堕ちた大英帝国 メイ首相がついた108回の“嘘”
堕ちた大英帝国 メイ首相がついた108回の“嘘”
木村 正人
source : 週刊文春 2019年4月4日号
期限の3月29日までにEUを離脱できなかった英国のメイ首相(62)。市民生活の大混乱を招く「合意なき離脱」を阻止しようと、離脱撤回や2度目の国民投票を求め、過去最大級の約100万人がロンドン市中に繰り出した。
これまで議会で、煩悩の数と同じ108回も“3月末離脱”を誓ってきたメイ氏。ところがそれが“嘘”となるや、
「英国は内紛や政争、難解な手続き論、EU離脱しか議論しない議員に辟易している」
と議会に責任をなすりつけた。
しかし責任の大半はメイ氏にある。与党の強硬離脱派を封印するため大勝を当てにした解散総選挙で過半数割れを喫し、閣外協力を求めた10議席の北アイルランド地域政党・民主統一党に鼻面を引き回されてきた。
完全に無視してきた野党に今さら協力を求めても聞いてもらえるはずもない。英国以外のEU27カ国は一枚岩なのに、英国は閣僚や議員一人ひとりが好き勝手なことを言い出す“学級崩壊”状態に陥っている。
メイ氏を1時間半詰問し、4時間待たせた
元はと言えば、EU離脱の大きな原因を作ったのは、メイ氏と離脱交渉を仕切るオリバー・ロビンス欧州担当顧問のコンビだ。メイ氏は内相時代、事務次官がいるのにお気に入りのロビンス氏を呼び寄せ、無理やり第二事務次官に任命。
だが、2人が掲げた移民の純増数年10万人以下との目標は一度も達成されないどころか、33万人の大台に乗り、離脱機運を盛り上げてしまった。その結果、企業の英国離れは加速し、英国際会計事務所は、7000人以上の仕事と約8000億ポンド(約116兆円)もの資産がEU側に移されると分析する。
3月21日、EU首脳会議で6月末までの離脱延期を訴えたメイ氏を1時間半詰問し、4時間も窓のない部屋で待たせた各国首脳。4月12日まで猶予を与える代わりに「離脱合意案を可決しなければ、合意なき離脱を」と“最後通牒”を突き付けた。かつて7つの海を支配し、「太陽の沈まぬ帝国」と呼ばれた英国の威信は地に落ちた。
16年に英史上2人目の女性首相となった当初は「鉄の女の再来」と持ち上げられたメイ氏。100万人デモで掲げられた彼女の風刺画には「レームダック」を通り越し、「デッドダック」と書かれていた。
㊟こんな自我の強い女性を国家のトップにした英国民が悪い。自我を通すためには何が何でもが女性の特性。だから女性はと言われてしまう。
ヒラリ・クリントンなど夫のクリントンに蹴りをくれる、というのだから離婚したくもなるよ。この点はゴキ醜キンピラ国も同じ
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石破茂、日本を捨ててあの慰安婦の待つ北に行きなさい!!
石破茂、日本を捨ててあの慰安婦の待つ北に行きなさい!!
石破氏、天下取りピンチ! 若手のホープ退会で「19人」に
夕刊フジ
自民党の石破茂元幹事長が大打撃を被った。子供たちの命を救うため、「児童虐待罪」の新設を掲げて行動している石破派(水月会)の若手ホープ、石崎徹衆院議員(35、比例北陸信越)が派閥を退会したのだ。総裁選出馬には国会議員20人の推薦が必要だが、同派は19人となった。石破氏としては、「ポスト安倍」戦略の立て直しを迫られそうだ。
「派閥にとらわれず、さまざまな政策課題に取り組みたいとの思いが強くなった」
石崎氏は26日、国会内で記者会見し、こう語った。2016年衆院選で初当選した直後から、「児童虐待防止」を政策テーマに選び、コツコツと取り組んできた。超党派で「児童虐待罪」の新設を目指す若手勉強会を発足させるなど、派閥にとらわれない活動が目立つ。現在3期目。
石破氏は慰留したが、石崎氏としては、安倍首相への批判をメディアなどで強めて自らの存在感を打ち出そうとする石破氏の姿勢に、窮屈さと違和感を覚えていたようだ。周辺にも「石破氏には、挙党態勢を築くのに力を入れてほしい」と語っていたという。当面は無派閥で活動する。
石破派の足元は大きく揺らいでいる。
昨年秋の党総裁選で安倍晋三首相に敗れた後も、党内には支持が広がらない。同派は内閣改造・党役員人事で冷遇され、山下貴司氏(53、岡山2区)が法相に一本釣りされ、派閥の切り崩しにあった。同派の事務総長だった古川禎久氏(53、衆院宮崎3区)も昨年12月、石破氏の人心掌握術への不満をくすぶらせ、事務総長を辞任した。
参院竹下派との連携に向けた「合同勉強会」も立ち消えになったままだ。
石破氏としては、先の総裁選では党員・党友の「45%」の支援を受けたのをテコに、地方行脚を続け、「人口減少社会への危機」を訴えているが、同派からの「退会ドミノ」の可能性も指摘されている。
反転攻勢できるのか。
㊟石破くんって、右目が北朝鮮、左がロシア、醜ゴキに向いていて日本に焦点を絞れないんだね。それとも初訪朝の夜にベッドインした慰安婦が忘れられないのかな。
どんぐり野党、転がり上手な枝野立憲にやきもき!!
「枝野ドクトリン」が招く野党の亀裂 国民民主党内で強まる脅威論
産経新聞
立憲民主党の枝野幸男代表が3月末に発表した「当面の活動方針」が波紋を広げている。他の旧民進党系党派からの「引き抜き」を示唆した内容だけに、矛先を向けられた国民民主党の警戒感は臨界点に達しつつある。亀裂が深まれば夏の参院選での野党共闘にも影を落としかねない。(千田恒弥、広池慶一)
「野党第一党のリーダーシップが問われている。おごれる者は政権にはつけない。旧民進勢力が分断されて喜ぶのは自公政権だ!」
国民民主党の原口一博国対委員長は2日の記者会見で、立憲民主党の活動方針を強い表現で批判した。国民民主党の増子輝彦幹事長代行も1日夜のBSフジ番組で「理解できない。『排除の論理』だ」と不快感を口にしている。
無理もない。活動方針には、次期衆院選の公認の対象に「前回他党や無所属で立候補し、立憲民主党と政策理念を共有する人」を含めると明記されているからだ。立憲民主党中堅は「『早くこっちに来い』というメッセージだ。枝野氏は、小沢一郎代表率いる自由党と組む国民民主党を敵と見定めた」と解説する。
その活動方針は、国民民主党内で「枝野ドクトリン」と呼ばれる。他党の切り崩しと自らの勢力拡大に突き進む枝野氏への批判を込めた呼称だ。国民民主党幹部は「『ドクトリン』の発表で党内の雰囲気は変わった。立憲民主党との協調路線は影を潜めた」と明かす。
これまでも立憲民主党は陰に陽に他党に手を突っ込んできた。2月には、次期衆院選の国民民主党公認が内定していた元東京都議を夏の参院選東京選挙区(改選数6)に擁立すると決めた。参院選広島選挙区(同2)で改選を迎える国民民主党現職に水面下で入党を促したこともある。
3月末には参院選山梨選挙区(同1)に社民党所属の東京都杉並区議を立てることを決定し、同党の又市征治党首を「野党共闘にひびが入る」と激怒させた。
「ドクトリン」発表を機に国民民主党内では抗戦の機運が高まりつつあるが、野党共闘に頼らずに夏の参院選に臨むことはできないというジレンマも抱える。
旧民進党系の連携が進まない現状に、国民民主党参院ベテランは「自民党の懐の深さを見習わなければ」と漏らし、こう続けた。
「もはや自民党との連立だって選択肢の一つだ。過去には『自自公』や『自社さ』もあったのだから…」
㊟どんぐり政党が精力争いを止め,野合政権を作ると、現在のヨーロッパ(特に英国、ドイツ、フランス)のように右往左往する時代が来る。となると、やっぱり私の好きな「独裁国家」の方がいいのかも。
あ、誰かが「最近のどんぐりは小粒になったな」と言ってたぞ。