FC2ブログ

2019-08

マツコ衝撃の事実を告白

マツコ衝撃の事実を告白/加藤茶の45歳年下妻が受けた壮絶バッシング
女子SPA! / 2019年8月17日 15時45分

 大型の台風10号がお盆休みを直撃した今週。鉄道は計画運休を実施し、コンサートなどのイベントも軒並み中止になりました。

 この数年、週末や祝日に限ってお天気が悪いような…。日本全体で日頃の行いが悪いんでしょうか?というわけで、我が身を振り返りつつ、芸能ニュースをチェックしましょう。


◆①マツコ・デラックス、家では全裸生活「大丈夫ですよ、見えてませんから」

スポーツ報知 8/14(水)ほか

 マツコ・デラックス(46)が14日放送の『志村けんのだいじょうぶだぁ たのしい夏休みスペシャル』(フジテレビ系)に出演し、自宅での過ごし方について語りました。


 この日、マツコさんはバーのママに扮して、志村けん(69)や磯山さやか(35)らが客として訪れるという設定のコントに登場しました。マツコさんと志村さんがお互いのプライベートを語り合うなかで、マツコさんから衝撃の告白が…。


 なんと、家では「全裸ですごしているだけ」なのだそう。気になる大切な部分ですが、「埋もれちゃってますから。吸収されてますから」と明かし、ド迫力わがままボディの仕組みを説明していました。


 飛行機の車輪も必要なとき以外は隠れてますからね。理にかなってると思います。



◆②山崎賢人と新田真剣佑に不満?永野芽郁「私がいても2人でイチャイチャ」

映画ナタリー 8/14(水)ほか


 14日、映画『二ノ国』の公開直前イベントに、山崎賢人(24)、新田真剣佑(22)、永野芽郁(19)が登場し、永野さんから男性陣に対してモノ申す場面がありました。


 アフレコ中も、とにかく仲良しだったという山崎さんと真剣佑さん。そんな様子に、永野さんから、「私がいても2人でイチャイチャして。何しゃべってるか分からないけど、2人の世界に入ってますよね」とクレームが入ったのです。一体、そんなに夢中になってどんな話をしていたんでしょうか?


 真剣佑さんによると、「何をしゃべったか覚えてないぐらいどうでもいいレベルのこと」とのことで、このイベントが始まる前にも『暑いねー』という話で盛り上がったんだとか。


 山崎さんと真剣佑さん。いろんな意味で可能性を秘めたペアになるかもしれません。



◆③速水もこみち、始球式で“オリーブオイル投法” ロージンを舞わせるパフォーマンス

スポーツ報知 8/14(水)ほか


 先日、平山あや(35)との結婚を発表した速水もこみち(35)が、13日メットライフドームで行われた西武―オリックス戦の始球式に登場しました。


 芸能人の始球式というと、投げる前にネタをやるのが定番。もこみちさんも例にもれず、ロージン(球を滑りにくくする松脂のパック)を高く持ち上げ、オリーブオイルをかけるような仕草を披露したのだそう。


 ただオリーブオイルをかける行為が芸能生活のハイライトになるんですから、人生捨てたもんじゃありませんね。



◆④加藤茶45歳年下妻 壮絶な誹謗中傷や嫌がらせ告白 「毒盛った」と自転車壊され

デイリースポーツ 8/12(月)ほか


 加藤茶(76)と妻の綾菜さん(31)が12日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日テレ系)に出演し、結婚後に受けた壮絶なバッシングの数々を語りました。


 結婚当初から、「財産狙い、保険金狙い」と叩かれた綾菜さん。「とんかつを作ったら、揚げ物で殺そうとしている」など、1日200件ほどのクレームが寄せられたこともあったんだとか。


 さらに、言葉だけでは飽き足らず、「ポストを荒らされたり、私が乗ってた自転車をバットでボコボコにされたり」なんてことまであったのだそう。


 それでも一切反論せず、耐えきれたのは中学時代に受けたいじめのおかげだと語った綾菜さん。トイレで水をかけられたり、ラーメンを頭からかけられたりと、壮絶な体験をしてきたといいます。

 とりあえず、無事に生き抜いてこられて、何よりでした。



◆⑤上原さくら 睡眠導入剤やめる決意 毎朝不安「寝る前に変な行動してないよね?」

デイリースポーツ 8/12(月)ほか


 上原さくら(42)が12日にブログを更新し、睡眠導入剤の使用をやめると宣言していました。


「いつかは飲まないで眠れる体に戻したかった」という上原さん。薬の副作用を心配して、ブログやツイッターに変な投稿をしていないか毎朝チェックするのが習慣になっていたのも気がかりだったそう。


 というわけで、さっそく薬をやめてみたものの、夜中の3時になっても眠れないので、暗闇の中で自撮りをしてみたところ、「あり得ないクソババアが写っててびっくり」と自虐ネタでしめていました。

<文/沢渡風太>

㊟山崎賢人と真剣って出来てるな。きっと。「フライデー」は狙ったらいい。
スポンサーサイト



テーマ:芸能ニュース - ジャンル:ニュース

この宮市亮って昔、期待された?


この宮市亮って昔、期待された?
宮市亮、3試合連続フル出場も逆転負け…シュトゥットガルトは遠藤航がベンチ入りも出番なし
GOAL8/17(土) 21:57配信

右サイドバックで出場した宮市亮
ブンデスリーガ2部第3節が17日に行われ、シュトゥットガルトとザンクト・パウリが対戦した。


シュトゥットガルトは新加入の遠藤航がベンチ入り。ザンクト・パウリは宮市亮がスタメンに。ここまで開幕から2試合は中盤に入ったが、この日は右サイドバックで3試合連続の先発出場を飾った。


試合はザンクト・パウリが18分メラー・デーリのゴールで先制。しかし、60分にシュトゥットガルトDFマルク・ケンプフが同点弾を挙げ、試合は振り出しへと戻る。


すると試合終了間際には、シュトゥットガルトが途中出場のニコラス・ゴンザレスが逆転弾を挙げ、そのまま終了を知らせるホイッスルが鳴る。シュトゥットガルトが勝ち点を7まで伸ばした一方、ザンクト・パウリは開幕から未勝利となっている。


結局、遠藤はベンチに座ったまま出番はなし。一方の宮市はフル出場となった。宮市はチームトップのタックル数、タッチ数もチーム2位など、存在感を発揮。一方で、得意の攻撃面ではあまり敵陣に侵入することはできず、本職ウィンガーの働きぶりを見ることはかなわなかった。

㊟宮市くんって数年前、相当期待されていたな。随分逞しい男に。。。

テーマ:芸能ニュース - ジャンル:ニュース

「僕はやさしい人間です」と答える殺人少年

「僕はやさしい人間です」と答える殺人少年
 反省すらできない少年たち、、、、
デイリー新潮8/15(木) 6:00配信

 35人もの死者を出した京都アニメーション放火事件の青葉真司容疑者が、意識を取り戻したと伝えられている。治療にあたっている関係者の尽力には誰もが頭が下がるところだろうが、一方で容疑者の罪の深さを考えれば、救命にどれほどの意味があるのか、と疑念を持つ人もいるだろう。


 本人が回復しなければ動機の解明は進まない。しかし、回復したからといってその口から真相が語られるという保証も実はない。


 理解不能な凶悪事件が起きた時に、誰もが「なぜ」と思う。そして犯人がそれを説明し、反省の弁を述べることを願う。が、そうしたことは実現しないケースも多い。児童8名を殺害した池田小事件の犯人、宅間守は公判で不遜な態度を取り続けていた。19人を殺害した相模原障害者施設殺傷事件の犯人も被害者への謝罪の意を表明していない。


 残念ながら、こうしたことは大量殺人など理解不能な事件に限った話ではない。少年刑務所で数多くの非行少年に接してきた精神科医の宮口幸治氏の著書『ケーキの切れない非行少年たち』には、言葉を失ってしまうような実例が多く示されている(以下、引用は同書より)。

 宮口氏が出会ってきた非行少年には、「反省すらできない」者が多くいたという。


「幼女への強制猥褻をした少年に、『どうしてそんなことをやったのか?』と聞いても、たいてい『うーん』と唸るだけです。そして、考えた挙句に返ってくる答えは『触りたかったから』程度です。『被害者に対してどう思っているの?』と尋ねると『悪い』と即答します。でもこれは反省の言葉ではありません。


 私は罪を犯した少年に、最初から本当の反省の言葉は期待していません。最初は嘘で誤魔化そうとしてもいいのです。時間をかけて修正していけばいいのです。せめて『やばいことをしてしまった』といった後悔がみられるだけでいいのです。そこから少しずつ更生させることができるのです。


 しかし、実際の少年たちには、全くそんな気配もありません。少年院に来てみてどう感じているかと尋ねてみても、ニコニコして『まあまあ』『楽しい』と答え、そもそも自分が置かれている立場が理解できていないのです」


 こうした例を聞いて、憤りをおぼえるのは当然だろう。ただ、宮口氏は彼らが非行を行った原因のひとつは「後先を考える力の弱さ」だ指摘している。見通しをもって計画を立てる力が弱く、安易な非行を行う少年が多くみられるというのだ。


「彼らは院内でもよくトラブルを起こします。よくあるのが同じ部屋の子が自分を見てくる、見てニヤニヤしてくる、独り言がうるさい、といったものでした。


 頻繁になされる彼らの訴えは『イライラします。薬ください』でした。そのようなことで精神科薬を処方することはありませんが、最初は、みんなストレスが溜まってイライラするんだな、と感じていました。


 しかし、診察を続けていると、彼らは何に対しても『イライラする』という言葉を使っていることに気づきました。担任の教官が来てくれなくてイライラ、親の面会がなくてイライラ、はまだ分かるのですが、お腹が空いてもイライラ、暑くてもイライラ、被害者に悲しい思いをさせたことに気づいて自分にイライラ、悲しいことがあってもイライラ、なのです。実は、彼らは感情を表す言葉として『イライラ』しか知らないのでした」

 数多くの非行少年との面接を経験した宮口氏は、驚くべき現実に直面する。罪を犯した自分のことをどう思っているか、という問いに対して、約8割の少年が「自分はやさしい人間だ」と答えたというのだ。


「どんなにひどい犯罪を行った少年たち(連続強姦、一生治らない後遺症を負わせた暴行・傷害、放火、殺人など)でも同様でした。当初、私は耳を疑いましたが、どうやら本気で思っていたのです。


 ある殺人を犯した少年も、『自分はやさしい』と答えました。そこで『どんなところがやさしいのか?』と尋ねてみると『小さい子どもやお年寄りにやさしい』『友だちからやさしいって言われる』と答えたりするのです。“なるほど”と思いました。

そこでさらに私は『君は○○して、人が亡くなったけど、それは殺人ですね。それでも君はやさしい人間なの?』と聞いてみますと、そこで初めて『あー、やさしくないです』と答えるのです。

 逆にいうと、“そこまで言わないと気付かない”のです」


 一般の常識ではとらえられない彼らにどう対処すればいいのか。「そんな奴らは全員抹殺せよ」といった感情を持つ人もいるだろうが、それは現実的ではないだろう。


 宮口氏は精神科医の立場から、彼らの心や認知能力に働きかけるトレーニング方法を開発、実践し、かなりの効果を出しているという。道徳を説くようなアプローチではなく、求められるのは科学的なアプローチなのかもしれない。


㊟私も最近の若者たちは「おかしい」と感じている。何かがきっかけでキレてしまう。一呼吸置く余裕がないのだ。プツンと切れる。直ぐ手を出す。あとは完全に理性を失う。止めに入る仲間にまで爆発する。近づかないのが一番。

テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

「秋葉事件や大阪・池田小学校事件は



「秋葉事件や大阪・池田小学校事件はすごかった。俺もやる」青葉容疑者が刑務所で語った"本当の動機"〈週刊朝日〉
AERA8/16(金) 14:00配信

 35人が死亡、35人が重軽傷を負った京都アニメーション放火殺人事件は、18日で発生から1カ月を迎える。お盆も炎天下の中、献花台を訪れる人の列は絶えず、現場となった第1スタジオは悲しみに包まれている。



 8月8日には青葉容疑者に対し、殺人と住建造物放火等の容疑に加え、重軽傷を負った35人への殺人未遂容疑も追加された逮捕状が出た。だが、青葉容疑者は今も病院で治療を受けている。

「重篤な状況ではあるが、呼びかけにも反応があるので、落ち着きつつある。だが、とても話を聞けるような回復状況ではない。事情聴取は、あと数カ月、かかりそうだ」(捜査関係者)


 そんな状況ゆえ、青葉容疑者がなぜ、あそこまでの犯行に及んだのか、いまも動機はわからない。本誌は青葉容疑者の凶行の動機を解く“鍵”を握る人物に取材することができた。


「青葉って名前をニュースで見て、どこかで聞いたと思った。ニュースを確認したら、青葉真司ってやっている。あの青葉かと椅子からひっくり返りそうになるほど、驚きました」


 こう語るのは青葉容疑者をよく知る法曹関係者A氏だ。青葉容疑者は2012年6月、茨城県内のコンビニエンスストアで強盗に押し入り、逮捕された。2012年9月13日に強盗、銃砲刀剣所持等取締法違反容疑で、懲役3年6カ月の実刑判決が言い渡され、栃木県内の刑務所で3年ほど服役することとなった。A氏が青葉容疑者と出会ったのは、その時のことだった。


「最初はごく普通の印象でしたよ。『茨城で強盗をやってしまって』『自首はしたのですが』とか事件の動機について話していた。刑務所に来る人間にしては真面目な印象がありました」とA氏は振り返る。


 だが、しばらくして、青葉容疑者の「奇行」を目にするようになる。


 突然、「おぉ!」「うわぁ~」などと大声をあげたり、壁に頭を打ち付けたり、ペンを自分の手に刺そうとしたり、手が付けられない興奮状態になったという。


「刑務所ですから、いろいろな人がいるのですが、青葉容疑者の大声や自傷行為には驚いた。おとなしい感じの人間がなぜ急に変わるのか。刑務官もビックリしていた」(A氏)

 その後、青葉容疑者は精神疾患の治療のため、薬が投与されたという。


 それでも、時より先のような自傷行為に及ぶので、保護房という特別な部屋に入れられることもあったそうだ。何かを書くにも、ペン、ノートすら持つことが許されず、刑務官が貸し出していたという。


「よく青葉容疑者は、ペンやノートを借りていた。聞くと『小説を書いている』『アニメが大好きで、コンテストに応募する』と言うんですね。けど、とても文才があるとは思えない。ある時、少し読ませてもらったがアニメの主人公になるような若い女の子が登場するようなストーリーですが、誰が読んでも素人作品でした」(A氏)


 その時、青葉容疑者は「俺って、才能があるんですよ」「いい作品を書いて応募したのが、パクられたんですよ」「自分の作品を、有名なアニメ監督が盗んでいる」「今、書いているのもいい作品。今度はパクらせないようにする」などと怒ったように言っていたという。


「よく聞くと、コンテストに応募したのに、それを主催者側が勝手に使ってアニメにしたというんです。最初は妄想みたいなこと言っているなと相手にしなかった。変なこと言って暴れると大変だから、それ以上は何も言いませんでした」(同前)


 青葉容疑者の受刑生活は、安定したかと思えば、興奮して手が付けられないという繰り返しだったそうだ。Aさんによれば、アニメ、小説の話になるとスイッチが入ったように話が止まらなくなるという。当時、刑務所収監が初めてだった青葉容疑者は真面目に受刑生活を送れば、3年6カ月の懲役刑だが、かなり早く出所できたという。


「小説が盗まれたとか、変なこと言えば反省がないと、仮釈放に影響します。しかし、アニメや小説のことになると、我を忘れ、止まらなくなる。何しでかすかわからないような感じでした」


 A氏が青葉容疑者について印象に残っているシーンがあるという。


「パクりが許せない」と青葉容疑者が興奮して言い始めた時のことだ。


「本当に腹が立つ。ガソリンを撒いて火をつけ、みな殺しだ。復讐だ」「もう計画ははじまっている」「秋葉事件(加藤 智大死刑囚)や大阪・池田小学校事件(宅間守元死刑囚)はすごかった。俺もやる」などと興奮して話したという。

「えらい真剣な表情で、紙にまで書いて説明するので、まずいと思ったので、なだめました。出所後の青葉容疑者に会った知人から聞いたのですが、『(自分の作品を)パクったヤツに復讐する』と刑務所と同じように話していたそうです。本当に青葉容疑者は刑務所で話していたことを出所後、やってしまった。まさか、やるとは思いもしなかった」


 2012年、青葉容疑者の起こした強盗事件の判決には<仕事上理不尽な扱いを受けるなどして社会で暮らしていくことに嫌気がさした>という一般的によくあることが動機であったとして、包丁でコンビニエンスストアに押し入り、カネを奪った強盗事件に<犯行の態様は危険かつ悪質なもの(中略)>と指摘している。


 ささいなことでも、とんでもないことを、しでかしなかねない可能性を示唆している。事件当時第2スタジオで仕事をしていて命が助かった社員の1人がお盆の最中、現場近くの献花台を訪れた。苦しい胸の内を言葉少なにこう語ってくれた。


「一緒に働いていた同僚が一瞬の間に命を奪われた。思い出すと涙が止まらなくなる。まだやけどに苦しむ同僚もいて、すごい炎の中、命からがら逃げ惑ったことが頭から離れません。青葉容疑者は本当に許せない。亡くなられた同僚のためにも京アニでまたいい作品を作りたいのですが、なかなか、前向きになれなくて」

(今西憲之)

㊟この青葉容疑者、41歳ですよ。。。私が41歳の時は小さな会社を経営、バリバリ仕事をしていた。。、世の中に不満をなど持たず、まっすぐ生きていた。自分の給料が半分以下でも社員には約束通りの給料を払って…「社長」と呼ばれることにも慣れ、それを辱めない生き方をしてきたが。。。彼らから見れば異物なのかも。


わずか25万円のために人生を捨てた……過酷なフランチャイズ事業が生んだ悲劇
デイリー新潮社会2019年8月16日掲載


昨年来、コンビニオーナーの過酷な労働条件が問題視されている。フランチャイズ制は労働基準法の適用外となるためだ。2003年9月に起こった運送会社への立て籠もり事件も、フランチャイズ事業を巡るトラブルが原因だった。ガソリン144リットルを持ち込み、未払いの報酬3カ月分を要求。わずか25万円のために自爆……。(駒村吉重 ノンフィクション・ライター)
 ***
些細な要求と過激な犯行との激しい落差
 オフィスビルに籠城した別府昇は、妻も子もある52歳の宅配便運転手だった。ほんの数日前まで、契約関係にあった運送会社「軽急便」の名古屋支店に押し入り、ガソリンをまき散らして支店長らを人質にとったのである。

 残暑が残る平成15年の9月16日、連休明けの仕事が動き出した名古屋市東区の繁華街は、たちまち騒然となった。仕事が回ってこないから食っていけないと、仲間に漏らしていた彼が、捨て身の行動の末、会社に突きつけた要求は、

「7、8、9月分の運送委託料を払え」

 であった。総額でわずか25万円。そのために、男は人生を捨てた。

 
 3時間ほどのち、警官の説得に応じた別府は、支店長ひとりを残して7人の従業員を解放した。だが、解決の兆しが見えた矢先に、4階の現場窓にオレンジの火柱が走り、地響きのような爆発音が轟いた。膨れた窓ガラスが砕け散り、熱風が昼下がりの青空に黒煙を吹き上げた。

 
 別府と、41歳の支店長が即死。愛知県警機動捜査隊の「突入班」として待機していた、31歳の巡査長も煙にまかれて命を落とした。けが人は、33人に及んだ。

 
 全容が明らかになるにつれ、驚きの声が広がっていく。それは爆発の甚大な被害にではなく、男の些細な要求と、過激な犯行との激しい落差に向いていた。

起こるべくして起こった事件
 大阪生まれの別府は、地元の中学校を卒業、若くして名古屋に出て、妻と知り合って結婚した。仕事は、運送会社のドライバー。市内にある妻の実家に身を寄せ、1男1女をもうけた生活は、慎ましいながらも安定していたらしい。

 
 その暮らしに、あるとき小さな亀裂が入った。別府家と親しかった人物は、

「義母とのトラブルで7年前にこの市営住宅に移り住んだんです」(「週刊文春」2003年9月25日号)と事情を話している。心労の種ははっきりしないが、引っ越しの3年ほど前から彼は、心身のバランスを崩し睡眠薬を服用するようにもなっていた。

 会社での働きぶりは「無口でまじめ」と評判だったが、ひとつの会社に長くとどまることができなかった。裏を返せば、堅物で融通の利かない側面もあったようで、36年間で6社を転々と渡ってきた。そんな働き方が、年齢とともにきつくなってきたのは想像に難くない。まして不況風は年々強まり、業界ではリストラが日常化していた。
 

 事件があった年の1月、別府は、一念発起して軽急便の会員ドライバーになった。元の同僚には、「自分で仕事をはじめようと思う」と言った。

「安定した収入が確保できます」

 と、当時の軽急便のポスターにはある。折り込みチラシをみて説明会に出かけた彼は、「月収30万円~50万円は保証」「車1台で簡単経営」といった言葉に背を押され、転職の決意を固めた。

 昭和61年に設立され、長引く景気低迷をもろともせず、業績を着実に伸ばしてきた軽急便は、完全フランチャイズ制によって成り立っていた。つまり、別府ら就業希望者は会社と雇用契約ではなく、独立したフランチャイズ加盟店として運送委託の契約を結ぶのである。
 

 それにはまず、登録料7万円に指導料7万円をおさめたうえ、105万円の指定軽自動車を会社から購入しなければならなかった。総額約120万円にもなる初期費用は、仕事にあぶれたり行き詰まって駆け込んでくる中年の応募者にとって、決してたやすい額ではない。

 
 別府は、大切な生命保険を解約した300万円を、契約資金にあてていた。ただし軽自動車購入に際しては、60万円を頭金として、残りの45万円を60回払いのローンにしている。

 
 こうして誕生した「会員」に、会社は定期的に仕事を回すかわりに、月1万円を「軽急便」の看板代として徴収し、売り上げから16~20パーセントを手数料として差し引く。残りが、冒頭の別府の要求にあった「運送委託料」なのである。

単純計算すると、7月からの3カ月で、彼の手元に残った金は1カ月あたり、9万円にも満たなかったことになる。サラリーマン・ドライバーであったころの、半分以下だった。さらにここから、ガソリン代や保険代を捻出しなければならない。この業界が、「配送内職」と囁かれる所以である。
 

 22歳になる別府の長男はすでに社会に出ていたが、高校3年生になる長女を抱える一家の暮らしは、次第に苦しくなっていった。軽急便の仕事と妻のパートだけではとても足りず、別府は新聞配達をはじめ、家計を補った。

「いつ仕事が入るか分からずの状態が続き、ドライバーは不安な毎日を過ごすのです。体力があって機転が利いて、愛想もいい。そのようなドライバーには事務所側も仕事を優先して回すが、それ以外は…」(「別冊週刊実話」同年11月3日号)

 と元軽自動車運送組合の理事をつとめた佐々木哲也氏は、当時の取材に対しこうこたえている。稼げる者と稼げない者の格差が広がるなか、「起こるべくして起こった事件」との厳しい見方もした。

直訴と身辺整理

 事件の1カ月ほど前、8月中旬になって別府は、軽急便の管轄営業所に数回にわたって出向いていた。だが、「仕事を回してほしい」という直訴は、「忙しい」と担当者に面会を断わられ、空振りに終わる。大きな犠牲を払った転職は、明らかに裏目に出たのだ。

 
 事件の5日前。別府は、顧客からのクレームを受けて彼の勤務態度を問題視した担当者に、電話で退会の意志を伝える。ちょうど前後して、消費者金融から50万円を引き出す。その金で、家族にプレゼントを買ったりしている。

 
 一家の貯金は、5万円を割っていた。

 
 事件前日には妻に、

「迷惑をかけるかもしれないから……」

 といきなり離婚届を差し出した。

 当日朝、軽急便の作業着姿になった別府は、自宅近くのガソリンスタンドで、8個のポリ容器に計144リットルものガソリンを補給してもらった。午前10時過ぎ、仕事を装い、ポリ容器を積んだ台車を、なんなく名古屋支店のオフィス中央に押して行った別府は、まず容器の一つを蹴り倒して叫ぶ。

「火をつけるぞ」

 洋弓銃と矢9本、サバイバルナイフ、折り畳み式ナイフ2本、包丁、ライター2個、発煙筒5本という重装備であった。止めに入った従業員に斬りつけた別府は、負傷した者と女性だけを外に逃がしてから、これまで面識のなかった支店長ら8人を会議室に軟禁し、入り口にバリケードを築かせた。そして、支店長を本社との取り次ぎ役にし、要求額を、昼過ぎには彼の口座に振り込ませた。目的は、すんなり達成されたのだ。

 
 爆発前に解放されたひとりは、別府の印象を「不気味なほど落ち着いていた」と振り返る。腑に落ちないのは、人質の財布から、現金7万円あまりをまきあげていたことだ。彼は、どんな事件の結末を想定していたのだろうか。

 
 すでに室内は、順次ぶちまけた大量のガソリンが気化し、引火すれば即座に大爆発を誘発する状態にあった。愛知県警はその後の調べで、発煙筒を使った自爆と断定したが、果たして別府に死の覚悟があったのかは判然としない。
 

 事件後すぐに記者会見を開いた軽急便の村上一信社長は、会社側に落ち度はないとして、日曜仕事を断ったり、顧客からの苦情が多いなどといった、別府個人の問題を指摘した。

 
 しかし事件を検証するメディアには、フランチャイズ事業の悪辣さを訴える声が、多数寄せられるようになる。発言者の多くは、借金を抱えて加盟したものの、宣伝にあるような売り上げを確保できず、進退窮まって廃業せざるをえなかった同業界のドライバーたちだった。

「仕事が安いうえ、絶対的に仕事量が少ないのだから、稼げるわけがない」

 といった告発は、ある疑念を呼んだ。業界が過当競争であるのに、盛んにドライバーを募集し続けるのは、新規加入者の軽自動車購入金や契約の諸費用で会社が潤うからではないか、というのだ。

 
 会見で、村上社長が明らかにしたところによれば、思うように稼げず軽急便を去るドライバーは、年間300人ほど。こういったドライバーたちから、国民生活センターに寄せられる相談件数も急増しており、事件の前の年は、640件ほどに達していた。

 
 事件後、別府ら会員ドライバーに最低賃金法が適応されるかを調査した、名古屋北労働基準監督署は、「会社と会員に雇用関係はない」との結論を示す。以降深刻になる、雇用不安と格差の時代を呼び込むかのような判断でもあった。

㊟この記事のみの判断だが、私は別府運転手を擁護する。軽急便会社が悪辣。

テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

舞鶴女子高生殺人で無罪判決


舞鶴女子高生殺人で無罪判決の「中勝美」、再び殺人未遂で逮捕、“獄死“の数奇な人生
デイリー新潮社会2019年8月16日掲載


3年前の夏に病死したその男は、かつて凶悪事件で無罪が確定し、世間の注目の的となった人だった。しかし、彼が最期を迎えた場所は……。

 2016年7月11日、67歳で死亡した中勝美元受刑者は、2008年5月に京都府舞鶴市で発生した女子高生殺害事件(以下、舞鶴事件)で、殺人と強制わいせつ致死罪に問われていたが、2014年7月、最高裁で無罪が確定した。

この事件について中勝美は、府立高校の1年生だった小杉美穂さん(15=当時)に対し乱暴目的で、頭や顔を鈍器で殴り殺害したとして起訴されていた。「何も関係ありません」。一審京都地裁の罪状認否ではこう訴えたものの、判決は無期懲役(求刑・死刑)。中勝美はこれを不服として控訴。大阪高裁で逆転無罪判決が下された。検察側が上告するも、2014年7月に棄却され、無罪が確定。

晴れて舞鶴事件で「無罪の人」となったが、このわずか4ヶ月後、中勝美は大阪市北区にある雑居ビルにおいて、殺人未遂罪で現行犯逮捕された。女子高生殺害事件で無罪になった男は、なぜ事件を起こしたか。その裁判で、何を語ったのか――。

 ***
 2016年2月、地下鉄御堂筋線・淀屋橋駅が最寄りの大阪地方裁判所で開かれた中勝美の裁判員裁判。

ここから梅田方向に歩くと、ラーメン店や古いマンション、ホテルなどが立ち並ぶ歓楽街の一角に、ビル名のネオン看板がでかでかと掲げられている建物がある。外から見ればごく普通の雑居ビルだが、その中には、スナック、人妻キャバクラ、ホテヘル店がひしめく。事件は2014年11月5日の早朝、このビルの2階のホテルで起きた。

 このホテルを経営する当時38歳の女性が、突如現れた中勝美に、顔や首など11カ所を刃物で刺され重傷を負ったのだ。向かいにあるホテヘルのスタッフが出勤し、開店準備のため植木を表に出していたところ、血まみれの中と女性が店に飛び込んで来たという。

「女の人は『警察、警察!』と叫びながら小走りで入ってこられた。上半身が裸で、頭から、顔、上半身、すべて血まみれでした。バケツ(で血を)被ったみたいな、そんな感じでした。ズボンは履かれていたと思います。うちの店の前の従業員の方だと思います。挨拶する程度です。そのあと同じく上半身が血だらけの男の人が、ナイフ持って追いかけてきました。果物ナイフぐらいの小さなナイフやった。刃は見ましたが柄は見てないです。女の人の背中に刃を向けるような感じ。男も顔から血まみれで、肌の色わからないくらいでした」(ホテヘルスタッフの公判証言)

 スタッフの通報により駆けつけた警察官らにも、中勝美は果物ナイフを向けたが、揉み合いの末に逮捕された。起訴状によれば、中勝美は経営者のAさんにわいせつ行為を働いて殺してしまおうと考え、事件当日の朝、玄関からホテルに侵入。果物ナイフをAさんの首に当て「服を脱げ、脱がないと殺すぞ」と脅したうえ、ナイフを首元に突き刺し、上半身をめくりあげ、両乳房を揉み、頸部、胸部など多数回ナイフで突き刺し全治1カ月の外傷性出血性ショック等を負わせた。

 だが罪状認否では、舞鶴事件と同様に否認した。官品と思しき黄緑色の作業着を着た坊主頭の中勝美は、舞鶴事件で逮捕される前にも見せていたようなニヤニヤとした表情とは対照的に、弱々しく消えそうな声でこう主張したのである。

「『来るな』とは言われていない。口論となり……Aさんがホテル内のナイフを持ち出した……私は取り上げて揉み合いになり……決してAさんを殺そうと思っていない」

 弁護人も、中勝美がホテルに出向いたのは、「かつてここで働いていた際、刑務所の在監証明を提出し、個人情報をメモに書き写されていたので、それらを返してもらうためだった。未払いの給与を受け取る目的もあった」と主張。ナイフを持ったのは、正当防衛であり無罪が成立すると述べた。

 Aさんと中勝美の出会いは、JR堺市駅。中勝美は舞鶴事件で検察が上告中だった2013年5月、大阪市西成区のコンビニ内で680円相当の本を服の中に隠すなどして窃盗罪で逮捕されており、同年8月に懲役1年2ヶ月の判決を言い渡され、大阪刑務所で服役していた。そして舞鶴事件で無罪が確定した2ヶ月後の2014年9月30日に出所。刑務所を出て、最寄り駅である堺市駅のホームにいた中勝美に、Aさんが声をかけてきたことが始まりだ。

「刑務所を出てきた人をスカウトすればいいじゃない。仕事が見つからないだろうから、清掃の仕事でも、ずっと続けてくれるんじゃないの。年寄りのほうが真面目に働いてくれるよ」

 ホテルで働いてくれる従業員がなかなか見つからないため、知人に相談したところ、こんなアドバイスを受けたAさんは、堺市駅周辺で出所者と思しき高齢者に狙いを定め「スカウト」を始めたのだ。

中勝美と出会う前も、何度か「スカウト」に訪れていた。そしてようやくホテルで働く意思を見せてくれたのが、中勝美だった。月6万円に食事付きという条件でその日から働き始めた。ところがすぐに、Aさんは中を解雇する。証人出廷したAさんが、その理由を語っている。彼女の発言がぎこちないのは、Aさんの母国語が中国語であるということに加え、事件で中勝美が刺したナイフが頬を貫通し、舌に大怪我を負ったためだ。

「仕事……全くできなかった。うちは部屋番号がA、B、C、Dのアルファベット、被告人はそれ、読めなくて受付にもできない。ウチ、ホテルなのに、お客さんの案内できないです。あと被告人はホテルいる間、お客さんと何度も言い合いして、揉めていた」

 先にも述べたように、中勝美はAさんに提出した在監証明を取り返すためにホテルを訪れたという。しかし、Aさんは彼を解雇する際、返却していたと主張した。その後も何度か中勝美が小遣いをせびりに来たこともあったが、金銭的な請求をしないという念書を書かせて追い返していたという。ようやく関係が終わった、と思っていた矢先に事件は起きた。

「お答えしづらい」
 スタッフだけに教えていた方法で玄関ドアの鍵を開けた中勝美は、Aさんが寝ている部屋に侵入。マスクに帽子、手にはナイフを持ち、軍手をはめていた。

「金庫を開けろ。俺の名前と住所を書いたのを出せ」

 Aさんが「鍵を取りに行く」と言い、その場を離れようとするも、中勝美は突然、Aさんの頬を思いっきり叩き、その首にナイフの刃先を突きつけ、こう言った。

「殺すぞ」

 ズボンのポケットからタオルを取り出し、Aさんの口を塞ごうとする。

「お前はうるさいから口塞いでしまう」

 抵抗したAさんに中勝美はいきなり抱きつき、両方の乳房を揉んでキスをしてきた。

「お前が好きや。服を脱げ。全部脱げ、脱がないと殺すぞ」

 そしていきなり、Aさんをナイフで刺したのだった。

 だが中勝美は被告人質問で、犯行に至ったのはAさんのせいだという発言を繰り返した。

「給料の話とメモ用紙を返してもらいに、Aさんに会うためホテルに行った。同じことを繰り返し話しているうちに、Aさんがナイフを棚に取りに行き刺してきた。抵抗して刺した」

 と、最初に手を出したのはAさんだったと主張。さらに、胸を揉んだという行為についても、「自分から(服を)脱いだ。胸も揉んでません」と否認した。すると、裁判官はこう切り出した。

裁判官「服役して反省したことはないんですか?」

中勝美「入るとつらい。二度としないように考えます」

裁判官「被害者に申し訳ないという気持ちはないですか?」

中勝美「あります」

裁判官「どの事件?」

 わずかな間のあと、中勝美は答えた。

「……万引きです」

 再び裁判官が問う。

裁判官「万引き以外はないんですか?」

中勝美「あります」

裁判官「どの事件ですか?」

 再び間が空き、中勝美はこう言った。

「……お答えしづらい」

 結局、中勝美には、懲役16年(求刑・懲役25年)の判決が言い渡された。

 裁判官が「どの事件ですか」と訊いたのは、何度か服役の経験があるからだ。舞鶴事件から遡ること35年、中勝美は交際していた女性に復縁を迫ったが相手にされなかったことから恨みを抱き、滋賀県草津市の女性宅に押しかけ、女性とその兄を殺害。さらに近くの民家に侵入し、無関係の姉妹を人質にして立てこもるという事件を起こし、逮捕されている。

「彼女以外は殺すつもりはなかったが、やってしまったからには仕方ないやないか」

 当時、逮捕後の記者らの一問一答に、こう答えた中勝美は、のちに懲役16年の判決を受け服役していた。さらに、1991年には、舞鶴市内で自転車に乗っていた女性を押し倒し、彼女の顔をカッターナイフで切りつけるなどして、再び実刑判決を受け服役している。そして、舞鶴事件は起きた。

「(中勝美には)刑務所の中で死んでもらいたい。出てくるとまた被害が起こる」

 Aさんは法廷でこう語っていたが、奇しくも中勝美は、16年7月、医療刑務所で亡くなった。なお、舞鶴事件は未解決のままだ。
高橋ユキ(たかはし・ゆき)
傍聴ライター。福岡県出身。2006年『霞っ子クラブ 娘たちの裁判傍聴記』でデビュー。裁判傍聴を中心に事件記事を執筆。著書に『木嶋佳苗 危険な愛の奥義』『木嶋佳苗劇場』(共著)など。
週刊新潮WEB取材班編集

㊟私の能力では論評はできない。

テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

卑劣!露核兵器爆発隠ぺい!!

卑劣!露核兵器爆発隠ぺい!!

放射線量も上昇「ロシア爆発事故」を引き起こした「秘密兵器」実験
デイリー新潮国際Foresight 2019年8月10日掲載

 8月8日、ロシア海軍のミサイル実験場で大爆発が起きたという情報がTwitterなどのSNSを中心に拡散された。放射性物質が拡散したのではないかという懸念も囁かれ、不安が広がっている。

 何が起きたのだろうか。
ジェットエンジンの実験中に爆発

 爆発が起きたとされるのはロシア北部のアルハンゲリスク州にあるニョノクサという場所だが、この名前を聞いて「あぁ、あそこか」と見当がつく日本人はほとんどいないだろう。

 ニョノクサは北極圏の白海に面した小さな都市であり、原子力潜水艦の建造拠点として知られるセヴェロドヴィンスクから西に30kmほどの場所にある。ロシア海軍のミサイル実験施設である「海軍第45国立中央海洋試験場」が置かれていることから「閉鎖行政領域(ZATO)」――いわゆる「閉鎖都市」に指定されており、特別の許可証を持たない人間以外は立ち入りが許されていない。市内へのアクセスは1日2便の鉄道のみ(道路は現在建設中)であるため、物理的にも外界からは隔絶されている。

 大爆発が発生しながら何が起きたかよくわからないのは、このように極めて特殊な軍事都市での出来事であったためである。

 しかし、爆発が起きたようだという現地住民からのインターネット投稿が相次ぎ、ロシアのマスコミがこれを大々的に報じ始めると、ロシア国防省も事実を認めざるを得なくなった。

 同省の説明によると、現地時間の8日午前、「液体燃料ジェットエンジン」の実験中に爆発が発生し、実験に携わっていた軍人と民間人専門家6名が重軽傷、軍人2人が死亡したという(『インターファックス通信』は、実際の被害者は15人に上る可能性があると報道)。

 また、その後、民間人専門家が乗船する船舶でも火災が発生したとされることから、問題の実験は船上で行われていたようだ。国営『TASS通信』も、爆発が発生したのは船上であったという関係者の談話を伝えているほか、ロシア政府は9日からニョノクサ沖合の海域に航行警報を発令していることからして、少なくとも海上にまで被害が及ぶ事故であったことはおそらく間違いない。

放射線量が一時的に大きく上昇

 さらにロシア国民の間に不安を広げたのは、放射性物質が拡散した可能性である。ニョノクサ市のヴァレンティン・マゴメドフ市民保護課長がマスコミに述べたところによると、8日の11時50分から12時20分にかけて、市の放射線量計の数値が毎時2マイクロシーベルトに上昇したという。

 その後、放射線量計の数値は8日14時の段階で毎時0.11マイクロシーベルト以下まで低下し、住民の避難は必要ないというのが行政当局の説明である。

 しかし、ロシアの有力ネットメディア『Lenta.ru』は同日15時36分、住民にヨード剤が配布され、子供を外に出さないようにとの通達があったという現地医療関係者(アリーナという名前だけが報じられている)の証言を配信した。

 アリーナは「コップ1杯の水につきヨード剤を44滴垂らして飲むように」と指導されたと述べているが、これは原発事故や核実験などで発生する「ヨウ素131」が甲状腺に入り込むのを防ぐために用いられるヨード溶液の濃度(5%)と同程度であるという。この証言の真偽もまた明らかではないが、果たして行政当局の言い分が信用できるのかどうか、疑問視するロシア国民は少なくない。

 いずれにしても、放射線量レベルが一時的に大きく上昇したことは行政当局も認める事実である。こうなると、船上で行われていたという「液体燃料ジェットエンジン」の実験とは一体何だったのかという疑問が生じるのは当然であろう。

新型対艦ミサイル「3M22ツィルコン」

 ニョノクサにある海軍第45国立中央海洋試験場は1954年に建設され、海軍が採用した大部分のミサイル用エンジンの試験を担当してきた。

 有力紙『ヴェードモスチ』によると、2004年までにニョノクサで実施されたミサイルは潜水艦発射弾道ミサイル11種類及びその改良型13種類、巡航ミサイル8種類、対潜ロケット10 種類、艦対空ミサイル2種類に及ぶという。潜水艦発射弾道ミサイルに関しては、現役のものも含めてすべてのエンジンがここで試験を受けたことになる。

 しかし、核弾頭を装着したままでこうした試験を行うことは通常考えられない。衛星画像で見ると、ニョノクサにはエンジン試験用タワーらしきものが設置されており、諸外国と同様、ミサイルからエンジンだけを取り外して試験していると考えてよいだろう。

 しかも実験は船上で行われていたらしいとなると、爆発事故を起こしたのは弾道ミサイルのエンジンではないようだ。ロシア国防省が問題のエンジンを「ジェットエンジン」と呼び、弾道ミサイルに使われる「ロケットエンジン」と区別している点もこの観測を裏づける。

 このため、ロシアのマスコミでは、爆発事故を起こしたのは開発中の新型対艦ミサイル「3M22ツィルコン」ではないかという見方が繰り返し報じられている。最大速度マッハ8という、従来とは桁外れの高速性能を持つ極超音速ミサイルだ。ツィルコンは艦艇から発射されるため、船上で事故が起きたという観測とも整合性はある。燃料も液体式だ。

原子力巡航ミサイル説

 だが、仮に問題のミサイルがツィルコンであったとしても、やはり空間線量が上昇したという事実には説明がつかない。ジェットエンジンの爆発によって放射性物質が拡散することは、普通考えられないためである。

 むしろありえそうなのは、ロシアが開発している「9M730ブレヴェストニク巡航ミサイル」が何らかの事故を起こした可能性ではないだろうか。同ミサイルは2018年3月にウラジーミル・プーチン大統領がその存在を明らかにした秘密兵器で、原子力ジェットエンジンを搭載することで極めて長い射程を有するという触れ込みだ(2018年4月26日『米「第3オフセット」に対抗するロシア「将来戦構想」』参照)。

 原子力ジェットエンジンというのは、外部から取り込んだ空気を原子炉の熱で膨張させ、タービンで加圧して噴射する推進方式である。燃料の搭載量によって航続距離を制限されることなく、ほぼ無限に航空機やミサイルを飛行させられるということで、冷戦初期には米ソが熱心にこの種の研究に取り組んでいた。

 ただ、原子力で飛ぶ航空機はあまりに危険な上、のちに十分な航続力を持つ弾道ミサイルや爆撃機が開発されたため、いずれも開発は中止された。プーチン大統領がブレヴェストニク巡航ミサイルについて述べるまでは、ほとんど忘れられた技術であったと言ってよい。

 そのブレヴェストニク巡航ミサイルであるが、ロシア国防省が公表した映像(https://www.youtube.com/watch?v=okS76WHh6FI)の分析により、全長9mほどのかなり大きなミサイルであると見られている。形状は爆撃機から発射される「Kh-101」に似ているが、ブレヴェストニクは固体燃料補助ロケットを用いて地上から発射されたのち、上空で巡航用の原子力エンジンに切り替わるという方式のようだ。

 このミサイルの原子力エンジンが事故を起こしたのだとすれば、放射性物質が漏洩し、放射線量レベルが上昇することも考えられるだろう。うがった見方をすれば、ロシア国防省がわざわざ「液体燃料ジェットエンジン」という言葉を用いたのも、実際は原子力エンジンであったことを隠蔽する意図があったと取れなくもない。
 しかも、ニョノクサはブレヴェストニクの発射試験場としても知られている。従来は西端の地上発射施設から発射されていたが、これを艦上から発射する実験を行い、失敗したという線は大いにありえそうだ。

 決定的なのは、事故から2日後の10日、国営原子力公社「ロスアトム」が行った発表である。ニョノクサでの事故によって、ロスアトム社員5人が死亡し、3人が重軽傷を負ったという。

 ロスアトムは5人の死亡原因を「液体燃料ジェットエンジン装置の試験」中に起きた事故であるとしているが、ロスアトムといえば原子炉や核弾頭の開発・生産を担う巨大原子力企業であり、普通はジェットエンジンの試験現場に社員が出てくることはない。しかもロスアトムは、この事故がエンジンの「放射性同位体供給源」に関するものだったとしており、やはり原子力巡航ミサイル説が強く疑われよう。

ロシア国防省は詳細の公表を拒否

 現在、ロシア国防省は今回の爆発事件を機密扱いとして詳細を公表することを拒んでいる。

 ただ、仮に原子力エンジンが爆発し、放射性物質が漏洩したとすれば、拡散した物質の核種がいずれ周辺諸国で観測されることになろう。2017年に欧州全土で放射性物質の「ルテニウム103」と「ルテニウム106」が検出された際には、核種の比率や気象状況などの調査によって、漏出源がウラル地方の核燃料処理施設「マヤーク」であったことがほぼ特定されている(ロシア側は否定)。

 閉鎖都市ニョノクサで起きた事態も、いずれはこうした科学的調査によって概ね事実関係が明らかになるはずである。当欄でも今後、新たな展開を待って続報をお伝えすることにしたい。
小泉悠
1982年千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。民間企業勤務を経て、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員として2009年~2011年ロシアに滞在。

㊟露大陸から吹く風に乗って、、、近いうち日本海、日本列島に露の放射能が降り注ぐ。

テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

水川あさみの性格に批判続出!?

水川あさみの性格に批判続出!?

性格が悪いとネットで指摘された芸能人4人!
tocana / 2019年8月13日 8時0分

 人気商売の芸能人たちだが、中には「性格が悪そう」と噂になってしまう人も。以前放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、人気女優・水川あさみ(36)のプライベートにドン引きする視聴者が続出した。

 この日彼女は番組の中で、「どうしても謝りたい人」を告白。ドラマで共演して以来仲良しであるというブルゾンちえみ(29)のことで、以前水川はお気に入りの帽子を貰ったそうだ。しかしそこまでお気に召さなかったらしく、一度もかぶっていないとのこと。するとスタジオにいたブルゾンは、「何で? あんなに『ほしい』って言ってたじゃない!」と猛抗議。ところが水川は悪びれる様子もなく、「よく見たら生地の感じとかも好きじゃなかった」などと言っていた。これに視聴者からは「ブルゾンが可哀そう」「ぜったいブルゾンのこと見下してるでしょ」といった声が。

 今回はそんな水川のように、性格が悪いといわれる芸能人たちを紹介していこう。

●ダレノガレ明美

 まずはモデルのダレノガレ明美(29)。いわゆる“自称サバサバ系”のようなキャラクターが以前から批判されていたが、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)でのバトルでさらにアンチを増やしてしまったようだ。問題になった放送では、女性芸能人が互いを格付けする企画を実施。この中でダレノガレは、熊田曜子(37)に「旦那さんの愚痴をSNSに書くのが良くない。裏垢に書いて」と吹っ掛けていた。

 すると熊田は「SNSって自分のプライベートを出すものですよね?」と反論。しかしダレノガレも譲らず「私が言いたいのは、いちいち旦那の評価を下げるようなことを書かなくてもいいんじゃないかなって」と応戦している。もともと“女同士のバトル”を前面に押し出した企画だったのだが、あまりの迫真っぷりに視聴者は引いてしまった模様。「言い方がキツすぎる」「サバサバじゃなくてネチネチ系」との声が相次いだ。

●安藤美姫

 お次は元フィギュアスケーターの安藤美姫(31)。現役を引退してからバラエティ番組などでも見るようになったが、失言の多さで好感度を落としている印象だ。以前『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)でレストランを訪れた時は、食レポなのにも関わらず「ご飯食べてきちゃって」などと発言。本当にお腹がいっぱいだったのか、注文した料理の量も少なかったという。

 また「もう少し甘くても…」と料理に文句をつける場面も。これに視聴者からは「やる気がなさすぎるでしょ」「こんな性格だったなんて…」「天狗になってる」とのブーイングが上がっていた。最近ではすっかり“炎上芸能人”の仲間入りを果たしてしまった安藤だが、本人もそのことを自覚している様子。通訳機「POCKETALK」のイベントに登壇した際は、「一般的に好感度が低いと言われてる」などと自虐して会場の笑いを誘っている

●りゅうちぇる

 最後はタレントのりゅうちぇる(23)。バラエティ番組などでは明るいキャラクターで人気を集める一方、最近ではしっかりした“イクメン”キャラとしても多くの支持が。かなり好感度の高い芸能人だが、そんな彼にも以前“性悪説”が浮上していた。『行列のできる法律相談所』で藤田ニコル(21)がりゅうちぇるへの不満を告白した放送回で、意外とガチめの反論が返ってきて話題に。例えば「洋服が被ってる」との苦情には、「1番大事なのは洋服じゃなくて、番組で爪痕を残すこと」とカウンターを入れている。

 そして「ちぇるちぇるビームはにこるんビームをパクった」という疑惑には、「にこるんビームしかないから怒ってるのかな?」「にこるんビームで3年5年食っていけるかって話ですよね」と対抗。そんな彼の様子に、ネット上では「こんなりゅうちぇる見たくなかった」「上から目線過ぎる」との声が上がっていた。
(文=ヤーコン大助)

㊟ダレノガレと安藤美姫は性格が悪いのは私も判る。こんな女と結婚したら大変。りゅうちぇるは非常に計算高い。

テーマ:芸能ニュース - ジャンル:ニュース

一度人を襲ったクマ・人を食べたクマは


一度人を襲ったクマ・人を食べたクマは、次に人を見た時に必ず襲いかかってくる
デイリー新潮国内2019年8月16日掲載

北海道札幌市の住宅街にヒグマが出没し、住民を恐怖に陥れた(今月14日に射殺)。国内最大の猛獣「クマ」とは、どんな動物なのか? そして知られざる「クマ撃ち」の世界とは? 昨日に引き続き、北海道旭川市在住、「クマ撃ち」歴38年のベテラン猟師・Hさんのインタビューをお届けする。

 前編はこちら→https://www.dailyshincho.jp/article/2019/08151132/
 ***
音にも敏感だけど、臭いにはもっと敏感

――「クマ撃ち」をすることに、何かしら思い入れのようなものがあるんですか?

H:思い入れとか、そういうのはないですね。しいて言うなら、必ず仕留められると思うから。そうでないと撃てません。打ち損ねたら、山の上から下に一気に走られます。だから「クマ撃ち」は、必ず上から下に追っていかないと危ないんですよ。

――「クマ撃ち」ならではの難しさはありますか?

H:「臭い」ですね。クマは音にも敏感だけど、臭いにはもっと敏感なんですよ。山の中で風が回ってるようなところに人が入ると、その臭いで気付いて逃げられてしまいます。頭もいいし、耳もいいし、鼻もいい。何か気配がおかしいなって思ったら、立ち上がってあちこち見て、鼻を空に向けて臭いをかいだり、いろんなことしますね。それで何かおかしいなと思うと、すぐに逃げる。だから「クマ撃ち」はすごく難しいですね。

――今まで何頭くらい仕留めていますか?

H:30頭くらいかな。僕は駆除で獲ることがなく、ほとんどが狩猟なので、それほど多くはありません。昭和の時代は有害鳥獣駆除として、クマが繁殖する春に「春クマ駆除」というのをやっていたんですが、平成になってそれが廃止になったんですよね。今は農産物被害があった時にのみに駆除するので。以前はクマの頭数自体も減ってきていたので。でも最近は、いくからやりだしていますけどね。

――ご実感として、クマの数は減っていますか、増えていますか?

H:最近は増えてきていますね。春クマの駆除をしないので、生まれた子グマが育っていますから。駆除もそれでやりだしているんだと思います。10年くらい前から北海道各地で、農家の食害が結構出てるんですが、危ないこととか、農家の要請がない限り、駆除しないんですよね。ただ、クマが市街地に出てきたというだけでは、やらないんです。

――札幌の住宅地に連日ヒグマが出ている(今月14日に射殺)というニュースがあったばかりですし、関東でもそうしたニュースを耳にします。

H:旭川市内でも、畑にクマが出るようになっていますね。まあもとはといえばクマの住むエリアだったわけで、そこに人間が家を建てたためにクマが奥に追いやられたっていうだけなんですよね。野幌とか恵庭とか札幌市内とか、それなりに駆除もやっていると思いますが、山にも増えているし、里に下りてくるクマも増えていると思います。

クマ肉の気になるお味は?

――狩猟の装備はどんなものがあるのですか?

H:特別なものはありませんよ。山に入るときは、リュックサックに、ロープと、大きいビニール袋を10枚くらい。あとペットシートの一番大きいサイズ、60cm×90cmのやつを、9枚くらい持って歩いていますね。シカなんかを獲った後、解体して肉にして持って帰るときに、これに包むんだよね。

――ちなみにクマのお肉って、どんな味なんでしょうか?

H:何と表現すればいいんでしょうかね……いわゆる売られている肉とは全然味が違います、やっぱりちょっと獣の匂いはします。肉は赤身なんですが、秋口になると脂がのってきてなかなか旨いです。臭いんじゃないかと思われがちですけれど、上手に解体すれば臭いは気になりません。解体が下手な人がやると、クマの身体の外側にある体臭のようなものが肉についてしまったり、血抜きが中途半端になるので、臭みがでてしまうんですよね。

 肉はちょっと硬めですね。特に大きいクマだと筋肉質なんで、そのまま焼いて食べるってことはしませんね。圧力鍋みたいなもので一度柔らかくして、それから鍋で甘辛く煮込んですき焼きみたいにして食べます。

――ライフルはどんなものを使っているんですか?

H:ライフルは3丁持っていますが、主に使っているのは、単身ボルト式の「サコー M85 フィンライト30-06」というフィンランドの銃です。ボルト式は今の猟銃の主流で、以前は僕も自動式を持っていたんですが、ボルト式に買い換えました。自動式だと薬莢がどこに飛ぶかわからないんですよ。ボルト式なら排莢の動作があるのでどこに出るかわかり、薬莢が再利用できるんです。

 あと、他の2丁は火薬の量が多いマグナム装弾なんですが、そのライフルはマグナムではない普通装弾なので、口径の割には火薬の量が少なくてすみます。火薬1缶買って、マグナムなら100発しかできないところ、「30-06」だと130発くらいできる。弾自体が結構高いので、全部自分で作っているんで。

――「クマ撃ち」を描き話題を集めている漫画『クマ撃ちの女』を読んでも、ものすごく精密なものという印象を受けました。照準の狂いなんかは特に。

H:そうですね、ライフルスコープは狂いやすいですよね、どこかにドンと当てたりすると、それだけでもうね。今年も7月に射撃場で撃ってみたら、100mで7cmくらいズレてたかな。シカを撃つ時なんかもだいたい頭を撃つんだけれど、100m先で7cmズレたら外れちゃうんですよ。頬のところをシャッ……と掠めるくらいになって、5頭撃ったら2頭外す、とか、今まで当たったものが当たらん、とか。やっぱり狙ったところ3cm以内に入らないとダメです。

――獲物から100mくらいの距離で撃つものですか?

H:いや、もっと遠いやつ、200~300mくらいまで撃ちますよ。獲物が見えていて「ここから撃てるな」って思ったら、そこから撃ちますから。

――視力とか、すごく良さそうですね。

H:左は弱いんです、0.7くらいかな。でも右が1.5ですね。右目で照準を見るからね。

400kg超え、軽自動車大のヒグマ

――クマを見つけた時は、どんなことを考えますか。

H:その瞬間は「止まれ!」って思っていますね。「そこで止まれ、止まれ」って。止まらなかったら走ってても撃っちゃうんだけど、たいてい止まってくれるので、こっちを見た瞬間に撃つ。銃はもう照準を合わせていますから。

 シカもそうですが、僕はクマもほとんど頭しか撃たないんですよね。頭が見えるところで止まった瞬間に撃つ。そうするとほとんど一発で倒れます。頭しか撃たないのは、一発で殺さないと暴れたりなんなりしちゃうから。距離が近いこともあって、10mくらいで撃つこともありますね。

 今年獲ったのは、30mくらいの距離で1頭と、20mくらいの距離で1頭。クマは動きが速いんで、その距離で撃ち損じたら大変ですよ。クマはシカよりも速い。速くないとシカを追いかけて捕まえることできませんから。

――「クマ撃ち」として、世間に言いたいこととかありますか。

H:動物を保護する視点しか持っていない人もいますが、僕のような猟師はやたらに撃っているわけではありません。依頼された駆除でなく、自分が獲る限りにおいては、自分たちが食べる分だけ。1頭か2頭獲ったら、それ以上は何頭いても撃ちません。それ以上獲っても処理が大変なだけですから。

 街中に出てきて農作物を食べてしまうクマの駆除についても、「かわいそう」という人もいるようですが、もし自分の家の近くにクマが出てきたら……と想像すれば、そこに住む人たちは本当におっかないですよ。銃を持っているわけでもないのに、真っ昼間に、家の前までクマが来るわけですから。「黙ってじっとしていたら、襲ってはこない」と思ってるかもしれませんけれど、そんなことはありえないわけだから。

――吉村昭さんが描いた小説『羆嵐』を思い出します。題材になった三毛別羆事件では、340kgの巨大エゾヒグマが次々と民家を襲い、7名の死亡者が出たそうですね。

H:人を襲ったクマとか人を食べたクマって、そういう習慣がついてしまっているんですよ。だから絶対に獲らないといけません。放っておいたら、次に人を見た時に、また必ず襲いますから。でも駆除のニュースが流れると、猟友会には「なんで獲るんですか、クマがかわいそう」という電話がかかってくるみたいで。現状をご存じないから、そうなるんでしょうね。

――ちなみにこれまで仕留めたクマで、一番大きいのはどのくらいの大きさでしょうか?

H:これまで仕留めたクマで一番大きいのは 400kg超えですね。大きさで言えば、軽自動車くらいですかね。すごく大きいです。冬で穴に入っていたんですが、穴の近くにいたもんだから、もう1人頼んで、出てくるのをしばらく待って。出てきたところを2人で頭をドンと撃って、それで終わりです。獲ったクマは翌朝3人で行って解体して、雪の上を引っ張るプラスチックのソリ、3台か4台くらいに乗せて持って帰りました。1日がかりで、戻ったら夕方の6時、真っ暗になってましたね。

 ハンターが減ってシカがすごく増えているから、それを餌にするクマも増えているんですよね。北海道でも今は冬眠しないクマもいます、一年中食べるものに困らないから。だから山奥にいるクマは大きくなるし、増えてしまうんですよね。

――最後に、クマと出合ってしまった時にどうしたらいいか、教えてください。

H:急激な動きは絶対にいけません。慌てて逃げたら絶対に追ってくる、それが習性ですから。逃げるにしても、クマのほうを見ながら、ゆっくりと後ずさりする。クマに背中を向けて走ったら絶対にダメです!
猟師・Hさん
旭川市在住、58歳。猟師だった父親、兄の影響で、幼いころから狩猟に関わり、20歳から自身も狩猟を始める。現在は林業に従事する傍ら、クマをはじめとする様々な獲物を狩る狩猟歴38年のベテラン猟師。地元では知られた、数少ない「クマ撃ち」の凄腕ハンター。
取材・文/渥美志保

㊟ゴキ醜たちは人間の肉が美味いのを知ってる。うん?クマと仲間か。

テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

子が親を、親が子を殺す、良き時代!?

子が親を、親が子を殺す、良き時代!?

「長期刑になる覚悟はできています」 長男を殺した元農水次官が語っていたこと
「子供なんて思い通りに育たないよ」
source : 週刊文春 2019年8月15・22日号
「長期刑になる覚悟はできています」
 東京拘置所の面会室で元農水次官・熊沢英昭被告(76)は、はっきりした口調でそう話したという。
◆ ◆ ◆

 熊沢が「息子を刺し 殺した」とみずから110番したのは、今年6月1日午後のこと。自宅1階で事切れていたのは、長男の無職・英一郎氏(44)だった。

「長年、英一郎氏は母親の所有物件である豊島区目白の一軒家に住んでおり、仕事もせずに『ドラクエ』などのゲームをして引き籠もっていました。今年5月25日、練馬区内の実家に出戻ると、すぐに両親に暴力を振るうようになったといいます」(社会部記者)

 同月26日、英一郎氏は「俺の人生は何なんだ」と叫びながら、熊沢に激しく暴行。熊沢は妻に「次にまた暴力を振るわれたら長男に危害を加える」と告げていたという。

「熊沢は長男の将来を憂え、身の回りの世話をしていた。それなのに家庭内暴力は収まらなかった。逮捕後、熊沢は『命の危険を感じた。殺さなければ殺されていたと思う。長男を殺して自分も死のうと思った』と供述しています」(同前)

留置場で熊沢と面会した農水省OBの証言
 起訴前日の6月20日、ある農水省OBが練馬署の留置場で熊沢と面会した。

「彼は思ったより元気で、暗い表情は見せませんでした。留置場の看守(留置管理係)から『事件の話はしてはいけない』と事前に言われていたため、交わしたのは『元気か。体調どうだ』という世間話ぐらい。特に取り乱したりすることはなく、お互いに平静を装っている感じでした」(農水省OB)

 現在、熊沢は差し入れられた直木賞や本屋大賞の受賞作などを読み、初公判を待っているという。

 熊沢と親交の深かった元総理大臣秘書官の飯島勲氏は、「週刊文春」の連載コラムや雑誌「プレジデント」で、きょうだい3人に知的 障害があり、家族のことで悩んできた過去を明かし、「地獄を見たあなたと一緒にいつか、孤立した家族の支援活動に一肌脱ぎたい」と呼びかけた。

「私はその雑誌を熊沢さんに差し入れましたが、『事件に関するものは駄目』と言われてしまった。ですから、彼は事件がどのように世間で報じられているのか、知らないはずです」(同前)

「子供なんて思い通りに育たないよ」

 熊沢と親交があった元衆院議員・福島伸享氏が打ち明ける。

「昨年末、熊沢さんを含めた5~6人で忘年会をやったのですが、私が『うちの子はゲームばかりやっていてしょうがないですよ』と言うと、熊沢さんは『うちの息子だって褒められたもんじゃない。子供なんて思い通りに育たないよ』と話していた。でも、思い詰めた様子ではなく、いつも通り泰然自若としていました。

 熊沢さんは常々『安倍政権になり、農水省の役人が政治的になってしまった。“なんでも官邸団”だ』と憂えていた。次官になるために貿易交渉などで政治家に媚を売る官僚が多い中で、熊沢さんは政治家にも毅然とした態度で接し、能力的にも超越していました」

 現在、かつて熊沢が会長を務めていた「農林水産省退職者の会」が主導し、「支える会」を立ち上げる動きがあるという。熊沢は面会に訪れたかつての仲間に対し、こう話している

「長期刑になる覚悟はできています。しっかり罪を償わないといけない」
 我が子を手にかけたエリート官僚の“決断”は、社会に重い課題を突きつけている。

㊟悲しい事件だった。ただ、熊沢氏の凛とした生き方、官僚として出世していくのが息子さんには負担だったのかも。彼が小学、中学の頃は官舎住まいだったろう。同じ官舎に同級生もいる。学校もクラスも同じ。。。学校でどうしても親の話題になる。「父親は頭がいいのに、お前はバカ!」子供たちは遠慮がない。。。

テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

«  | ホーム |  »

ブロマガ

月刊ブロマガ価格:¥ 680

紹介文:

ブロマガ記事一覧

ブロマガを購入する

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

プロフィール

長官官房

Author:長官官房
渡邉 正次郎(わたなべ しょうじろう).
政治ジャーナリスト・作家
レコードヒットチャート編集長を経て、衆議院議員小峰柳多秘書、参議院議員迫水久常秘書となり、多くの政治家の選挙参謀として活躍。現在、政治・社会評論、講演の傍ら、何人もの政治家ブレーンとして『国会質問、演説原稿』等を依頼され、選挙参謀としても活動し、全員当選させている。.
 99年の東京知事選で石原慎太郎を担ぎ出させ、最後に名乗りを挙げさせる。投票日昼に「石原は165万票で当選」とマスコミ取材に応え、組織を持たない石原の票読みを的中させ驚かせた。また、オウム真理教の看板男、上佑史浩が「数百人のジャーナリストとお会いし、唯一人信じられたのは渡邉先生です」と、逮捕の日に身元引受人を依頼したことはメディアに大きく取り上げられた。.
 また、参議院議員迫水久常秘書当時、全国の暴走族を大同団結させ、『関東連合を』設立、初代最高顧問として抗争事件を起させぬよう指導した。この当時の教え子たちは現在、地方議会、大企業、役人として活躍しており、現在も彼らは情報を提供してくれている。もちろん、闇社会にも教え子は多く、彼らは組織の大幹部、親分ではあるが、今も関東連合初代最高顧問として熱い尊敬を受けている。.
.
議員生活約30年の小泉元首相“議員立法”一本もなし!が、一民間人の政治ジャーナリスト・作家の渡邉正次郎が発案、または改正させた法律(順不同).
.
*動物愛護管理法の改正.
《ペット飼育者のペット放置、殺害の多さをレビ報道で知り、『重い刑事罰に』、.
と武山百合子議員に国会で提案させ議員立法で改正を実現。今後はペットを金儲.
けに繁殖させるブリーダーや販売業者の取り締まりもより厳しくなる。<動物愛.
護管理法は明治時代に施行。このときまで一度も改正されず>》 .
.
*団体規制法(国家転覆を図った団体を取り締まる).
《オウムに破防法適用を政府が決定。が、5人の公安審査会で否決(委員に破防.
法絶対反対を組織決定している極左弁護士3名。)され激怒。武山百合子議員か.
ら国会質問作成を依頼されたことをチャンスに、衆議院予算委員会分科会で、.
「国家転覆を狙ったオウム真理教に破壊活動防止法を適用できないならば、それ.
に替わる法律を作るのが国家の義務」と質問。.
松浦功法務大臣が「素晴しい質問で、即議員立法ででも」と答弁。議員立法で成立。同時に「公安審査会の委員に破防法絶対反対の極左弁護士三名はおかしいのではないか」の質問も。以降、弁護士を2名に減》.
.
*NPO法.
《河村たかし現名古屋市長が現役代議士時代に発案法律。が、当時の大蔵官僚が.
“金を集めるのは大蔵省以外許さない”と自民党議員らに逆陳情し、廃案にされ.
る寸前に河村議員から相談され、素晴しい法案なので親しい自民党議員たちを半.
分脅し継続審議に持ち込み、次の国会で成立》.
*個人情報保護法.
《武富士顧問当時、「同業者の消費者金融Pがブラックリスト(返済がない悪質なもの)を闇金融に売り飛ばしているので、取り締まって欲しい」と依頼を受け、河村たかし議員に持ち込む。議員室に大蔵省役人を呼んで『取り締まるように』と指示すると、「取り締まる法律がない」と。ならばと河村議員を法案筆頭提案者で議員立法で成立》

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (307)
ニュースの深層 (12733)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR