多発する性犯罪への怒りが爆発! インドで8歳女児を強姦・殺害した容疑者を、女らが無裁判処刑
インド 海外ニュース
インドでは、女性に対する性的いやがらせや暴力事件が頻繁に発生し、大きな社会問題となっている。そんな中、女たちの怒りが爆発。レイプ殺人犯とされる男性にリンチを加え、死亡させる事件が起きた。
舞台はインド東部のジャールカンド州の村。地元紙の報道によると、殺されたのはハンスダという男性で、3人の女たちによって後ろ手に縛られた上、棒などでひどく殴られた後、死亡したのだという。
事件のきっかけは、8歳の女の子が村の結婚式に参加し、その後、一緒にいた女の子たちと近くの湖へ水浴びに行ったところ、行方不明になったことだった。ハンスダはその女の子を誘拐、レイプし、殺害後に川岸に死体を遺棄したとされている。
どのような経緯でハンスダが犯人と決めつけられたのかは報道されていないが、女たちによるリンチ映像が動画共有サービス「LiveLeak」にアップされると、この件はあっという間に世界に報じられることとなった。
後ろ手に縛られ、地面を引きずり回される男性。周囲を取り囲むのは女と子どもばかりだ
長い棒で次々に殴りつける。中央の女は片手に赤ん坊を抱えている
執拗に男性の下半身を攻撃する映像を見ると、地面に転がっているハンスダはすでに意識を失ったような状態で、3人の女たちはなおも恨みを込めるように、棒で男性の下半身を叩く。それを取り囲む村の女たちはただ見守るばかりで、男性を助けようとも、逆に加勢しようともしない。
報道によると、現場に駆けつけた警察官がリンチを止め、ハンスダは容疑者として警察署へ連行、拘留されたが、その後、息を引き取ったという。
インドで2015年に警察に届けられた強姦事件は3万4,000件にも及ぶという。実際はその10倍以上とも推測されており、恐ろしいほどの数の女性が被害に遭っていることになる。ちなみに日本では、警察庁の統計によると、14年度の強姦件数(警察に届けられた数)は1,250件となっている。
例えば12年には首都ニューデリーでバスに乗った女子学生が複数の男に襲われ、一緒にいた恋人の前で集団レイプ、その後死亡するという事件が起こり、世界中を震撼させた。襲われるのは地元の女性だけとは限らず、15年には仏教の聖地で観光名所でもあるブッダガヤで、日本人女性観光客が3週間にもわたり地下室に監禁、男たちに繰り返しレイプされるという事件が起きている。
また今年に入ってからも、南部のゴア州でアイルランド人の女性旅行者がレイプされた後に殺害、遺体となって発見されている。
今回の事件は濡れ衣の可能性も否めないが、こうした状況を放置している司法や警察への女性の不信感が具現化した事件といえるだろう。
㊟ガンジーよ、あなたは無抵抗主義を教えたが、、、浮気をするなとは教えなかった。
串焼きの刑に、水攻め……中国当局による少数民族への拷問動画が流出
串焼きの刑に、水攻め……中国当局による少数民族への拷問動画が流出
• 文=日刊サイゾー編集部(@cyzo)
中国 ウイグル
新疆ウイグル自治区で日常的に行われているウイグル人など少数民族への弾圧をトルコが「人類の大きな恥だ」と非難し、事実上の強制収容所である再教育施設の閉鎖を求めたことに対し、中国側は虚言であると反論。両国関係が悪化する事態に発展しているが、トルコの主張を裏付けるような動画が流出したのだ。
台湾メディア「自由時報」(2月10日付)によると、その動画は、同自治区を脱出してトルコにたどり着いた東トルキスタン人がFacebookに投稿したもの。囚人服のような青い服を着せられ、顔には黒い布袋をかぶされた男性が、拷問器具 に固定されている。
監視員が「お前は規則違反を犯したから罰を受けるんだ。開始!」と言うと、固定された男性が串焼きのように回転を始める。たまらずにうめき声を上げるが、監視員が「お前はまだ違反するのか!? おい、もっと速く!」と器具を操作している男に呼びかけると、回転のスピードが上がった。
この動画に対し、華人からは「まるで焼き 肉みたい」というのんきなコメントも見受けられたが、トルコ人などイスラム系民族からは「アラーは間もなく彼らを滅ぼすだろう」「中国を破滅させるための超自然的な力が欲しい」といった感情的なコメントが殺到。対中感情が急速に悪化している。
中国当局による拷問は、これだけではない。「BBC中文」(同12日付)によると、過激思想を理由に数カ月にわたり再教育施設に収容されていたことがあるカザフ人のOrynbek Koksybek さんは、そのうちの7日間が特にきつかったと振り返る。
手足を拘束された状態で穴の中に立たされ、水責めを受けたというのだ。しかも、季節は冬。当地では、氷点下10度を下回ることも珍しくない。死人が出てもおかしくない状況であり、これは再教育施設ではなく、強制収容所だ。
Orynbek さんは「中国の目的はカザフの中国化で、民族そのものを消滅させようとしている」と危機感を募らせる。
少数民族弾圧を阻止するためには、国際社会の団結が求められる。
㊟良識ある世界の国々が手を組んで、醜キンピラゴキブリを一匹残らず退治しましょうよ。でないと日本人もやられますよ。
警察の通信傍受、12事件で実施 82人を逮捕、法務省
警察の通信傍受、12事件で実施 82人を逮捕、法務省
共同通信社
法務省は15日、全国の警察が2018年、通信傍受法に基づいて12事件の捜査で携帯電話の通話を傍受し、計82人の逮捕につながったと発表した。00年の法施行以降の適用事件数は計145、逮捕者は計857人となった。
法務省によると、12事件で計46件の令状を裁判所に請求し、全て認められた。内訳は詐欺3、薬物関係3、恐喝・恐喝未遂2、殺人1、殺人・銃刀法違反1、窃盗・窃盗未遂1、詐欺・電子計算機使用詐欺1。都道府県警名や事件の詳細は明らかにしていない。
12事件で傍受した通話は計1万359回。
㊟私が以前から「携帯、PCは盗聴されていますよ」配信しましたね。やっているんです。もっと以前から。それがバレそうになって、慌てて公表したんです。
エログッズを購入したあなた、エログッズ屋に買いに行きなさい。あ、店で防犯カメラに映ってるか。。。どうします?
蛆キムチが“傲慢かまして”よかですか!?
蛆キムチが“傲慢かまして”よかですか!?
新日鉄住金の資産売却手続き開始へ、面談拒否で元徴用工側が宣言
株式会社 産経デジタル
韓国最高裁が新日鉄住金に賠償を命じる確定判決を下した、いわゆる元徴用工訴訟の原告側代理人弁護士らは15日、既に差し押さえている韓国内の同社資産について、売却と現金化の手続きを始めると宣言した。
代理人の林宰成弁護士らがこの日午後、東京都千代田区の新日鉄住金本社を訪問。同社が面会を断ったため、賠償協議に応じるよう引き続き求める要請書を受付に預けた。
林弁護士はその後、本社前で報道陣に「昨年から3回訪れたが、担当者の顔さえ見られず残念。これ以上待つわけにいかず、売却手続きに入る」と述べた。手続きは帰国次第、行うという。また、林弁護士は産経新聞に対し、「申請は来月以降になり、現金化まで最低3カ月かかるだろう」と見通しを語った。
新日鉄住金は「要請書は受け取った」とした上で、「これまで通り日本政府にも相談の上、適切に対応していく」とコメントした。
本社前には、韓国を含む多くの報道陣が集まったほか、支援団体がシュプレヒコールを上げ、一時騒然とした雰囲気に包まれた。代理人はこの日、賠償協議を求めるため近くの三菱重工業本社と東京都港区の不二越本社も訪問した。
㊟この蛆キムチ弁護士どもの生意気な態度と言動。蛆が言葉を喋るのもおかしいが、こんなにごう慢“”蛆キムチが傲慢かましてよかですか?漫画家・こ~ばや~し。
「極めて深刻」と菅天皇、これだけ?どうにかするのが政府じゃないの?
新日鉄住金の資産売却「極めて深刻」=菅官房長官
時事通信社
菅義偉官房長官は15日午後の記者会見で、韓国徴用工訴訟の原告側弁護士が差し押さえた新日鉄住金の資産の売却手続きに入ることについて「極めて深刻だ」と述べ、強い懸念を表明した。
菅長官は「引き続き関係企業と緊密に連携を取りながら、日本政府として一貫した立場に基づき適切に対応していきたい」と強調した。
㊟言葉だけ。彼らの入国目的を監視したのか、入国審査票に記入以外の行動を取ったら逮捕。入国に「抗議申入れ」とあったら入国拒否すればいいだろ?
ジャニの老いぼれマッチ、一番才能無しの家出息子でした!!
近藤真彦の発言にキムタクファンが激怒!?「お前が言うな」とツッコミが殺到した芸能人3人
日刊サイゾー
ご意見番として辛口な発言をする芸能人は少なくないが、時には「お前が言うな」と突っ込まれてしまうことも。以前には近藤真彦が、ラジオでブーメラン発言をして話題になっていた。
1月20日に放送された『COME ON! ROCKIN’ROAD』(FM COCOLO)には、木村拓哉がゲスト出演。同ラジオのパーソナリティーを務める近藤が、木村の主演映画『マスカレード・ホテル』について言及した。
しかし近藤は「階段降りていくのもさぁ、“トントントントン”って降りていけばいいのに、スキップして“トトントトン”って降りてくじゃん」「『こいつ計算してるなぁ』って思いながら見てた」と、木村の“カッコつけ”を指摘。「計算高い男」として木村をしつこくイジり続け、木村のファンから「マッチもだいぶカッコつけてるのに人のこと言えないでしょ」「キムタクもマッチには言われたくないだろうな」「“キムタクをイジれるオレ”に酔ってそう」と叩かれてしまった。
今回はそんな近藤のように、「お前が言うな」とツッコミが殺到した芸能人を紹介していこう。
●小山慶一郎
まずはNEWSの小山慶一郎。彼は以前『news every.』(日本テレビ系)で山口達也の謝罪会見が取り上げられた際に、「先輩のあんな顔は見たくなかったです。しかし被害者の方はもっと辛い思いをされていると思います」「今回の件は決して許されることではないので、山口さんにはしっかり被害者の方に向き合ってほしい」と厳しいコメントを残していた。
しかしその数カ月後には、小山に未成年との飲酒スキャンダルが。ジャニーズ事務所は彼の活動自粛を発表し、昨年12月には『news every.』を降板してしまう。そんな小山にネット上では、「自分も未成年と遊んでたのによく山口にあんなコメントができたな」「過去の発言がブーメランになってしまう珍しいケース」「完全に“お前が言うな”案件」といった批判が。山口に言及していた際は涙も浮かべていたが、あれは偽りの涙だったのだろうか。
●有吉弘行
お次は辛口コメントでお馴染みの有吉弘行。彼は以前ラジオ番組で、毎年発表される「世界で最も美しい顔100人」について言及。「人に順位をつけてるようじゃ世界は進んでいかない」「下の順位の人が傷つく」「みんな一緒だしみんな1位」と持論を展開していた。
しかし有吉といえば、これまで散々“ブスイジり”をしてきた芸人。例えばタレントの大沢あかねには“ブス界一の美女”とのあだ名をつけていたり、高橋真麻を「ブスの巨乳なアシスタント」などとこき下ろしている。そのためネット上では「散々容姿の格差をイジってきたのにどうしたの?」「確かに容姿をランキングにしたりするのは嫌だけど、有吉が批判するのはなんか違う」といった声が続出。発言だけ見ると正論だが、“辛口キャラ”の弊害が出てしまったのかもしれない。
㊟マッチはが♪ちっちゃな頃から悪ガキで~♪、小学時代も勉強まるでダメ。家出同然で川崎からジニャーズ事務入りしたんです。この後も教育は受けず、15歳でメリー喜多川の情夫一筋。だから今もわがまんま。
ですからマッチが中森明菜に火を点けたとき、メリーは気が狂ったように髪振り乱して明菜の部屋に乗り込み、「マッチと別れないないならお前を潰す!!」と脅し強制的に別れさせたんで~す。
マッチ?今も漢字読めない書けないです。これ有名ですよ、
この女、帰国したら自国でテロを!!!
この女、帰国したら自国でテロを!!!
15歳でISに加わった英女性、帰国希望も「後悔ない」 処遇が課題
SFP 時事
【AFP=時事】2015年に15歳でシリアに渡り、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に加わった英国の女性が14日、英紙タイムズ(Times)とのインタビューで、帰国を希望していると述べた。女性は渡航を後悔していないと語っており、帰国したIS支持者をどう処遇すべきかという西側諸国共通の課題が浮き彫りになった。
この女性はシャミーマ・ベガム(Shamima Begum)さん(19)。2015年に学校の友人2人と共にロンドンを離れ、シリアに渡った。ISが樹立を宣言した「カリフ制国家」が崩壊に向かう中、現在はシリア東部の避難民キャンプに身を寄せており、このキャンプでインタビューに応じた。
べガムさんは「ここに来たことを後悔していない」と述べる一方、これまでに子ども2人を亡くし、3人目の子どもを授かっていると説明。「ただ耐え切れなくなった」と語った。
さらにベガムさんは「(IS支配地域に)とどまった場合、生まれてくる子どもが、私のほかの子どもたちのように死んでしまうのが恐かった」とし、「だからカリフ制国家から逃げた。今はとにかく英国に帰りたい」と述べた。
英内務省のベン・ウォレス(Ben Wallace)治安担当閣外相は、シリア、イラクで紛争に加わった後に帰国する国民の扱いは多くの政府が直面する難しい問題だと指摘。BBCラジオに対し、「われわれすべてにとっての課題だ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News
㊟英国はこの女を帰国させないこと。必ずテロを実行しますよ。
政府、蛆キムチに手緩いんだ!
政府、蛆キムチに手緩いんだ!
差し押さえ資産の現金化警告=徴用工訴訟で原告側
JIJI.COM2/14(木) 14:43配信
【ソウル時事】韓国最高裁が元徴用工への賠償を日本企業に命じた訴訟で、新日鉄住金を相手取った訴訟の原告側弁護士は14日、弁護士らが15日に東京の同社本社を訪れて協議を要請し、これに応じない場合は、差し押さえた韓国内の資産について「売却命令を早期に裁判所に申請せざるを得ない」と警告した。
月内にも現金化の手続きに入る意向を示唆した形だ。
日本政府は「賠償問題は1965年の日韓請求権協定で解決済み」との立場で、新日鉄住金の資産差し押さえを受け、請求権協定に基づく2国間協議を韓国政府に要請している。しかし、韓国側は回答を先送りしており、原告側が現金化の手続きに踏み切れば、企業側に実害が発生する事態となり、日本政府が反発を一層強めるのは必至だ。
㊟何か手はないんですか?手をこまねいて口で抗議ばかりじゃ、舐められっぱなしですよ。蛆に頬、舐められる、、、ゾッとします。
スリランカの死刑執行人に応募しませんか?
スリランカで“死刑執行人”募集 月給は2万円
ホウドウキョク
43年ぶりの死刑再開で、新聞に掲載された“ある職業”募集の求人広告が波紋を呼んでいる。
「18歳から45歳のスリランカ人男性」、「品行方正で精神的に強いこと」。
これは、スリランカで死刑を執行する人を募集するため、当局が新聞に掲載したもの。
スリランカでは、1976年以降、死刑は執行されていないが、2月7日、大統領が薬物密売の受刑者を対象に「数カ月以内に死刑執行を再開する」と表明したことから、募集が始まった。
月給は、日本円でおよそ2万円ほどになるという。
麻薬撲滅作戦に対して強硬的な手段をとるフィリピンのドゥテルテ大統領にならったとみられているが、死刑執行再開については、強い反発の声があがっている。
FNN
㊟スリランカには何回か、、、私の家に留学生として迎えた子も、、、「真面目で品行方正」って条件だから応募しようと。再度読み返したらスリランカ人に限ると。移民して帰化しようか、、、でも、給料が安いや。やめ渡航(ダジャレ)。
メルケル首相、しっかりせんと再び、ヒトラー的政治家が登場するぞ!!
ドイツ人がようやく気づき始めた中国という「貪欲国家」の実像
現代ビジネス
ドイツ人の中国観
1月2日、3日と、新年早々二日続きで、ドイツの国営第2テレビで驚きのルポが流れた。
タイトルは「新シルクロード」だが、サブタイトルの「Chinas Griff nach Westen」というのが、どうもうまく訳せない。英訳なら、「China's grip to the west」。ただ、Griff(grip)という言葉には、西に進出するだけでなく、支配の手を伸ばそうしている気配が示唆されているので、意訳すれば“China's grabbing”か?
日本は、距離が近いこともあり、常に中国の情報が溢れている。文化大革命の時代こそ、何が起こっているかよくわからなかったが、1972年の国交正常化のあと、80年代はシルクロードブームに沸き、中国大陸に対する憧れが膨らんだ。
しかし、そのあとやってきたのは、強引な歴史解釈による日本攻撃や、技術の盗難といった問題。そして、ここ10年ぐらいは、中国経済の破格の発展で、日本はどんどん押されていった。
それどころか、いまでは中国の膨張は経済だけにとどまらず、軍事、情報、宇宙など、多くの先端分野で日本を脅かしている。いずれにしても、私たちはずいぶん前から、中国の怖さには気づいている。
ところが、これまでドイツでは違った。中国に関しては、圧倒的にポジティブなニュースが多かった。中国とドイツの間には歴史問題もない。あるのは、古代からの神秘的で壮大なイメージと、現在のエネルギッシュな姿である。ドイツ人は中国人に対して、理屈抜きで凄い! という印象を持っているが、警戒はしていなかった。
しかも、GDPの半分を輸出に頼るドイツ企業は、ここ10年余り、年を追うごとに中国市場に依存していった。中国の機嫌を損ねない限り、ドイツはチャイナマネーの恩恵に与れた。何と言っても、ドイツ車の3台に1台は中国市場向けなのだ。
政治家は中国を丁重に扱い、メディアも悪くは書かなかった。それどころか、EUで中国が不利な扱いを受けそうになると、率先して助けていたのがドイツ政府だったのだ。
悪いニュースがないのだから、ドイツ国民が中国に対して良い感情を持ち続けていたのは当然のことだった。私が少しでも異議を申し立てれば、「日本人と中国人は仲が悪いから」と片付けられた。
「日本人は中国で蛮行を働いていたくせに、批判するとは反省がない」と、自分が世界を中立に見ているかのように振舞う人もいた。
12月になると、歴史番組として「南京大虐殺」が登場し、日本の評判はいつも地に落ちた。ちなみにドイツ人ジョン・ラーベ著『南京の真実』の原題は、“Der gute Deutsche von Nanking(南京の良きドイツ人)”である。ただ、この本には、あまり「真実」は書かれていないように思う。
海路と陸路で西へ向かう
7~8年前のことだが、ドイツにいたナイジェリア出身の学生が、「中国人が我々の国にたくさん投資をしてくれる。中国人はヨーロッパ人と違って、僕たちを上から目線で見ない」と、中国人を高く買っていた。
ドイツ人にとっても、中国のアフリカや中央アジアへの進出は、一緒に儲けられるチャンスでもある。中国の軍事的拡張は、遠いのであまり気にしない。それどころか、メルケル首相は公式の場で、「中国はドイツにとってアジアで一番大切な国」とはっきり言っていた。
そんなわけで、ドイツが中国の新シルクロード計画(一帯一路)にいち早く参加し、躊躇する他の国々に参加を呼びかけていたのも不思議ではなかった。
さて、そのドイツの態度が崩れ始めたのは、中国資本によるドイツ企業の買収が大きくなりすぎたからだ。
2016年以来、中国はドイツにとって最大の貿易相手国となったが、その年、ハイテク産業ロボットメーカーKUKA社が中国の手に渡ってから空気が変わった。ドイツのハイテク産業の中枢に穿たれた傷跡は、無視できなかったのだろう。しかし、もはや買収は止まらず、2018年にも100億ユーロ以上の企業が中国の手に渡っている。
ただ、それにもかかわらず、中国の過激な経済進出について、明確に述べるメディアはなかった。だから、今年の初め、二日に亘って流れた前述のルポに、私は正直言って驚いた。
旅は深圳市で始まる。40年も前に「自由市場主義」の実験の始まった場所だ。今では年に2500万のコンテナの積み降ろしの行われる巨大な港である。二人の男性レポーターが、海路と陸路に分かれて、ここから西に向かう。
陸組は古代の隊商が辿ったように、まず鉄道で敦煌。そこからは車でウイグル自治区のカシュガル、そして、世界で一番危険と言われているカラコルム・ハイウェイを経て、パキスタンのイスラマバードへ。そのあとは、キルギスのイシク・クル、ウズベキスタンのサマルカンド、トルコのイスタンブールを通って、ハンガリーのブダペスト。終点はドイツのドゥイスブルクだ。途中の中央アジアや砂漠の映像は、信じられないほど美しい。
一方、海組は深圳からコンテナ船で海のシルクロードを進む。最初の寄港地はカンボジアのシアヌークビル。そこからミャンマーを経て、スリランカのハンバントタ港。パキスタンのグワーダル港、オマーンのスール、スエズ運河を通って、フランスのマルセイユ港へ出る。そして終点はやはりドイツのドゥイスブルク。
ドゥイスブルクはルール炭田地方にあり、昔は石炭積み出しのための内陸港として栄えた場所だった。炭鉱の衰退とともにすっかり荒廃していたが、今、中国とドイツを結ぶ貨物列車の終着駅となったおかげで見事に蘇った。
いずれにしても、新シルクロードの終点がドイツというところに、やはり独中関係の親密なつながりを感じる。
現代のガラス玉
ルポは陸路の敦煌から始まる。敦煌はすっかり中国人向けの観光地だ。観光客を背中に乗せた何百頭ものラクダが連なって、広大な砂漠を闊歩していく。あるいは、やはり何百人もの中国人が、砂山の頂上から木の橇で滑り降り、歓声を上げている。
このルポを見て、まず印象的だったのは、中国人の明るさだ。観光客も、ビジネスマンも、工事現場で働く技師も、工場経営者も、皆が活発で、溌剌としている。
彼らは膨大な資金と凄まじいエネルギーで、あらゆるものをあっという間に中国に変えていく。眠っていたような町を根こそぎひっくり返し、道路を、橋を、港を、工場を、近代的なビルを、いかにも楽しそうに作っていくのだ。
このルポに出てくる中国人は、皆、自分たちが世界中に進出し、いつかすべてを我が物ものにすることに、微塵の疑いも持っていない。だからこそ、どんなに危険な場所でも自信に満ちていて、どんなに困難な工事でもくじけない。これほど他人の生活を踏みにじりながら、ひたすら前向きに進んでいける人たちがいるということが、とても信じられない。
一方、そんな中国人の溌剌さとは対照的に、土地を奪われ、職を失った地元の人たちは、ただ呆然と暗い顔をしていた。キルギスでは、これまで見たこともなかった立派な道路や線路ができ、送電線が整備されたが、同時に、環境破壊と膨大な負債が残った。2018年には、政府が国を中国に売ったとして、住民の暴動まで起こった。
ウズベキスタンでは、綿糸の大工場に、ドイツ製の機械が見渡す限り並び、そのピカピカの工場でウズベキスタン人が無表情で働き、中国人の社長が「中国よりもずっと賃金が安い」と語っていた。
ハンガリーでは、新幹線プロジェクトが進んでいる。中国が投資し、中国が建設し、ハンガリーが支払う。案内の青年が言った。
「中国のいうウィン・ウィンというのは、中国が二度儲けることだ」
海路の方も同じ。カンボジアの学者は、
「中国人は賄賂で役人を動かし、設計をし、資材を持ち込み、労働者を連れてきた」
と語る。すべてが不透明な上、地元には何のお金も落ちなかった。
ミャンマーは世界一のヒスイの産地だ。中国人が設えた粗末な取引所に、「神々の石」と言われているヒスイを手にミャンマー人がやってきて、中国人に買い叩かれていた。「中国が勝って、私たちが負ける」という言葉が、新シルクロードのあらゆるところで、呪いのように囁かれている。
とりわけ酷かったのがスリランカだ。ハンバントタ港は中国の投資で整備したものの、6.8%もの高金利が返済できず、2017年、ついに借金の形として、99年間の期限で港湾使用権が中国に渡った。それだけではない。スリランカには、車の走っていない道路、空っぽの大病院など、中国のお金で作った使われていないゴースト施設がたくさんあった。
圧巻はハンバントタ国際空港。100万人の乗降客に対応できる新空港は、まだ一度も使われていないし、使う予定もない。
その昔、ヨーロッパ人は、何も知らないアフリカ人にガラス玉を渡して商売をしたというが、なぜ、現在のスリランカで、それと同じようなことが起こりうるのかがわからない。莫大な借金をして買った使い道のない大空港は、まさに現代のガラス玉だ。
それでも「アジアで一番大切な国」なのか
フランスのマルセイユは、海のシルクロードのヨーロッパ側の橋頭堡になりたいそうだが、港の高台にはすでに巨大なコンテナ村のファッションセンターが完成していた。中国のファッション類は、将来はすべてここからヨーロッパ中に供給されるという。
ボルドーでは、きれいな英語を喋る若い中国人資本家が、美しいぶどう畑を背景にワインを飲んでいた。2015年よりぶどう畑や城をたくさん買収したので、これからは城のリニューアルに取りかかるそうだ。
近隣の市場で野菜を売っていたフランス人はドイツ人記者の質問を受け、「どう思うかだって? 俺たちのシャトーもワインも、全部、持って行かれる。ドイツ人はベルリンのブランデンブルク門を中国人に買われたら、どう思うんだ?」と自嘲気味。
どれもこれも、日本人にはどこかで聞いた話だが、このルポを見て、初めて知ったドイツ人は、かなりショックを受けたらしい。
ただ、その後、ネットやメディアで話題になるかと思ったら、ほとんど反響がなかったのには、少し拍子抜けだった。あまりにも中国に深入りしてしまっているドイツ人は、そう簡単に方向転換ができないことがわかっているのかもしれない。
なお、このルポを見たとき、私は何か足りないと感じた。もう一度、見直して気づいたが、中国の軍事的野望に一切言及がない。中国の軍事的膨張は凄まじいものがあるのに、それに触れないということは、ドイツも何らかの形で関わっているのか。
それとも、ドイツのメディアでは、いくらルポといえども、「アジアで一番大切な国」について、やはりそこまでは踏み込めないのだろうか。
パキスタンのグワーダル港の管理会社の代表(中国人)がこう言っていた。
「中国人は平和の民だ。私たちが植民地を持ったことは過去に一度もないし、未来もないだろう」
この言葉を聞いて、ドイツ人はどう思ったのだろう。
川口 マーン 惠美
㊟メルケルも女性なんですね。甘いんです。メルケルさん、ゴキブリ醜キンピラはヒトラー以上に異常性格で怖いですよ。あの顔を見れば分かるでしょ?パンダが腐ったような顔して。