宴会”をした市議たちが22日、「軽率だった」と謝罪しました。 神妙な面持ちで頭を下げる5人。
謝罪会見を行ったのは、愛知県西尾市の自民党系の最大会派「市民クラブ」に所属する市議たちです。 先週、市議14人が集まり“宴会”を開いていたことが物議を呼びました。
「忘年会ではなく”反省会”」 コロナ禍で4回も
「忘年会ではありません。議会の定例会が終わったんで、それの反省会、そういうことで」(宴会に出席した鈴木正章市議、取材に対し)
12月の本会議が終わり、会派で集まり、14人で反省会を開いたといいます。 しかし、その場にいたのは市議だけではなく、3人のコンパニオンがマスク姿でお酌していたといいます。 さらに、この“宴会”、年内で4回目。 コロナ禍のなか、3月、6月、9月にも宴会が行われ、定期的にコンパニオンを呼んでいたといいます。
22日、謝罪会見を行った市議たち「コンパニオンは議員がコロナにならないように」
辞任する方針を決めた小林敏秋会長
「誠に申し訳ないと十分思っていますし、市民の皆様には電話などをいただきまして、深く反省をしております」(西尾市議会「市民クラブ」小林敏秋 会長) 22日の会見では、責任をとる姿勢として、会派の会長と幹事長が役職を辞任する方針を示しました。
「明日、会派会議を予定しております。その場で会長・幹事長を辞職する方向で話をしております」(西尾市議会「市民クラブ」石川伸一 幹事長) また、コンパニオンなどの費用については「政務活動費とは一切別」とし、コンパニオンを呼んだのは「感染防止対策」と話します。
「議員が立ったり座ったりするのは感染しやすいのではということで、席を立たずにコンパニオンにビールや焼酎を運んでもらうことで、以前のようにマスクなしではなく、議員がコロナにならないようにという配慮でした」(小林敏秋 会長)
議員の経営する旅館で宴会を行ったことについては、経営する議員本人からも説明がありました。 「『お前のとこ大変だで応援せな』という主旨の発言はもらったけれども、そんなことは二の次であるべきだったと今は思っております」(石川伸一幹事長)
菅総理大臣がいわゆる「ステーキ会食」で批判を受けたあとの14人の宴会。 議員からは、「中止」や「延期」の話はなかったといいます。 「慣例化していたというので済ますつもりもありませんが、大変不適切な行動であったと、今は反省しております」(石川伸一 幹事長) (12月22日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
㊟長い年月、政治に関わり、地方自治体の議員選挙応援も数え切れないほどやり、全員当選させてきましたが、都議、県議、区議、市議なんてお叱りを受けるがその辺のおっさんですよ。
渋谷区議には自分の名前しか読めない、ハチ公前辺りで暴れていた元ヤクザがいたし、同じ渋谷区の区議で道元坂辺りを仕切っていた元ヤクザで左手の小指が欠損しているのも、、、目黒区議にはイタリア視察≪遊興≫で聖マリアンナ教会で「マリアってのはイエスより偉いのか?」と職員に訪ね、呆れさせた本職が大工さん区議も。
私は新宿区議候補応援で、土砂降りの雨に傘もささず新大久保駅近くのスーパーの前でずぶぬれで街頭演説をし当選させた新人区議を前に、
「区議会議員は政治家ではありません。皆さんの御用聞きです。何でも頼んでください」と挨拶したことも(本人は相当腹が立ったようだが、当選の原動力が私なので反論はしなかった)。
進次郎を見ても明らかなように、国会議員のレベルが落ちた大きな原因は世襲です。国会議員のバカ息子、バカ娘を当選し易いからと担ぎ上げ当選させてしまう。この世襲が今や市議、区議、都議、県議にまで広がっているのです。
昔は、町会長を長く務めたから区議に市議にと推薦されことが多くあったのもレベルの落ちた原因の一つです。街のクリーニング店主、八百屋の店主、自動車修理工場の店主とかも当選していました。
区議や市議、都議は何をするのか知らないで、周囲が煽てるとその気になって。。。ですから、威張るんです。大工や八百屋の親父が区議、市議となればエリートになった気になるんでしょうね。
それを見て育つ子や孫もそっくりに。馬鹿は代々続くんです。親がバカだと子も孫も馬鹿、怖いですよ。
吉村知事「議員はボーナス全額、逮捕されても」
吉村知事「国会議員はボーナス全額、逮捕されても税金から」 看護師の減給に声震わせる
デイリー 12/22(火) 18:12配信
大阪府の吉村洋文知事が22日、MBSの夕方の報道・情報番組「ミント!」に生出演。新型コロナウイルスの患者を受け入れている一部の病院で、看護師のボーナスがカットされているなどの現状に、「あってはならない」「ありえない」と声を震わせ、訴えた。
国に対しても「強力に支援」を働きかけていることを明かし、「国がやらないなら大阪単独でやる」と述べた。
大阪市ではコロナ患者病床を新たに確保した医療機関に1床あたり1000万円の協力金を発表。大阪府でも、新たに軽症・中等症患者を受け入れる医療機関に対し、協力金の支給を検討している。
吉村知事は自身が今最も気になることとして、「すでに今受け入れてらっしゃる(病院の)看護師さんのボーナスがカットされたり、十分でないという話を聞いたりします」と切り出し、「これはあってはならないことだと思うんです」「(高齢者の)介護などの仕事が増えていて、それでいてボーナスカットとかありえない」と声を上ずらせた。
続けて「国会議員はボーナス全額フルでもらえるわけです。逮捕されてもボーナス満額でしょ、税金から」と公選法違反罪で公判中の元法相の河井克行被告と妻の案里被告に、期末手当(ボーナス)309万5895円がそれぞれ支給されている現実にも触れ、訴えた。
「最前線で、コロナの病院で働く看護師さんが(ボーナス)カットされることはあってはならない。ここに僕は支援を強力にやっていこう、と。国に対しても働きかけてますし、国がやらないというなら大阪単独でやります」と明言した。
㊟その心意気は良し。でも、先日、松井大阪市長が公用車でSPA通いが報じられたよ。先輩を説教しないの?
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“境界知能”って何?
“境界知能”って何?
「日本人の7人に1人」知られざる“境界知能”とは 悲惨な事件の背景にある問題
デイリー新潮 12/22(火) 6:20配信
29歳男性と“同居した60代女性”の悲惨な末路
不幸な生い立ちは犯罪を起こした理由にはならない。正当化の理由にもならない。同じような境遇でもまっとうに生きている人はいるのだから――こうしたコメントはよくネット上で目にする。また、日常会話でもこういう意見を言う人は珍しくない。
もちろん貧しさは窃盗の動機にはなるが、それを正当化する理由になる、とまでは言えまい。また、いかに相手に腹が立ったからといって傷つけてよいはずもない。 これは正論ではあるが、一方で議題にあがりづらいのは、犯罪者の知能の問題である。
犯罪の中には、「一体、この行為をして何のメリットがあるのか」と首をひねってしまうものが一定の割合で含まれている。
たとえば今年10月、話題になった埼玉県桶川市の自転車危険運転“ひょっこり男”。少年時代の生い立ちが不幸だった、という報道もある(「週刊女性PRIME」11月4日)が、それではどうにも説明がつかない行為なのは間違いない。道行く人に迷惑をかける以外に、「ひょっこり」をすることに何の意味もないのだ。
また同じ10月、札幌市で29歳の男が同居する60代女性を殺害するという事件が起きた。容疑者には前科があったが、女性はそれを承知で同居させていたという(「文春オンライン」12月1日)。
冷静に考えれば、庇護者ともいうべき女性を殺害することにはまったくメリットがない。しかし、「金銭をめぐるトラブル」で口論となり、彼女をボコボコに殴打したという。同記事では、彼は健常者として認められるIQをギリギリ上回る、または下回る可能性のある人物であると指摘。ベストセラーとなった『ケーキの切れない非行少年たち』(宮口幸治・著)で扱われている「境界知能」の可能性が強く示唆されている。
日本人の7人に1人
そうであるならば、メリットのない犯罪に簡単に手を染める説明はつきやすい。同書で紹介されている「ケーキの切れない非行少年たち」の特徴としては、たとえば以下のようなものがある。
すぐにキレる ・思いつきで行動する ・人のせいにする これらは特徴のごく一部だ。しかしこの容疑者の行動を合理的に解釈するには有効だろう。つまり、本来なら世話になっている相手に対して「すぐにキレ」て、後先を考えずに「思いつき」で殴りかかる。
「金銭トラブル」云々というのも「人のせい」に等しい(彼の収入はほとんど無かったはずだ)。 誤解してはならないのは、こうした解釈は決して彼らを甘やかすために行っているのではないという点だ。ただし、仮に知能に問題があるのだとすれば、通常の受刑者とは別のプログラムを用意する必要はある。
児童精神科医である著者の宮口氏は、医療少年院で勤務していた時に「コグトレ」という認知機能向上への支援として有効なトレーニングを自ら開発したが、これは一定の効果を見せているという。
宮口氏が指摘しているのは、こうした人々には「認知の歪み」がありえるということ。つまり一般的な人と同じものを見て、聞いてもまったく別の受け止め方や解釈をしている可能性があるのだ。
宮口氏は、彼らは「反省以前の問題」を抱えている、と指摘している。彼らに対して「不幸な生い立ちをバネにしている人もいる」「努力は報われる」といった常識的な説諭は必ずしも有効ではない。罰を受けるのは当然としても、その罰の意味を理解させること自体が難しいのだから。
同書によれば、実はこうした「境界知能」の可能性のある人は意外と多く、日本人の7人に1人はそれにあたる可能性がある、という。もちろん、そうした人の中には、家族や社会とうまく折り合っている人も多くいる。それだけに、早めに(なるべく子供の頃に)そうした傾向に気づいて、トレーニングなどで周囲が支えることが重要だ、と宮口氏は述べている。
㊟こんなのが近くに居たり、人の噂で耳にしたら近づかなければいいが、もし、自分の家族に居たらあなたはどうします?私の経験では意見を述べることも遠慮します。
子どものデジタルは危険も
政府が進める「デジタル教科書」の“不都合な真実” 5年間使った小学校が「紙の教科書」に戻したワケ
デイリー新潮 国内 社会 2020年12月22日掲載
デジタル化は“本当に教育効果を高めるのか”
河野太郎内閣府特命担当大臣の「ハンコ廃止」を巡る反応を見てもわかるように、基本的に世論は「デジタル化」に好意的である。ハンコにこだわる業界、人は「古い」と見なされる。実際に、日本では利便性を妨げている旧弊、悪弊が数多くある。これらをなくしていくことは、多くの人の利益にもつながるだろう。
しかし、あらゆる分野でデジタル化を無邪気に進めていいのかというと、話は別。
デジタル教科書の使用をやめた学校も
国民の関心がコロナに集中している中、政府が着々と進めつつあるのが、小・中学校の教科書のデジタル化だ。
10月の段階で、平井卓也デジタル改革担当大臣は、記者会見で、河野大臣・萩生田光一文部科学大臣とは「デジタルファーストは時代の要請」という認識で一致したこと、そして子供たちにタブレットなどを配布していくことを推進するべきだという持論を述べている。
平井大臣は、紙の教科書を廃止し、タブレットに変換していくことが望ましいと考えているようである。
教科書のデジタル化については費用やメンテナンス等に加えて、それ以上に問題なのはそれが本当に教育効果を高めるのか、また子供に与える悪影響はないのか、という点については考慮されていない点である。
「推進派」の意見をまとめると次のようなことになる。
「子供のうちからデジタル端末に慣れておくことはプラスになる。また、動画や豊富な画像が使えるので、理解が進みやすい。情報のアップデートも可能だ。重い教科書をランドセルに詰めて運ぶ必要もなくなる」
こうした声を後押しするかのように、時折新聞やテレビでは、先進的な取り組みとして、すでにタブレットを導入している学校などを紹介している。子供たちには好評だ、といった声も添えて……。
しかし、すでにデジタル化を進めている諸外国では問題も明らかになっているのも事実だ。
そのため、新聞もこの問題を扱う際には、ハンコの時とは異なり、慎重な論調が目立つ。特に熱心なのは読売新聞で、12月1日~5日、5回にわたり「デジタル教科書を問う」という連載記事を掲載。そこではオーストラリアや韓国などの先行例を紹介したうえで、効果への懐疑的な見方を示している。
紹介されているオーストラリア、シドニーの小学校の事例は示唆に富んでいる。5年間続けていたデジタル教科書の使用を取りやめた、というのだ。
理由は、デジタル教科書の場合、画面の切り替えやメール着信などで気を取られることが多いため、紙を使ったほうが集中力が高まる、というものだった。
こうした報告は世界各国からすでにあがっている。
ビル・ゲイツ“子供が14歳になるまでスマホを与えなかった”
教育先進国とされるスウェーデンでベストセラーとなった『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著 久山葉子訳)では、スマホやタブレットが子供や学習に与える悪影響について、多くの事実が提示されている。
「米国の研究では、学生にTEDトークを視聴させ、一部の学生には紙とペン、残りの学生にはパソコンでノートを取らせた。すると、紙に書いた学生の方が講義の内容をよく理解していた」(『スマホ脳』より)
「ノルウェーの研究者が小学校高学年のグループの半数に紙の書籍で短編小説を読ませ、残りの半分にはタブレット端末で読ませた。
その結果、紙の書籍で読んだグループの方が内容をよく覚えていた。同じ小説を読んだのにだ。
特によく覚えていたのは、話の中でどういう順番で出来事が起こったかだった。考えられる説明としては、脳がデジタル端末のメールやチャット、更新情報などがくれるドーパミンの報酬に慣れ切ってしまっているからというものだ」(同)
後者の実験の説明を補足すると、スマホなどのタブレット、あるいはアプリなどは、人間の脳からドーパミンが出るような「仕掛け」を備えている。この誘惑に打ち克って小説に集中するには、脳に余分な負荷をかける。そのため結果として記憶力にマイナスの影響があらわれるということである。
著者のハンセン氏は同国では有名な精神科医で、『スマホ脳』ではスマホやタブレットが人間に与える悪影響を最新の研究や豊富なエピソードとともに紹介している。
「デジタル化に抗うなんて古い」という人が知っておいたほうがいいのは、同書で紹介されるIT企業トップたちの教育方針だろう。
スティーブ・ジョブズは記者のインタビューに答えて、すべてのデジタル機器についてわが子のスクリーンタイム(視聴時間)を厳しく制限していること、自宅ではiPadを「そばに置くことすらしない」と明言していた。ビル・ゲイツも、子供が14歳になるまでスマホを与えなかったという。
睡眠障害や鬱の原因になっている可能性も
さらに注意しなければならないのは、学習効率の問題のみならず、精神に悪影響を与えるリスクも指摘されている点だ。長時間のスクリーンタイムが、睡眠障害や鬱の原因になっている可能性があることを数多くのデータが示しているという。
ハンセン氏の母国、スウェーデンでは、眠れなくて受診する若者の数がこの10年で爆発的に増えており、2000年頃と比べて8倍にもなっている。この傾向は先進諸国で共通している。この間、生活様式の大きな変化といえば、言うまでもなくスマホの普及である。
もちろん、スマホやタブレット、パソコンのない世界に戻ることは不可能である。しかし、だからこそ、学校でわざわざ配布せずとも、子供たちは適切な時期にそうしたデバイスに馴染んでいくと考えるのが普通だろう。
「デジタル改革担当大臣」といった「役職」が与えられれば、当然、当人や周辺は張り切って実績を残そうとするだろう。その際、不都合な真実からは目をそむけ、「教科書のデジタル化に反対するのは守旧派だ」といった論法を展開するかもしれない。
そしてひとたび政策が実行されると、そのプラス面ばかりが喧伝される、というのはこれまでにも見てきた光景だろう。
しかし先行している国の現状や、世界中で示されている研究結果には謙虚に目を向ける必要があるのではないか。ハンセン氏は同書でこう述べている。
「新しいテクノロジーに適応すればいいと考える人もいるが、私は違うと思う。人間がテクノロジーに順応するのではなく、テクノロジーが私たちに順応すべきなのだ」
㊟私の怖い経験。ジャーナリスト・作家に転じ、ワープロ、パソコンで「女性誌」、「夕刊紙」の連載を持ちながら、一年に単行本を二刷も刊行(前代未聞)する状態が約30年近く続きました。
ワープロ、パソコンを使用し出すと、原稿用紙をまったく手にしなくなった(勿論、外出する時は手帳とボールペンは必携)のです。原稿用紙の升目を埋め、間違えたら消しゴムで消す、という作業もない。こんな楽な原稿の書き方はありません。
ところが、この生活が30年近くも続いた結果、恐ろしい事に、まず、漢字を忘れてしまったことです。このために、知人や友人、または切実な問題を国会議員等に送るにも直筆ではなくなったのです。
今の時代、受け取る側も直筆にそれほどこだわらなくなっています。現在の国会議員大先生に毛筆の草書体手紙など送ろうものなら、、、「読めない」と捨てられてしまいます。尊敬されるどころか己の恥を指摘されたと反感さえ抱かせることにもなりかねません。
現実に毎日、目にする若者(最近は中年以上にも)たちは揃いもそろってスマホに熱中し,わき目も振らずです。歩きながら、電車の中で、改札を出てもです。その内の何人かは通行人とぶつかりそうになる。ぶつかるのもいる。それで「失礼」も言わない。
これは今年の11月の事です。毎朝、6時半に散歩に出るのですが、毎日のように出会う犬の散歩の高齢夫婦。明らかに80歳近いんですが、この夫婦、スマホに夢中で犬は座り込みです。これが毎日ですよ。歩かないのですから自分らの健康維持にもなりません。
思い切ってアドバイスしようと思いましたが止めました、一銭にもならないことはもう二度としません。車に撥ねられようが、倒れようが自業自得です。そう言えば最近二人を見ていない、、、(地獄かな。残された犬が可哀そう)
みなさん、何をそんなに必要としているのか、多くの人は「ゲームですよ」というが、、、スマホには情報が溢れている。良い情報も悪い情報もあれば、洗脳情報、誘導情報もある。
相当以前ですが、米、キッシンジャー氏は、政界引退後に、
「21世紀は情報が氾濫する時代になる。膨大な情報をどう取捨選択するか、難しい」と。。。