引き籠り息子業者に殺された!?
引き籠り息子業者に殺された!?
怒髪!!菅ヒトラー閣下、この問題を早急に!!」
業者に託した息子が孤独死…母の後悔 引きこもり“引き出し屋”の実態
西日本新聞社
2019/12/16 16:17
【扉の向こう 引きこもり支援の今 (上)】
冷え込み厳しい冬の日。関東に住む女性(80)の家に、「引きこもり自立支援」をうたう民間業者がやってきた。同居する長男は当時40代半ば。仕事を辞めて部屋に引きこもるようになり、既に20年が過ぎていた。
スタッフ5人が部屋に入って30分ほど後、長男は出てきた。「すごく泣きました」とスタッフ。女性は着替えを詰めたスーツケースを持たせ、「頑張ってね」と声を掛けた。長男はうつむき、無言で家を出て行った。
女性が最後に見た長男の姿だった。
* *
業者を知ったのは2017年1月。ホームページの「必ず自立させます」という言葉にひかれ、東京都内の本部に相談に行くと、スタッフに「早い対応が必要」と促された。提示された契約金は900万円超。自宅を売る段取りをして準備した。
長男は都内の施設に入り、その後、提携する熊本県内の研修所に移った。ほどなくして、業者から「熊本で就職した」と報告を受けた。自立を妨げないようにと、女性は連絡を控えていた。
今春になって突然、業者から電話が入った。「息子さんが亡くなりました」
* *
女性は警察署で痩せこけた長男の遺体と対面した。ひげが数十センチ伸びて、脚は骨と皮ばかりになっていた。遺体が見つかったアパートの室内には、ごみ袋やペットボトルが散乱し、冷蔵庫は空。「元気で仕事をしていますか」とつづった女性の手紙が、血の付いた状態で残されていた。
死亡推定日は1~2週間前。「食べるものがなく、餓死したのでしょうか。一体、どうして…」
アパートにあった離職票や金融機関の口座を調べると、17年12月に介護施設に就職し、翌年7月に退職。それから8カ月ほどし、家賃や電気料金の引き落としが滞っていた。
「業者が丁寧にフォローしてくれていれば、こんなことにならなかったのでは」。熊本に移る前、女性は業者に400万円近くを追加で支払っていた。その際、研修終了後も月2回、長男と面談すると約束してくれたはずだった。
女性が経緯を尋ねても、業者側から詳しい説明はない。
「引き出し屋」頼るしか 規制なく「被害」次々
九州南部出身の30代女性は、「あの日」を今も夢に見るという。「屈辱的で怖くてたまりませんでした」
1年ほど前、実家に引きこもっていた女性の元に「自立支援」をうたう業者が訪ねてきた。「帰って」。女性がそう懇願しても、スタッフは鍵を壊し、部屋に入ってきた。
研修所への入所を求め、居座ること7時間。「もう決まっている」。複数の男性スタッフから両手両足をつかまれ、無理やり車に乗せられたという。向かった先は、アパートで孤独死した男性が入所していたのと同じ研修所だ。
過去に入所していた30代男性は、1日5時間の農作業をさせられ、「作業体験代」名目で1日千円を受け取った。それ以外は監視カメラ付きの部屋で過ごした。「低賃金の労働をさせられました。ほかに自立のプログラムはほとんどありませんでした」
研修所がある地元の住民や役場には、過去に何度も入所者が助けを求めた。消防などによると、昨年2月、19歳の男性入所者が近くの倉庫で首をつっているのが見つかっている。
* *
研修所には、東京に拠点を置く業者と契約した入所者が送り込まれている。取材を申し込むと「一切応じられない」と回答された。
スタッフの一人が非公式に記者と会い、説明した。「うちに来る人は、家庭内暴力や親の金の使い込みなどの問題を抱え、親も手に負えなくなっている」
引きこもりが長期化すると、家族は接し方が分からなくなる。本人は「誰も理解してくれない」と意地になる。中には親を奴隷扱いし、事件化が懸念されるケースもあるという。「本人のため、少し強引でも家庭から離した方がいい」
「暴力的な連れ出し」は否定した。興奮した入所者が暴れると危ないため、制止することはあっても、故意の暴力はないという。農作業は賃金の発生しない生活訓練であり、自由参加。説明には入所経験者の言い分と食い違う点もあった。
なぜ、契約金が数百万円単位に上るのか。24時間体制で職員を配置し、夜勤手当などのコストがかかるからー。スタッフはそう説明し、付け加えた。
「行政の相談窓口は、部屋を出られない引きこもりには対応できない。切迫した親にとって、私たち以外に頼る選択肢がない」
* *
厚生労働省の調査(昨年2月)によると、引きこもりの自立支援を掲げる入居型施設は全国51カ所に上る。その一部が最近、当事者を強引に連れ出し、法外な契約金を求めているとして「引き出し屋」と呼ばれ、問題視されている。
支援に携わるNPO法人でつくる「共同生活型自立支援機構」によると、入居型の費用は通常、月額15万~25万円が相場という。消費者庁には高額な契約金を巡り年間20件ほどの相談が寄せられ、各地の「ひきこもり地域支援センター」にも相談が相次いでいる。
業者を規制する法制度や運営基準はなく、国も現状を把握できていない。一部の悪質な業者が野放しになっており、「支援に携わる団体全てが疑いをもたれ、迷惑だ」(機構幹部)。
一方で、ほかに頼る先もなく、孤立した親と子がいることを物語る。あるNPO関係者は言う。「大金を払ってでも、何とかしてほしいと願う親がいる。業者だけを一概にけしからんというのは違う気がする」
××
内閣府の推計によると、引きこもりの40~64歳は61万3千人。80代の親が50代の子と共に困窮する「8050問題」が深刻化し、「引き出し屋」と呼ばれる業者も出現している。引きこもり支援はどうあるべきか。九州の現場で考える。
㊟これは驚いた!!人助け?金儲けにしているじゃないか!人の弱みに付け込んで。ただ、親が手に負えない子も増えに増えているのも間違いない。
政府は早急にこの問題に取り組まないと。カジノ誘致に目を向ける前にやらなきゃね。菅ヒトラーよ、何処見てる?
母娘心中!!安楽死法急げ!!
公園に88歳母、自宅に70歳娘の遺体 無理心中か 福岡・西区
毎日新聞
2019/12/16 11:54
16日午前7時半ごろ、福岡市西区周船寺(すせんじ)の公園で、通行人の20代男性から「おばあさんが倒れている。包丁がそばに落ちている」と110番があった。
警察官が駆けつけたところ、公園に隣接する高齢者住宅で暮らす88歳の女性が血を流して倒れており、近くで包丁と遺書が見つかった。女性の部屋では別の70歳の女性がベッドで血を流した状態で見つかり、2人とも搬送先で死亡が確認された。
福岡県警西署によると、2人は親子で、娘は寝たきりだったという。無理心中の可能性もあるとみて調べる。
現場はJR筑肥線周船寺駅から北東約400メートル。2人が暮らしていた高齢者住宅はサービス付きで、職員が24時間常駐して食事の世話や(有料記事で)
㊟88歳の老婆が寝たきりの70歳の愛娘を殺し、自分も死ぬ・・・悲劇の極みだ。
「安楽死法」を早く成立施行させればこのような悲劇は起きない。国会議員諸氏、一日も早く「安楽死法」と上程しろ!!
寝たきり親、認知症の親を抱える家族は地獄。。。議員諸氏はこれが分らんのか!!メディアもこうした事件を大々的に取り上げ、『安楽死法』成立に援護射撃をするべきじゃないのか?
解散は五輪直後に変更!?
衆院解散「においしない」=自民・竹下氏
時事通信2019/12/19 15:34
自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長は19日、衆院解散・総選挙について「正直言ってにおいもしない」と述べ、当面行われないとの見方を示した。
その上で「(来夏の東京)五輪後はもう何があっても不思議ではない」と指摘した。同派例会後、記者団に語った。安倍晋三首相の自民党総裁連続4選論については「少なくともうちのグループ(竹下派)で議論をしたことはない。私自身、議論しようという思いも今はない」と述べた。
㊟衆院解散は一月通常国会開催と同時、020予算案成立後の一月下旬等の声が多々あったが、どうやら東京五輪終了後の八月中旬が最有力となりつつある。
官邸筋及び自公政権は世界中が注目し、国民の興奮冷めやらぬ時期に狙いを定めたようだ。
20年7月に都知事選投開票も決まり、都知事選で盛り上がり、7月27日五輪開幕で日本列島は興奮のるつぼとなる。
五輪が成功裡に終われば自公支持基盤に加え、約40%以上ある支持政党なし票も自公政権に流れると読んだようだ。
これで野党の選挙目当ての「烏合党」は壊滅的打撃を受けるだろう。
テーマ:とっておきの情報いろいろ - ジャンル:ニュース
「久保建英、期待外れ!」と!!
「久保建英、期待外れ!」と!!
久保建英を現地紙が酷評「絶えず失敗していた」
日刊スポーツ新聞社
2019/12/16 18:31
マジョルカに所属するMF久保建英(18)は15日、2-2で引き分けたアウェーでのヘルタ戦に後半32分までプレーしたが、見せ場を作れなかった。スペイン各紙の評価は軒並み低かった。
マルカ紙は、両チーム合わせて唯一となる最低評価の0点(最高3点)をつけている。アス紙も、退場したマジョルカDFライージョとともに最低評価の0点だった。久保のパフォーマンスについて「絶えず失敗していた。プレーに関与するたびに悪く、期待外れだった」と酷評した。
マジョルカの地元紙ディアリオ・デ・マジョルカは「チームは(本拠地の)ソン・モッシュから離れてプレーすると悪くなる」と、アウェーの連敗を7で止めたものの、勝てなかったチームを批判した。さらに「セビージャや久保、ダニ・ロドリゲスなど多くの選手たちの姿が見えなくなり、アグベニェヌにようにクオリティーの欠如が目立つ選手たちもいた」と、多くの選手が悪かったことを強調している。
マジョルカのモレノ監督は、後半32分に交代させた久保について試合後の会見で「タケはまだ18歳だ。調子がいい時もあまり輝けない時も、彼に対して忍耐強く冷静になる必要がある」と擁護している。
(高橋智行通信員)
㊟ちっこいから可愛いんで筆者も応援していたんですよ。鳴り物入りでスペインチームに招かれたけど、確かに得点を稼いでいないんですよね。困ったな。筆者が悩んでもどうにもならんが、、、
サッカー界も薬物汚染!?
サッカー界も薬物汚染!?
プロサッカー選手、覚醒剤2・3キロ密輸容疑で逮捕
読売新聞
2019/12/16 16:46
愛知県警は16日、オーストリア国籍のプロサッカー選手、アンドレアス・シモネール容疑者(25)を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)と関税法違反(輸入未遂)の疑いで逮捕し、名古屋地検に送検したと発表した。名古屋税関も同日、関税法違反で同地検に告発した。
発表によると、シモネール容疑者は11月28日、他の者と共謀し、覚醒剤約2・3キロ(末端価格約1億4000万円)を中部国際空港に営利目的で持ち込んだ疑い。税関職員がスーツケースの内張の中に隠してあるのを見つけた。
シモネール容疑者は、知人にスーツケースを日本に持っていくよう頼まれたと話し、「覚醒剤が入っていることは知らなかった」と容疑を否認している。県警によると、オーストリアのプロサッカー4部リーグのチームに所属しているという。
㊟どうやら薬物を製造、販売する害(外)虫連中の間では、日本は「大のお得意さま」なんだそうです。困ったもんですね。世の中、どうなることか。。。
隣は何をする人ぞ。。。ハイ、隣はシャブでその向かいは大麻、その三軒隣はMDMAですよ。隣組ですから一割引きにしますが、どうです?
「ゴキ醜に奪われた二セコ!!
「ゴキ醜に奪われる」二セコ!!
「日本の中の外国」北海道ニセコ 中国語や英語飛び交うも恩恵小さく
産経新聞2019/12/16 19:53
世界的スキーリゾート地の北海道・ニセコで、外国企業による海外富裕層向けビジネスで生み出された雇用が、英語を使いこなす外国人の季節労働者で埋まってしまうことが分かった。
シンガポールや香港など外国企業による開発計画が進んでいるにもかかわらず、地元への経済波及効果は意外に小さいという。「日本の中の外国」と呼ばれるほど英語や中国語が飛び交うニセコの街を取材した。(岡田美月)
北海道の玄関口、新千歳空港から西へ車で約2時間走ると、スキーリゾート地ニセコの比羅夫(ひらふ)エリア(倶知安(くっちゃん)町)に到着する。スキー場麓のホテルが立ち並ぶ中心地に白壁で囲われた広さ約1ヘクタールの空き地がある。
シンガポールの不動産開発大手SCグローバル・デベロップメンツが計画する、長期滞在の富裕層向け宿泊施設(コンドミニアム)建設予定地だ。地域最大級の計190室を備え、令和3年12月の完成を目指す。
近くには、香港の不動産開発事業者メトロポリーホールディングスによる大型複合施設「アルクザカストリート」の建設予定地も。約3ヘクタールに及ぶ土地にコンドミニアムや飲食店などを整備し、6年の完成を予定する。
倶知安町とニセコ町からなるスキーリゾートのニセコは水分の少ないフワフワの「パウダースノー」で世界的に知られる。開発ラッシュに沸く倶知安町は国土交通省が今年9月に発表した都道府県地価(基準地価)の調査地点で全国最高の上昇率を記録したが、地元商店の関係者は複雑な表情を浮かべる。
「毎冬、1000人ほどの外国人が短期アルバイトとして働きにくる」
倶知安町の統計によると、町内居住の外国人は、今年4~10月は700~900人台で推移したが、スキーシーズンの今年1~3月と11月は1500~2000人台に倍増した。
商店関係者は、ニセコでリゾート開発を手掛ける外国企業が現地従業員に選ぶのは外国人で、「日本人を雇うことはほぼない」と雇用の実情を明かした。
地元の別の関係者は、多くのスキー客はオーストラリアやシンガポールなど英語圏の外国人で、顧客対応や事務的な仕事を担ういわゆるホワイトカラーの仕事には英語が使える外国人が雇われると明かす。
一度、ニセコに出稼ぎにきた外国人労働者は本国に帰ると、知人や友人にニセコでのアルバイトを勧め、次のシーズンには別の外国人労働者がニセコに来る循環ができ上がっているという。一方、地元の日本人向け雇用は、建設作業員などのブルーカラーが中心となっている。
商店関係者は
「外国資本が外国の富裕層向けにビジネスをしていて、偶然この地で商売が始まったというだけだ。日本なのに外国のような感じになっている」
と打ち明けた。
倶知安町では先月から同町に滞在した人たちを対象に宿泊費の2%を徴収する宿泊税を導入した。ただ、町の試算では税収は通年で3億5000万円。この関係者が「冬の時期だけなので大きな税収とはいえず、ニセコの一部だけがにぎわっているという感じだ」とこぼすように、地元への恩恵は極めて限定的とみられる。
比羅夫エリアから車で20分ほど走ると、倶知安町の中心市街地に出る。スキー客でにぎわう地域とは対照的に、町中心部のJR倶知安駅の駅前商店街に人影はまばらだ。地元の議会関係者は危機感を示す。
「中国など外国資本に経済面で実効力を奪われてしまう」
㊟自公政府は何とかしないとダメでしょ?日本人が行って肩身の狭い思いをする日本の観光地じゃ拙いよ。そうかガッカリ会の公明党さん、黙ってるんじゃ税金泥棒!!
ロンドンは泥棒を追わない!!
ロンドン短期滞在中に有り金を盗まれて無一文に……「軽犯罪は捜査しません」宣言の実情とは
文春オンラインひらりさ(劇団雌猫)
2019/12/15 11:00
それは2019年11月27日の出来事だった。
イギリスの首都ロンドンでの滞在中。放課後入ったパブを出ようとして、自分の手荷物がまるまるなくなっていることに気づいた。
学校の友人からも「ここのところスリ被害が増えている」と聞き、「ロンドン3回目なのに有り金全盗まれた」とツイートをしたところ、なぜか3万RTをこえてしまった。
バズりすぎて同じクラスの人から「まとめサイトで見ましたよ」とアカウント発覚を宣言されてしまったくらいだ。
きわめて個人的な出来事ではあるけれど、年末に海外旅行に出る方も多いだろうし、ちょうど2日後にロンドン橋で死傷者の出るテロが起きたために、海外の治安に関心のある人も多いのかもしれない。あらためて詳細を振り返ることにする。
警戒していたつもりだった
そもそも、自分では結構警戒しているつもりだった。
会社の有給の残りを全て注ぎこみ、なんとか手に入れた1カ月の長期休暇。将来のキャリアのために英語を上達させたいという思いがあり、周囲と調整して、何とか予定を確保した。
フィリピンやマルタ共和国のほうが「語学留学の聖地」として認知されているけれど、シャーロック・ホームズや切り裂きジャックなど、イギリスにまつわる種々のコンテンツを摂取して育った女であるがゆえのミーハー精神でロンドンを選ぶことに。
語学学校の入学オリエンテーションで言われた「パスポートを持ち歩く必要は全くありません。盗まれると大変なので、滞在先に置いてでかけましょう」はきちんと守っていたのに、
「30ポンド以上持ち歩かないように」のほうがすこんと抜け落ちていたのが、一体なんでだったのか、自分でもよく覚えていない。財布の中に100ポンド(約1万5000円)を入れて行動していた。
やや調子に乗りだしていたことは否めない
警戒しているつもりで、気が抜けていたのだろう。学校に通い始めて2週目のことだった。初週は1人でピリピリしていたが、親切に声をかけてくれる人がそれなりにいて、何度か学校の人たちとごはんを食べに行った。その他、現地の人が主催するオフ会を調べて英語をしゃべりに行ったり、日本語を勉強している人を探してお互いの言葉を教え合うランゲージ・エクスチェンジをしたりして、「自分……結構ロンドンになじんでいるのでは?(ドヤ)」とやや調子に乗りだしていたことは否めない。
その日は女子3人で、すでに何度か利用済の、学校に一番近いパブを訪れていた。
もともと放課後は1人で美術館を訪れようと思っていた私は「1杯だけなら」と言って、座席でも通路側に座っていたのだが……私を誘ってくれたタイ人の女の子がK-POPアイドルグループ「SEVENTEEN」を推していると聞いて、『 浪費図鑑 』編著者としての血が騒いでしまった。
タイ人の浪費事情を根掘り葉掘り聞くうちにいつのまにか時間が経っており……、グラスが乾いてしばらくたったころに「あ、そろそろ行くね」と立ち上がって、椅子の下に置いていたリュックがないことに気づいたのだった。ポケットから財布をとられたとか、ハンドバッグが消えていたとかではなく、背中にがっつり背負うタイプのやつがこつ然と消えたのである。
致命的な油断 トイレに行った瞬間に……
最初、「トイレに持っていって置き忘れたんだっけ?」と店内をウロウロと探したが、完全にない。角テーブルの向かい側に座っていた子、私と同じサイドのすぐ隣に座っていた子に聞いても「全然わからない」と言う。そんなことあるの!? おそらく私がトイレに行った瞬間にやられたのだと思う。友だちが座席にいるから大丈夫だろう、というのが致命的な油断だった。
財布の中の100ポンドと、リュックの背に「財布をすられたときのために……」と入れていた2万円が、すぐに頭に浮かんだ。財布だけとられる事態を想定してリュックの方にもお金を入れて分散していたつもりで、リュックごとまるまるとられてしまったのが、落語みたいで面白いと言えば面白かった(いや面白くないですが)。もちろん、クレジットカードとか、Kindle Paperwhiteとか、その他電子機器とか、当然勉強道具も入っていたし、何より財布やリュックにも思い入れがある……。
呆然として、店員に声をかけ、状況を一生懸命英語で説明すると、彼はすぐに理解してくれたが、警察への緊急通報ナンバー・999と、店の名前・電話番号・住所を書いたメモをよこしたのみ。自分で解決しろということらしい。まあ、これは日本でもそうだけど。
ロンドン警察に英語で電話
有り金は全部なくなったが、ホームステイ先の鍵と、1カ月分の定期券はポケットに入れていた。これを盗られていたら、本当に取り返しがつかなかった……。不思議なくらい軽い気持ちで(背中に何も背負ってないので当然)自宅に帰り、ホストファミリーに事情を説明したうえで、盗まれたカード会社の緊急デスクに電話をかけまくり、クレジットカード・キャッシュカードを停止する。
よく考えたらキャッシュカード、1ミリも持ってくる必要がなかったのに、どうして入れていたんだろう……ともはや遅すぎるツッコミを自分に入れつつ、次は警察に電話。
人生初めての英語テレフォンチャレンジだ。ちょうど前日の授業で“I had my passport stolen.(私はパスポートを盗まれました)”という例文を練習していたので、“Today, I had my baggage and all money stolen!”とスラスラ言うことができたし、この言葉を、その後人に会うたびに発する羽目になった。通報は無事終了し、電話口でクライムナンバーというものを告げられ、確認のメールが送られてきて、警察とのやりとりは終了した。
黒い帽子を目深にかぶった男
やるべきことはやった。あとは捜査の進展と、親からの国際送金、カード会社に依頼した緊急カード手配を待つのみ……と胸をなでおろしたが、さらなる衝撃があった。その後警察から、特に何も連絡がないのである。すごい頑張って電話したし、時間と場所が明らかなのに?!
やむをえず語学学校の先生に相談し、自分たちでパブを再訪。店の男性マネージャーは渋い顔をしていたが、先生がずけずけと「CCD(防犯カメラ)を見せて! この店の管理の問題よ!」と激しく言い続けてくれたおかげで、マネージャーは「自分がカメラ映像をチェックしておくから、明日店が空いている時間にまた来てくれ」と請け負ってくれた。
そうして該当時間の映像はチェックしてもらえたが、1人怪しい人物がいたものの、「黒い帽子を目深にかぶった男」で、顔を全く確認できなかったという。それとは別に、男子トイレから、衣服だけが入ったノースフェイスのバックパックが発見されたとも聞いた。これは私のリュックサックとは違うものなのだが、この黒い帽子をかぶった男が別のところでノースフェイスを置き引きし、トイレに置き去りにして、帰りしなに私のリュックを持っていった可能性が高そうだ。相当の手練である……。
「すべての犯罪を捜査するのは現実的ではない」
というわけで自分で動いてみたものの、何の成果も得られない。そんなときにクラスメイトから衝撃の事実を告げられた。
「ロンドンの警察、予算と人員を減らされた関係で、今年『スリや置き引きなどの軽犯罪は捜査しません』って宣言したんだよね」
イギリスが財政難で格差も広がっている話は聞いていたけれど、そんなこと言うの!? とあまりにもびっくりしてツイートしたら、予想以上に関心を集めた次第だ。
なお、警察がこのコメントを出したのは2017年で、正確には
「すべての犯罪を捜査するのは現実的ではない(=軽犯罪を捜査しないかも)」というニュアンスだった、と別の方に教えていただいたので、この場で訂正しておく( 'Not practical' for Met Police to investigate all crime BBC News)。
スリ・置き引き被害の事例
ちょっと事実と異なるツイートをしてしまったのはお詫びしたいが、この発表以降、少なくとも私の通っている語学学校では今年のスリ・置き引き被害数が過去最高だというのは、本当らしい。ここ数カ月に起きたとして聞いた事例は、次の通り。
◇
・電車で、ポケットのお尻に入れていた財布をすられる(日本人)
・チャイナタウンで、背負っていたリュックからパスポートを抜き取られる(日本人)
・私と同じパブで、「寄付してくれ」と紙を差し出してきた男を断ったら、その紙で視界が遮られている間にiPhoneを盗られる(韓国人)
・COACHのリュックから財布をすられ、サインレスのデビットカードで即座に30万円分のiTunesカードを購入、使用される(ギリシャ人)
・駅で、カバンのファスナーを開けられるが、すぐ気づいて阻止(台湾人)
◇
観光客・短期滞在者は、明らかにバレバレで、やはり狙われるようだ。荷物が大きかったり、つたない英語でしゃべっていたらなおさらである。
そして、キャッシュレス決済が浸透しているロンドンで、現地在住者のように「30ポンド以上持ち歩かない」を徹底していても、狙われるものがある。iPhoneだ。
ロンドンに数年以上住んでいる女性も、駅で電車を待っているときに「iPhoneを出せ」とiPhoneのカツアゲに遭いそうになったと言っていた。スクーターに乗って、歩きスマホの人間からiPhoneを奪うスタイルも多いらしい。
「ロンドンって修羅の都市じゃん!」はナンセンス
と、危機感を煽ってしまったが、「ロンドンって修羅の都市じゃん! 怖い!」と、ロンドンにだけビビるのはナンセンスだ。外務省は折りに触れ、欧州全体でのスリ・置き引き被害率が際立っていることを注意喚起している。ロンドンだけではないのだ。
そして、地域別の海外邦人援護総数だと北米がトップだし、大使館による援護件数はタイがダントツで高いという データ もある。
結局、多様な常識、境遇、倫理観を持った人間がひっきりなしに訪れ、交流が生まれている場所で、予想もしない犯罪にあう可能性がでてくるのは当然のことで、そこに行くうえでのリスクに対して対策をしてこそ、メリットを楽しめるのだとも思う。
外務省の 海外安全ホームページ にも例が書いてあるが、海外で財産や身の安全を守るためにできることは、もちろんたくさんある。
◇
・ひとつの財布に入れるのは数千円以下にする
・パスポート本体は極力持ち歩かず、宿泊先でも金庫などに入れておく
・お金・クレジットカードは「何となく分けて入れる」ではなく、持ち歩く財布、持ち歩かない財布を作って、確実に分散しておく
・カバンはいつも目に入る体勢でかけ、リュックは避ける
・カバンのファスナーは最後まで締める
・店に入った時は、荷物は膝に置くか、下に置いて両足で挟む
・歩きスマホをしない
◇
などなど。「油断してないぞ」という姿勢を見せているかどうかで、犯罪に遭う確率は格段に低くなるはずだ。
「日本はやっぱり安全ですね!」に言いたいこと
そしてもちろん、日本でだって、公共の場で「ほどよく警戒する」ことは大切だと思う。今は「治安がいい」と言われているし、たとえばファーストフード店の場所取りでスマホを置きっぱなしにしていてもほとんど盗まれないような国だけれど、残念ながらこれからどうなるかわからない。国や地域の財政状況は、治安と分かち難く結びついているということを、今回実感した。
私のツイートへのメンションを見ていると「日本はやっぱり安全ですね!」と日本の治安を誇るような声も多かったのだけれど、ぜひ他人事だと思わずに気をつけてもらえれば幸いだ。ロンドンのパブどころか、上野のもつ焼き屋でiPhoneを置き引きされたことのある女からの、精一杯のお願いである。
(ひらりさ(劇団雌猫))
㊟020年以降の日本もこれと同じ国になります。間違いなく。それよりロンドンに稼ぎに行きませんか?行きたいけど、筆者は寒いとこ駄目なんですよね。
ギョッ!日本人の95%が癌に!!
ギョッ!日本人の95%が癌に!!
1日1杯の酒でもがんリスク 東大などチーム
東京新聞Tweet
2019年12月15日 朝刊
一日ワイン一杯程度の少量のアルコールでも十年間飲酒を続けると、がんになるリスクが5%上がるとの研究結果を東京大などのチームが九日、米医学誌に発表した。少量の飲酒は循環器病などのリスクを下げるとの報告もあるが、がんに関しては量に応じて危険性が高まるとしている。
少量のアルコールで、がんのリスクが高まるとの研究は最近、海外でも報告されているが、日本人を大規模に調べた研究は初めて。チームの財津將嘉東大助教(公衆衛生学)は「リスクを自覚してお酒と付き合ってほしい」と話している。
チームは、二〇〇五~一六年に全国三十三の労災病院に入院したがん患者、約六万三千人と、がんではない患者、約六万三千人の飲酒量や飲酒期間を分析した。この結果、飲酒しない人ががんになるリスクが最も低く、飲酒量が多いほどがんになりやすいことが分かった。
一日に日本酒一合、ワイン一杯(百八十ミリリットル)、ビール中瓶一本、ウイスキー一杯(六十ミリリットル)のいずれかに相当するアルコールを十年間飲み続けた場合、食道がんになるリスクが45%、喉頭がんは22%、大腸がんは8%、胃がんは6%上昇。がん全体では5%上がるとしている。
㊟あ~あ、筆者は断酒宣言したし、先日は医師が、降圧剤二種飲んでいるのに血圧がまるで下がらないことに、煙草が原因と気づいたのか、
「タバコを止めないと足が壊死すます。タバコ止めないで壊死した足の手術を頼まれても拒否しますよ」
と脅された。これじゃ人生の楽しみがゼロですよ。あ~あ、早く死のう。
ベンツ乗るゴキ分不相応!
ベンツ乗るゴキって生意気!!
中国は報復を警告、ドイツがファーウェイを5G市場から排除なら
ブルームバーグ Tony Czuczka、Steven Arons
2019/12/16 00:48
(ブルームバーグ): ドイツが第5世代(5G)移動通信ネットワーク機器のサプライヤーから中国の華為技術(ファーウェイ)を除外するなら、中国は報復に出ると中国の呉懇・駐ドイツ大使が警告した。報復について具体的な説明はなかったが、数百万台のドイツ製自動車が中国で販売されている事実を指摘した。
独紙ハンデルスブラットが14日に開いたイベントで、呉大使はビデオを通じて、「ドイツ市場からのファーウェイ除外につながる決定を同国政府が下した場合、重大な結果を招くことになる」と指摘。「中国政府は黙って見過ごすわけにはいかない」と言明した。
メルケル首相率いるドイツ連立政権内では、ファーウェイ排除を訴える声が一部議員の間で強まっている。
原題:
China Threatens Retaliation Should Germany Ban Huawei 5G (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:New York Tony Czuczka aczuczka@bloomberg.net;Frankfurt Steven Arons sarons@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:James Ludden jludden@bloomberg.net, Pete Norman、Linus Chua
For more articles like this, please visit us at bloomberg.com
©2019 Bloomberg L.P.
㊟ドイツ人ってゴキブリがベンツやBMWに乗るのを嫌がってるらしいよ。醜キンピラさん?
ヤマトの下請け地獄!!
ヤマトの下請け地獄!!
「1日150個の配達でようやく生活ができる」 ヤマト下請けの個人宅配便ドライバーが病院搬送されるまで
文春オンライン 横田 増生
2019/12/15 11:00
ケン・ローチ監督最新作『 家族を想うとき 』(原題:Sorry We Missed You)で描かれる宅配便ドライバーの姿と表情を、ユニクロやヤマト運輸、そしてアマゾンに潜入取材を続けてきたジャーナリスト・横田増生さんは、これまで取材を通して出会った労働者たちと重ねて観たという。
◆
「いつか稼げる仕事に就き、マイホームを持ちたい」
舞台はイギリスの田舎町のニューカッスルだ。
4人家族の大黒柱であるリッキーは2008年のリーマンショック以降、この10年、何をやってもうまくいかない。職を転々とし、借金を抱え、いつ追い出されるのか、とびくびくしながら借家住まいを続けている。
「いつか稼げる仕事に就き、マイホームを持ちたい」
と思っていたリッキーに巡ってきた仕事は宅配便のドライバーだった。
しかし、宅配事業者に雇われるわけではない。個人事業主として宅配便の配送を請け負うというもの。その労働環境には、保険もない、病休も年休もない、退職金もない。配送するトラックさえ自分で用意しなければいけない。つまり、会社の従業員なら享受できる社会保障がなに一つないのだ。配送した個数に応じて料金が支払われるだけ、といういたってドライなシステム。
便利なネット通販が隆盛を極めているのは、イギリスも日本も同じである。
イギリスで多くの荷物を宅配業者に出荷するのは、アマゾンやアップル、サムソンやZARAといった勝ち組の国際企業だ。
ちょうど、この原稿を書いている時、宅配のドライバーが、我が家にアマゾンで注文した文房具を運んできてくれた。クリスマス仕様の箱には、「あなたのいいもの、あの人のいいもの、みつけよう」、「一年分の『ありがとう』を贈ります」と書いてある。ご丁寧にも、荷物を受け取った直後に、「ご注文商品の配達が完了しました」というメールまで届いた。
映画の冒頭で、押出しのいい配送センターの現場監督に、「いいか、会社に雇われるわけじゃないんだ。俺たちと一緒に働くんだ(You don’t work for us. You work with us.)」と、言い含められ、「ああ、長い間こんなチャンスを待ってた……」と気弱そうに答えるリッキーを見ながら、私は、これまで似たような表情をした労働者に何人も会ってきたな、と思った。
この手の詐欺のような商法を何度も見てきた
世の中を見渡せば、自信満々に働いている人よりも、周りの顔色を見ながらおっかなびっくり働いている人のほうが多いのではないか。リッキーもそんな一人である。しかし、家族を支えていかなければいけないという責任感と、いつかはマイホームを持ちたい、という希望から、軽トラックを購入し、宅配の個人事業主となって一儲けしようという話に乗ってしまう。
私は1990年代に物流の業界紙で記者として働いて以来、この手の詐欺のような商法を何度も見てきた。
典型的な例は、「軽貨急配」という大阪に本社がある軽貨物輸送会社だ。自社ではトラックを持たず、個人事業主を集め、ドライバーに自社仕様のトラックを売りつけ、配送業務を委託するというやり方。ピーク時には年商400億円近くを売り上げた。
しかし、結局、2011年に20億円近い負債額を抱え倒産する。その強引な個人事業者の募集方法から、詐欺まがいの商売という声も少なくなかった。
ヤマト運輸や佐川急便のような宅配大手でも、正規のドライバーでは運びきれない部分を下請けの個人事業者に外注している。
1日150個の配達でようやく生活ができる水準
私は『 仁義なき宅配 』(2015年、小学館)という本を書くため、ヤマト運輸の下請けの個人事業者の軽トラックの助手席に横乗りさせてもらったことがある。菊池次郎(仮名)は朝7時からヤマトの配送センターで荷物を積み込み、夜9時ごろまで配達を続けた。2014年春のことである。
1個運べば、150円が菊池の手元に入ってくる。
1日100個を運べば、1万5000円の収入となる。14時間労働なら、時給は1000円強。だが、そこから車両代やガソリン代、保険代などの必要経費を差し引くと時給は800円にまで下がることを教えてくれた。
「1日150個の荷物がコンスタントに運べるようになってようやく生活ができる水準なんですよ」と。
その菊池に、1日200個を配るという夏の繁忙期にもう一度、横乗りさせてほしい、とお願いした。忙しいので、もう少し待ってほしいという連絡を何度か受け取った後、ようやく明日が横乗りの当日という日に、菊池の妻からメールをもらった。
「主人ですが、実は昨日、クモ膜下出血で病院に搬送されてしまいました。そのため、申し訳ございませんが、今回の横乗りはキャンセル願います。主人に代わり、ご連絡まで」
幸いにも菊池は、一命をとりとめ、退院後は後遺症もないぐらいに回復した。しかし、個人事業者であった菊池に、ヤマト運輸から見舞金などが支払われることはなかった。個人事業者とは、使い捨てのコマに過ぎないのだ。
1日休めば、約1万4000円の罰金
映画の主人公のリッキーにも、次々と難題が降りかかる。息子が通う高校からの呼び出し、忙しさから疎遠になっていく妻との関係、それを修復しようとする娘のある行為――。
しかし、リッキーの生活は、膨大な配達のノルマと時間指定に縛られ、身動きが取れなくなる。時間に追われるがゆえ、昼食をとる時間もなくなり、ついにはトイレに行く時間もなくなり、尿瓶(しびん)を使うまでに追い込まれる。
個人事業主として、一旗揚げるつもりが、1日休めば、それが病気であろうと、家族のためであろうと、100ポンド(約1万4000円)の罰金が科せられ、配送に使うスキャナーを暴漢に壊されると、1000ポンドの弁償を求められる。ドライバーとなり家族を支えるどころか、借金は膨らむばかりで首が回らなくなる。
このように書き連ねれば、陰鬱たる映画なのか、と思うかもしれないが、さにあらず。苛烈な労働環境を描くケン・ローチ監督の視線は、どこまでも温かく、その視線は低い。
映画を観やすくしている要素に、妻のアビーの存在がある。訪問介護士として働くアビーは、金銭的に苦しい生活の中でも明るさをたやさない。訪問先で、自分でトイレの後始末ができなくなったと嘆く男性に、「誰だって、歳を取るものなのよ」と声をかけ、アビーにお礼の言葉を繰り返す女性には、「あなたが私に教えてくれることのほうがずっと多いんだから」と話しかける。
悲しい場面で映画が終わることは、ローチ監督の前作『 わたしは、ダニエル・ブレイク 』(2016年)と同じだ。その辛いエンディングは、イギリスの苛烈な労働環境へのローチ監督のささやかな抗議声明のように、私には見える。
(横田 増生)
㊟働き方改革なんて。。。何処の会社がどのように変えているか。。。ヤマトも佐川も過酷のようだが、日本郵便の配達人も大変なようだ。朝早くから夜、9時過ぎまで配達している。出会う度に、
「何時まで仕事をしてるんだ?民営化されたんだから、ストライキでもヤレ!」
と発破掛けるから彼らは笑っているが。。。
動物ふれあい店、即禁止に!!
動物ふれあい店、即禁止に!!
急増する[動物ふれあいカフェ]の闇。癒やされるのは人間だけで動物には負担
ハーバー・ビジネス・オンライン
2019/12/15 08:33
犬猫以外にもさまざまな動物と触れ合える「動物カフェ」が、ここ数年で急激に増えてきている。実は、その裏側では動物たちに多大な負担がかかっていた。触れ合うことで“癒やされ”ていたのは、人間ばかりだったのだ。
犬猫カフェだけじゃない! 人間を癒やすために傷つく動物たち…
「癒やし効果がある」と人気の、フクロウカフェ。’12年に都内でフクロウを扱う店が登場して以来、ここ数年で全国的に増加している。
数か月前までフクロウカフェの店員として働いていたAさんは「フクロウが好きで働き始めたんですが、いたたまれなくて辞めてしまいました」と語る。
「私の働いていた店では、フクロウたちがおよそ30㎝間隔で密集したまま、足を紐で固定されて飛べない状態になっていました。お客さんが代わる代わるやってきて触ったり至近距離で写真を撮ったりするのも、相当なストレスがかかっていると思います」
病気に罹り、死んでしまうフクロウも多数
「人間の環境に合わせることも、フクロウに大きな負担をかけています」と言うのは、別のフクロウカフェの元店員・Bさん。
「室温は人間に合わせているので、シベリアなど寒冷地のフクロウには暑すぎる環境です。でも、水をやるのは『糞尿が増える』との理由で禁止されているんです。喉が渇いたしぐさを見せたら、霧吹きで5回水を吹きかけるというルール。また、フクロウにとっては、人間に合わせた部屋の明るさはまぶしすぎるし、聞こえる音も大音量だったと思います」
そんな環境で暮らしていると、病気に罹るフクロウも増えてくる。
「病気になっても放置です。私の店では月1くらいで“落ちて”(死ぬこと)いました。お客さんに『〇〇ちゃんはどうしたの?』と聞かれると、『お迎えがきました』と、売れて飼い主が見つかったかのような表現をするように指導されていました。実際は、ほとんどが“天国からのお迎え”でしたが……。お客さんの多くは、飼えないからこそ触れ合いに来ているのだと思います。値段は小型が30万円、中型が45万円、大型が80万〜120万円ほどで、売れるのは1年に1~2羽くらいでした」(Aさん)
都内のフクロウカフェを調査した「アニマルライツセンター」の岡田千尋代表理事はこう語る。
「調査の結果、どのフクロウカフェも程度の差はあれ、個体に大きな負担を強いていることには変わりないということがわかりました。閉店後も繋ぎっぱなしの店が多く、一時的に廊下で飛ばすなどしている店もありますが、運動量が足りずに筋肉が落ち、多くのフクロウが不健康になっていきます。
例えば、ニューサウスウェールズ州(オーストラリア)では『展示動物保護条例』で、フクロウを飼う場合のルールが細かく決められているんです。『フクロウを飼う場合は、1羽当たり3~4m四方のスペースと、高い位置に止まり木が必要。繋いではならず、他のフクロウが見えない環境に置かなければならない』。しかし、日本は何の決まりもない。店の都合に合わせてフクロウが飼われている状態です」
野生と違う環境で心身を病むカワウソも
最近のブームで、カワウソカフェも急増中。カワウソカフェ元店員のCさんはこう告発する。
「触れ合うことができるのは一部のカワウソだけで、お客さんを噛んでしまう『問題児』も多いんです。そうした子たちは狭いケージに入れられたまま、外に出してはもらえません。中には寄声を発したり、尻尾を噛んだり、同じ場所をグルグル回り続けるなどの『常同行動』を起こしたりする子もいます。そうなると、お客さんには見えないバックヤードに連れていかれて、そこで“飼い殺し”です」
Cさんの店には、行政の動物愛護相談センターから「カワウソが泳げる水場が必要」との指導が入ったことがあるという。
「そのときは小さな水場を設けて『交代で泳がせています』とごまかしました。実際は一部のカワウソしか泳がせていませんでしたが」
動物愛護団体「PEACE」の東さちこ代表はこう語る。
「カワウソは周囲10㎞という広大なテリトリーを動き回るアクティブな野生動物。肉食獣で鋭い牙を持ち、狂暴な一面もあります。飼うのは非常に難しい。異常行動を起こしてしまうのは、狭いところに閉じ込められるなど動きを制限されていることが大きな原因です。ストレスで免疫力が下がり、病気にもなりやすい。そもそもカワウソは、水辺で家族を中心とした群れで生活する動物です。仲間と引き離されて狭いケージに入れられ、すぐに泳げる水場もありません。これでは、精神も体も病んでしまうのが当然でしょう」
日本で大人気のコツメカワウソは絶滅危惧種で、今年11月26日からワシントン条約により国際商取引が禁止された。カワウソの繁殖は難しく、現在日本には年間150匹が外国から入ってきているが、そのうち正式に輸入されたものは30匹ほどだという。それ以外は密輸だ。ペットショップやカワウソカフェにいるカワウソの多くは、違法に取引されたものということになる。
動物に愛情も知識もない人物が店を経営
別のカワウソカフェで働いていたDさんは「ウチの店では、モモンガとハリネズミも飼っていました」と語る。
「マネジャーも社長も、動物に対する知識がまったくない。モモンガやハリネズミはよく動く野生動物なんですが、ハムスター用の小さいケージに入れられています。そこから何度も逃げ出そうとして、足にケガをしているハリネズミもいました。また、高い木から低い木へと飛び移るモモンガには高さのある環境が必要なのに、『スペースの関係』ということで狭い場所に閉じ込められていました」
当然、こうした環境では病気になる動物が増えてくる。
「具合の悪くなった子がいて『病院に連れていきたい』と言うと、マネジャーは『様子を見よう』と拒否してばかり。モモンガは偏食で、同じエサをやり続けていたらそれを食べず、低栄養で下痢になってしまう子もいたんです。そこで、個人的にエサを買って与えていたところ、社長に『甘やかしだ』と叱られました」
この店には、Dさんをはじめ、動物に愛情を持って世話をしていたスタッフが多かった。彼らが「動物の扱いを見直してほしい」と訴えると、何と社長は“反抗的な”スタッフ全員を突然解雇してしまったという。
前出の岡田さんはこう解説する。
「最近、カワウソだけではなくチンチラやフェレット、フェネックなど人気の動物を一緒に飼う店が増えています。こうした店の経営者はその動物が好きなのではなく、“商売になるから”人気の動物を扱っていることが多い。野生動物にとっては違う種と一緒の空間に置かれること自体がストレスですし、人間に触られることも大きな負担。こうした野生動物と触れ合わせる営業形態は、欧米諸国はもちろん台湾でも違法です」
訪れた客は「癒やされた」と満足して帰っていくが、癒やされているのは人間の側だけだったのだ。
国際商取引が禁止された結果、コツメカワウソの争奪戦が激化!?
今年8月26日、絶滅の恐れのある野生動植物の保護を目的とした「ワシントン条約」の締約国会議で、コツメカワウソの国際商取引を原則禁止する議案が採択された(11月26日発効)。これにより、国際取引のための繁殖場は登録が必要となり、そこで生まれた2代目以降のカワウソしか輸入できなくなった。さらに国内取引も「種の保存法」で規制されることになるが、業界関係者は「抜け道はいくらでもある」と証言する。
「例えば、カワウソの輸出元のインドネシアは賄賂が利きます。難しい繁殖をするより、野生のカワウソの子供を獲るほうが手っ取り早くてコストも安い。現在、カワウソの値段は80万~120万円程度。取引禁止で争奪戦が激化し、さらに値上がりすると見られています。密輸業者にとってはさらにオイシイ話になるでしょう」
<取材・文/北村土龍>
㊟これは徹底取り締まりをするより、禁止すべき。この記事を政治家連中に送信することにした。「動物愛護管理法」を立法させた筆者としては許して置けない。
突然親を告訴!
突然親を告訴!自己啓発団体信者!!
変質者の家に置き去り・性的虐待…幼少期の架空虐待、親相手取り突如訴え
読売新聞
2019/12/15 12:20
ハワイを拠点とする自己啓発団体の参加者の親から、ありもしない幼少期の虐待被害を子供から突然訴えられ、金銭を要求されたり、提訴されたりしたとの相談が相次いでいるとして、大阪の弁護士が近く弁護団を結成することがわかった。
虐待の真偽を巡り、親子が争った裁判は3件の判決が確定し、いずれも子が団体参加後に虚偽の虐待被害を訴え始めたと認定している。
オウム真理教信者の脱会支援などに取り組んできた「宗教トラブル相談センター」(京都市)には2013年以降、団体に関する相談が約30件寄せられている。「子供がウソの虐待被害を訴え出した」といった内容が多く、弁護団は同様に金を要求された親がいるとみて、訴訟なども視野に活動を進める。
団体はハワイ在住の日本人女性(57)が主宰。約10年前から悩み相談や自己啓発の指導を行い、15年には「メンタルトレーニング」などを目的とする一般社団法人も京都市に設立した。主宰者の説明では、約50人が参加している。
民事訴訟の確定判決は大阪で1件、京都で2件ある。
判決などによると、大阪府の女性(47)は団体に通い出した13年3月以降、70~80歳代の両親に「3歳の頃、変質者の家に置き去りにされた」と言い、「償い」の金を要求。
両親は14年7月、恐怖心から1000万円を渡した。一方で15年5月、金銭支払いを強要されたとして娘に慰謝料を含めて1600万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。
17年2月の1審判決は、女性に1200万円の賠償を命じた。同年9月の2審・大阪高裁判決も支持し、「親子関係は40年以上問題なく、団体に関わって以降、過去の出来事を虐待とこじつけるようになった」と言及。判決は確定した。
両親の代理人を務めた阪本敬幸弁護士(大阪弁護士会)に対し、女性は「1000万円の大半はハワイに運び、主宰者側に渡した」と話したといい、賠償金は未払いのままとなっている。
また、京都府の少女(18)は16年8月、乳幼児の頃に性的虐待を受けたとして父親(53)に660万円の損害賠償を求め、京都地裁に提訴。大阪高裁は18年8月の判決で、1審判決と同じく請求を退け、「少女の記憶は主宰者らの影響を受けた可能性がある」と指摘した。少女側は上告したが、最高裁でも退けられた。
京都市の40歳代女性が3歳の頃に性的虐待を受けたとして80歳代の父親を訴えた訴訟でも、京都地裁は今年4月、請求を退けた。女性が母親をハワイに連れて行き、7000万円の支払いを約束させたと認定。「5歳以前の記憶が成人後によみがえるのは偽りの可能性が極めて高い」とした。女性は控訴しなかった。
読売新聞が複数の元参加者に取材したところ、主宰者から「性的虐待はなかったか」と繰り返し尋ねられ、そのうち「親に金を請求したらいい」と持ちかけられたと証言した。
元参加者の1人は「主宰者の言葉だけが心の中に残り、想像の記憶がつくられた。徐々にマインドコントロールされていった」と話した。
弁護団は阪本弁護士を中心に結成。阪本弁護士は「団体は資金稼ぎの目的で、参加者に架空の虐待被害の記憶を植え付けているのではないか」と指摘している。
主宰者の女性は読売新聞の取材に複数回応じた。主なやり取りは次の通り。
――判決で虚偽の記憶に影響を与えたと指摘された
「記憶のすり込みなど無理だ。人は自分の身を守るため、つらい体験を記憶から消すことがある。何かを機に取り戻すことはあり、本人たちが思い出した。判決が真実とは限らない」
――親は虐待を否定した
「悪事を隠すため、私のせいにしている。虐待は確実。子供が言うことを、なぜ信じてあげないのか」
――金銭を要求したのか
「以前に団体を運営していた外国人男性が金銭での解決を指示していた。私は通訳しただけで嫌だった。金は受け取っていない」
㊟これは悪質すぎる。オウム真理教と全く同じ。徹底取り締まりを。
成り上がり悲惨!!
成り上がり悲惨!!
「1億円入りアタッシェケース」被害者、多額の現金所有か 東京・青梅の男性殺害
産経新聞12/14(土) 16:33配信
東京都青梅市成木で14日未明、無職の小川和男さん(67)が自宅で何者かに襲われ、殺害された事件で、小川さんは多額の現金を持ち歩き、周囲に現金入りのアタッシェケースを見せることもあったことが14日、周辺住民らへの取材で分かった。警視庁青梅署捜査本部は物取り目的だった可能性もあるとみて被害品の有無などを調べている。
周辺住民によると、小川さんはアタッシェケースに1億円を入れており、開けると帯封が付いたままの札束が詰まっていたという。近くに住む60代男性は
「自宅には3、4個のアタッシェケースがあった。同窓会などに出席する際も持ち歩いており、多額の現金を持っていることは近隣で噂になっていた」
と話した。
小川さんは60歳で定年退職するまで運送会社に勤務し、当時は自宅前にトラックを止めていることもあった。一方で、20年ほど前から自力で自宅の増築を続け、約10年前に母親を亡くしてからは1人で暮らしていたという。
㊟貧乏人が慣れない大金を持つと、見せびらかせたくなるんでしょうね。自ら死を招いた出来事でした。南無大師遍照金剛。。。合掌
ラクビー田村の知らない顔!!
ラクビー田村の知らない顔!!
ラグビー日本代表・田村優 沖縄の祖父が語る意外な「素顔」
ポストセブン
12月11日、東京・丸の内。5万人が詰めかけたラグビーワールドカップ日本代表の祝賀パレードでは、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ桜の戦士たちが練り歩いた。沿道からひときわ大きな声援が送られたのは、スタンドオフの田村優選手(30)だ。W杯で10番を背負った田村選手は全試合に先発出場しチーム最多の51得点を記録。不動の司令塔としてチームを牽引した。
そんな田村選手を陰から支えてきたのが、自身のルーツの一つである沖縄だ。母親が沖縄生まれの田村選手は、幼い頃からしばしば沖縄を訪れていたという。
「ワールドカップのベスト8で敗戦したのち、『もう終わっちゃった。コテンパンにやられたよ』と電話があって、最近も沖縄に来ていましたよ。ちょっとケガしていたのが心配だったけど、本人は『大丈夫』と言っていました」
そう語るのは、田村選手の母方の祖父である高江洲歳満さん。検事を務めた後に弁護士に転身した高江洲さんは、85歳の現在も沖縄県浦添市で弁護士として活動している。
「優は小さい頃から学校が休みになるとこっちに来て、よくビーチなどに行っていました。気が強い子で、私とよく口喧嘩していました(笑い)。私が弁護士になってからは米軍や大使館関係の仕事もしていたので、通常はパスがないと入れない米軍基地の中にも連れて行っていました。内地と違う雰囲気で異国的な感覚があったから、沖縄に興味を持ったのかもしれません」(高江洲さん)
体をぶつけ合うラグビーの試合で常に表情を変えずプレーし、クールな印象がある田村選手だが、プライベートでは名前の通り祖父母思いの「優しい」孫だ。
「先日の敬老の日にはゴルフボールをもらったし、社会人になった時は、初月給で銀製のワイングラスをプレゼントしてくれました。『クリスタルでもよかったのに』と言ったら、『このほうが長持ちするから』って。月給をもらうようになってからは、僕だけじゃなくておばあちゃんにもいろいろなものを買ってきてくれます」(高江洲さん)
祖母の静枝さんはラグビーをよく知らず、田村選手に「(相手に)ぶつかりなさんなよ」と声をかけると報じられた。その真偽を高江洲さんに尋ねると、愉快そうにこう応えた。
「アハハハハ、そうかもしれませんね。おばあちゃんは『けがをしたら大変だ』と怖がって、しっかり試合を見ることができないんです。優はおばあちゃんにもとても優しく、おばあちゃんがステーキを食べるときはわざわざ肉を切ってあげるんです」(高江洲さん)
孫の活躍を沖縄から見守る祖父は「よき相談相手」として田村選手の人生に指針を与え続けている。
「昔はよく口喧嘩をしましたが、社会に出てからはいろいろなことを相談してきます。お父さんやお母さんに相談できないことでも、私になら相談しやすいんでしょうね。所属チームをやめて新しいチームに移る時や、プロになる時などは相当悩んでいましたが、そうした時でも相談がありました。何か決断する時には必ず電話してきます」
そう語る高江洲さんが唯一注文を付けるのは、楕円球を持たない時もフィールドで見せるような「ひらめき」で行動する点だ。
「何をするにも突然なんです。東京から電話してきて『明日行くからね。おじいちゃん』ということがよくあります。沖縄に来るときはほとんど直前に連絡がある。この間、那覇の球場で侍ジャパンの始球式をした時も、当日になって『おじいちゃんとおばあちゃん来てくれ。切符取ってあるから』って。前もって言ってくれればいいのに(笑い)」(高江洲さん)
沖縄にルーツがあることを思わせる彫りの深い顔立ちで、ラグビー界屈指のイケメンとしても知られる田村選手。その将来に祖父がエールを送る。
「孫の活躍はとても嬉しいです。以前は『この僕の孫』だったのが、最近は逆転して『あの孫のおじいちゃん』になった。『孫の七光り』です(笑い)。あとはぼちぼち身を固めないとね。『もうぼちぼち結婚せんとお前、60歳過ぎまで子供の学費を払うことになりかねんぞ』と言ったこともあるけど、優は何も言わず笑っていました。まあ元気で体を壊さないようにして、いつかいい家庭を築いてもらえればと思います。本人もある程度年齢がいったら、沖縄で暮らしたいという気持ちもあるみたいです」
電話取材の最後、孫思いの高江洲さんは筆者にこう伝えて受話器を置いた。
「みなさんもどうか、ひとつ温かい目で見てやってください。よろしくお願いします」
●取材・文/池田道大(フリーライター)
㊟逞しい男は心根が優しい?筆者に似ている?顔の出来が違いますが。。。クソっ!!
出所直後から抗争激化
出所直後から抗争が激化、「高山清司・若頭」はどんな人物か
ポストセブン
10月18日に六代目山口組の高山清司若頭が出所してから、堰を切ったように全国で抗争に絡んだ事件が続く。「3つの山口組抗争」のキーマンとされる高山若頭とは、どのような人物なのか。
1947年9月、愛知県津島市生まれ。20歳で弘道会の前身である弘田組傘下の佐々木組の組員となった。ジャーナリストの溝口敦氏は、高山若頭が盃による疑似血縁を絶対視する人物だと説明する。
「佐々木康裕・組長はかなりの浪費家でしたが、親を支えるのは子の責務と嫌な顔せずに、すべて補填していた。その献身を知り、若き日の司忍・六代目山口組組長が頼み込んで譲ってもらったほどです。以降、高山若頭の行動原理はいかに“司組長を日本一の組長にするか”になっている」
2005年8月、「司・高山体制」の六代目山口組が発足するが、それまでの山口組では組長と若頭は別の組織から出すのが慣例だった。
「内部からは批判の声が上がりましたが、これを高山若頭は“恐怖政治”で抑え込んだ。事あるごとに、若頭補佐の幹部たちを直立不動にさせ、有無を言わさず怒鳴りつけたといわれています。また、傘下組織に毎月数百万円も日用品を買わせ金銭的にも締め上げた。
さらに、徹底的な“信賞必罰”で組運営を行なってきた。司組長が収監されていた2008年10月には後藤忠政・後藤組組長がゴルフコンペで定例会を欠席したことが分かると除籍を決めた。決定を下した高山若頭ら執行部を批判する“連判状”に名前を書いた13人の直参組長全員にも有無を言わさず、絶縁、除籍、謹慎の処分を下している」(溝口氏)
2010年11月に恐喝容疑で逮捕され、2014年6月に実刑が確定、収監される。そのわずか1年後の2015年8月に山口組は分裂、2017年4月には再分裂し、以降今日まで3つの山口組が併存している。
「司組長は敵対組織に融和や切り崩しといった温厚路線を取ってきたが、高山若頭は出所後、弘道会の若頭に武闘派で知られる野内正博・野内組組長を昇進させ、組の空気を変えました。これまでは殺人教唆による逮捕を恐れて、トップが命令を下しにくかったが、功を求めて直参組長らが自発的に行動するようになる。
対して、警察は年内にも特定抗争指定暴力団に指定する方針です。そうなれば5人以上で集まるだけで逮捕されるため、司組長、高山若頭がどう対応に動くか、さらに注目が集まる」(ジャーナリスト・伊藤博敏氏)
※週刊ポスト2019年12月20・27日号
㊟傍で観ているとハラハラどきどきだが、あまり派手にやると墓穴を掘るような気がする。
テーマ:とっておきの情報いろいろ - ジャンル:ニュース