中国がカナダ元外交官拘束、CFO拘束の報復か
読売新聞
【北京=中川孝之】ロイター通信は11日、カナダの元外交官が中国で身柄を拘束されたと報じた。中国の通信機器大手「華為技術」(ファーウェイ)の孟晩舟(モンワンジョウ)最高財務責任者(CFO)(46)が今月1日にカナダで拘束された後に起きたという。孟氏の拘束との関連は不明としているが、中国によるカナダへの報復との見方も出ている。
拘束されたのは、民間の研究機関「国際危機グループ(ICG)」(本部・ブリュッセル)で北東アジアのアドバイザーを務めるマイケル・コブリグ氏で、外交官として北京や香港での勤務経験があった。
ICGは11日、報道を受け、「所在確認と安全の確保のため、情報収集に全力を尽くす」との声明を発表した。
㊟インテリジェンスの世界では<やられたらやり返せ>がルール。あ、醜キンピラ国はゴキブリ国なんだからインテリジェンスは関係ないか。。。どうしよう。
テレビでアップやめて~!さつき婆さんの顔!!
片山氏「100%開示」 収支報告訂正で 野党の追及に皮肉も
毎日新聞
片山さつき地方創生担当相は11日の記者会見で、臨時国会を振り返り、自らが代表を務める団体の政治資金収支報告書の訂正が相次いだことを「非常に申し訳ない」と重ねて陳謝した。
一方、週刊文春の報道をもとに口利き疑惑を激しく追及した野党議員を「極端から極端へみたいな話に少しなっている気がした。反省が一番だが、大変考えさせられるところがあった」と皮肉る場面もあった。
週刊文春は2015年に当時の私設秘書が税制上の優遇措置が維持されるよう働きかけることを約束して会社経営者から100万円を受け取り、片山氏も国税庁に電話をかけたなどと報じた。片山氏は「国会の場でも150回ぐらい質問が出て、ほぼ100%分かることを開示して答えた」と述べ、説明責任は十分果たしたと強調。「お金を要求したり利得が振り込まれたりしたこともない。国税当局に働きかけしたこともない」と口利き疑惑を改めて否定した。
ただ、政治資金をめぐるずさんな管理が明白となったことで、来年1月28日召集を軸に調整が進む通常国会でも野党の追及は続きそうだ。片山氏は「年末年始に抜本的な態勢強化をしなくてはいけない」と述べ、収支報告書を徹底管理すると強調した。【野間口陽】
㊟私は江戸っ子だけど珍しく気が小さいんです。さつき婆あさんの顔、テレビでアップされると恐怖を。。。
精力絶倫の露女に結弦は無理で~す!!
精力絶倫の露女に結弦は無理で~す!!
メドベージェワ選手が羽生選手の写真を削除した理由
共同通信
ロシアのニュースサイト「ガゼータ・ルー」は3日、平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成した羽生結弦選手(23)と、女子で銀メダルを獲得したロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手(18)が恋愛関係にあるとのうわさが、ブログや一部ネットメディアで流布していると伝えた。一方で、両選手ともこれを否定したとしている。
メドベージェワ選手が来季からカナダに滞在し、羽生選手が師事する同国のブライアン・オーサー・コーチの元で練習することを決めたことや、メドベージェワ選手が日本でのアイスショー公演の後、短い期間ながら休暇を取ると語ったこと、「人生での変化」のおかげでカナダでのトレーニングに集中できると語ったことも、うわさに輪をかけたとしている。
㊟ユヅがロシアの女に惚れる筈ないでしょうが!!ロスケ女はsexがとてつもなく強いんですって。
シベリアに強制抑留され、帰国した元日本兵の書いた悲惨極まる食事、過酷重労働のほかに、何人もの露スケ女に襲い掛かられた部分がありました。珍棒を縛り上げ、次々遅い掛かるんだそうです。著者は「二度と女性を目にしたくない」とあった。。
ところで、メドがユヅを諦めたことで、あの歌を思い出した。先日、夫の津川雅彦と合同葬をした朝丘雪路の歌、「ふりむいてもくれない」(クラウンレコード)です。
銭形平次で一世を風靡した東映の大川橋蔵に朝丘雪路が惚れ捲って惚れ捲って、、、何度コクっても相手にされず、泣きながら諦めて唄った歌です。大ヒットしたんですよ。
♪ふりむいてもくれない こんなにすきなのに~ふりむいてもくれない こんなに好きなの~に♪。
そう、大川さんは祇園の芸子と結婚、子をなしましたが本当は男が好きだったんですね。あんな精力が強そうな女性を毛嫌いしてたんです。わかるわかる。(よく知ってるでしょ)
それにしても古い歌をよく知ってる私、さつき婆さんのとこでも書いた大津美子の「銀座の蝶」とか。歳がバレそうだから気を付けよう。「ふりむてもくれない」をネットッでどうぞ。なかなかいい曲ですよ。
現金を手元に置く時代!?通信機器障害がヤバなんです!!
キャッシュレス時代に逆行も
ソフトバンク通信障害 「重大インシデント」の影
格段に進んだ「負の広がり
共同通信
「史上最大の通信網まひ」「高度情報化社会のもろさ」。34年前の1984年11月、東京・世田谷で起きた通信ケーブルの火災が起き、約9万3千回線の電話や銀行のオンラインが不通となり、完全復旧まで11日間かかった通信障害があった。
当時の社会に与えたインパクトはすさまじく、電話・通信の回線に依存する都市社会のもろさが露呈したと報じられた。この年の国内10大ニュースには「グリコ・森永脅迫事件」と並んでランクイン、90年代まで、ことあるごとにインフラの危機管理の教訓として取り上げられてきた。まだ携帯電話の黎明期、電電公社が民営化された翌85年に登場の「ショルダーホン」は重さ3キロ、連続通話時間は40分足らずの代物という、そんな時代だった。
機能まひ
「初めて公衆電話を使った」。12月6日に発生したソフトバンクの通信障害のため、駅前の電話ボックスに行列して並んだ若い女性がテレビのインタビューに屈託なく答えているのを見た。多くの人が携帯モバイルに依存している今の状況を物語る一シーンとして、はっとした方も多いのではないだろうか。
火災という物理的な要因で、一般加入電話や銀行が利用していたデータ通信の専用線が直撃を受けた34年前のハード面の事故と違って、今回はスウェーデンの通信会社、エリクソンの交換機のソフトウエアの異常だったという。海外11カ国の通信事業者でも同じぐらいの時刻に障害が出たとされ、「負の広がり」は1980年代の比ではない。
通信障害は6日午後1時39分から約4時間半。119番通報が一時できなくなるなど深刻な事態だった。東京消防庁は公式ツイッターなどで「ソフトバンク回線の一部で、119番通報がかかりづらい状況」「火災や救急等の緊急時は他社の固定電話または携帯電話から」と呼びかけた。
「怒りの投稿」
総務省は7日、ソフトバンクの携帯電話サービスでの大規模な通信障害が電気通信事業法の「重大事故」に当たると判断し、速やかな原因究明と再発防止策の報告を要請した。石田真敏総務相は「行政指導を含む必要な対応を検討したい」と述べた。
今回の障害は大容量通信プランなどを扱うソフトバンクの契約者に加え、同社が提供する格安スマホのサブブランド「ワイモバイル」でも起きた。ワイモバイルを合わせた契約数は今年9月末時点で計4千万回線に上る。ソフトバンクの回線を使う格安スマホブランドにはLINEモバイルやmineo(マイネオ)などがあり、つながりにくくなったとされる。
通話だけでなく、ネットも使えなくなった利用者の怒りは、やはりすごかった。ほかの機種を使ってだろうか、「アポ取れない」「グーグルマップも開けない」など、仕事やプライベートで支障が出たという怒りの声がSNSに次々と投稿された。一時は、ツイッターのトレンドの用語がすべてソフトバンク関連の用語で並んだ。ソフトバンクにとっては、今月19日にソフトバンクグループから携帯子会社として独立する直前の大障害に、肝を冷やす思いだったろう。今回の通信障害は後世、どんなかたちで記憶されるだろうか。
(共同通信=柴田友明)
【世田谷のケーブル火災】
1984年11月16日、日本電信電話公社(現NTT)の世田谷電話局のケーブル施設地下で発生。総延長約1万5千メートルのケーブルや壁面が焼けた。約9万3千回線の電話回線が不通、三菱銀行(現三菱UFJ銀行)の全国支店のオンラインが止まるなど、一般加入電話、専用データ通信網の中枢に実害が出た。東京地検が業務上失火罪で作業員2人を起訴、控訴審判決で有罪となった。
㊟私がテロリストなら通信中継地を狙うな。ま、そんなバカなこと考えるより、もし、あの通信不能状態が一週間も続いたら“大変です”よ。ATMから預金も引き出せないんですから。
子供が二人三人いる家庭はどうします?お金が無くては子度たちの食べ物させ買えないんですよ。そうかと言って、タンス預金などしていたらこれをチャンスと醜ゴキ強盗が頻発。。。醜ゴキ系蛆キムチ人の孫正義って、、、日本を支配する気かも。
中国、日本人女性に懲役6年
中国、日本人女性に懲役6年
地裁「スパイ罪」で
共同通信社
【上海共同】中国上海市の中級人民法院(地裁)が8日までに、2015年に同市で拘束された東京都新宿区の日本語学校幹部で中国出身の日本人女性にスパイ罪で懲役6年の実刑判決を言い渡したことが分かった。また5万元(約82万円)を没収するとした。日中関係筋が明らかにした。
中国では今年7月、神奈川県と愛知県の男性2人にそれぞれスパイ罪で実刑判決が言い渡された。習近平指導部は中国国内で活動している海外の組織や個人への監視を強化している。
関係筋によると、女性は57歳。15年6月に上海市で拘束され、16年7月に起訴されたことが明らかになっていた。
㊟あなた、外国人の入国と同時に尾行がついています。ツアーの一人ひとりにもです。行くとこ、見るトコ、ホテル入り口、フロント、ロビー、エレバーター内、通路、部屋、トイレ、浴室等々すべてに監視カメラと盗聴器です。
盗聴、盗撮は街の店、料理店、みやげ物店、マッサージ店、カラオケ店等々すべて同じ。勿論、ガイド、通訳は全員、スパイです。部屋のドアをノックするマッサージ婆あもすべてスパイです。
そして歓迎の意味を込めて出す料理の中に、痰、唾、フケ、ゴキブリ、ハエ、ネズミ、ナメクジを放り込み炒めます。特に日本人には糞尿入り料理を出すんです。これも政府の決まりです。冗談言ってるんじゃないですよ。本当の事です。私は嘘は申しません!!こんな事バラすから睨まれてるのか。。。
「なりすまし」保険証防止、写真付き証明書提示を検討へ
「なりすまし」保険証防止、写真付き証明書提示を検討へ
朝日新聞
厚生労働省は、他人の公的医療保険の保険証を使って受診する「なりすまし問題」の防止策として、医療機関を受診する患者に顔写真付き身分証明書の提示を求める方向で検討に入った。「なりすまし」は外国人労働者の受け入れ拡大に関連して議論になっているが、国籍を問わない「平等の原則」に沿って、日本人にも提示を求める。
厚労省は早ければ来年度からの実施を目指す。実施に先駆けて、医療機関などに対し、患者に顔写真付き証明書の提示を求めるように依頼する方針だ。
外国人については、出入国管理法(入管法)で日本に中長期滞在する人に携帯が義務付けられている写真付きの在留カードを、本人確認に用いることを想定。ただ、外国人に限った対応は、保険加入者は国籍を問わず、平等に医療サービスを受けられるという原則に抵触する恐れがある。
このため日本人にも提示を求めるが、日本人が誰でも運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどの顔写真付き身分証明書を持っているわけではない。保険証に顔写真を付けることも、「保険証更新の度に写真を準備する利用者の負担と、保険者の事務作業を考慮すると、実現のハードルは高い」(厚労省幹部)。
厚労省はこうした事情を踏まえ、日本人は身分証明書を持っていない場合でも保険利用を認める。一方、外国人が在留カードを携帯していない場合は入管法違反の疑いがある。保険利用を認めるか否かを含め、どう対応するのかという課題は未解決だ。(西村圭史)
㊟他人名義の保険証を悪用する日本人はそれほど多くはないだろう。もし使用してもバレ易く罪を問いやすい。やはり在日外人に義務付けるべき。特に醜ゴキ、蛆韓、蛆北の連中は戸籍、学歴、経歴まで偽造して入国して来る。しかも、こいつらは99%スパイで国家の指令一つで日本で動乱を起こす可能性が非常に高いのだから厳しい監視下に置くべき。
仲の悪いお笑い芸人グループ!!
ネプチューン、とんねるず、DonDokoDon……不仲説が飛び交っているお笑いグループ3組
日刊サイゾー / 2018年12月6日 19時0分
今年11月に開催されたイベントに、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーが登場。同席で“不仲なお笑いトリオ”を暴露して話題になっている。
会場では結成から27年が経った2人へ“長続きの秘訣”を質問。有田哲平は「思いやりを持って接してあげる」などと回答し、上田晋也は「今年は有田さんに靴をいただきました」と仲良しエピソードを披露した。
その流れでトークは“仲の悪いお笑いグループ”へ。上田が「意外と楽屋で一切口を聞かないコンビとかいるんですけどね。インパルスとか」と暴露。有田が「Take2とかね。ネプチューンも2と1にわかれてますから」と乗っかると、上田は「言うな! リアルだから」とツッコミを入れている。
この暴露話にネット上からは、「ネプチューンは2人は同期、1人は先輩だからな」「潤ちゃんいなかったら、ネプチューンは成り立たないけどね!」といった声が。ネプチューンの“1”を名倉潤だと予想する人が続出していた。
今回はネプチューンのように、不仲だと言われているお笑いグループを紹介していこう。
●とんねるず
大御所お笑いコンビ・とんねるずの2人にも不仲説が囁かれている。とんねるずは、今年3月に唯一のレギュラー番組だった『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了。その後2人が共演する機会は無く、ファンクラブ閉会が発表されたためコンビの不仲・解散説が囁かれることに。
今年11月には、『おかげでした』内の人気コーナー「細かすぎて伝わらないモノマネ」が特番で復活。しかし出演者は石橋貴明やバナナマン、今田美桜しかおらず、木梨憲武が出演することはなかった。
とんねるずのコンビ仲には様々な憶測が飛び交っているが、「もう需要ないでしょ」「時代錯誤感ハンパないし、解散しても問題ナシ」「ファンクラブを閉鎖するほどだし、昔ほどの人気はもう無いんだろうね…」といった声が続出。しかし12月4日に、『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』(テレビ朝日系)で石橋と木梨が久しぶりに共演することが発表された。
●DonDokoDon
山口智充と平畠啓史が組んだお笑いコンビ・DonDokoDonを覚えている人は少ないかもしれない。1994年に結成された同コンビは、2000年代からコンビとしての仕事がほぼゼロに。解散や活動休止は正式に発表されていないが、2006年頃から事実上の解散状態になっているようだ。
解散の原因は2人の不仲と言われており、芸人の間では有名なようす。2017年放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)に出演したFUJIWARA・藤本敏史は「DonDokoDonが仲良かった時ない」とコメント。
また同年放送の『マジガチランキング』(AbemaTV)では、カンニング竹山とトータルテンボスが仲の悪いコンビについてトークすることに。トータルテンボスは「インパルスはマジでガチなやつだからダメ」と暴露した後、竹山が「DonDokoDonは?」と聞くと「本当に触れられないやつ」と青ざめた表情で発言していた。
㊟夫婦も“共に白髪の生えるまで”なんで、今の時代希少価値、いや絶滅危惧種だもの。それでいいんじゃないですか。芸人の仲を心配するより、今生きるのが精いっぱいです。
その昔の「やすきよ」コンビ、横山やすし、西川きよしの二人も、コント・レオナルドも仲悪かったもの。
ゲっ!!醜ゴキ国、内臓摘出の遺体は加工食品として輸出!?
ゲっ!!醜ゴキ国、内臓摘出の遺体は加工食品として輸出!?
骨は漢方薬、無価値臓物は最下層のゴキの餌?
移植目的で死刑囚を殺す中国の歪んだ倫理
"遺伝子改変の双子"が産まれた背景
ジャーナリスト 沙鴎 一歩 PRESIDENT Online
「HIV感染を防ぐために必要な遺伝子の改変だ」と主張
香港で開催されたゲノム編集の国際会議「ヒトゲノムサミット」で、中国の研究者が「受精卵の遺伝子を改変して双子の赤ちゃんを誕生させた。双子の名前はルルとナナだ」と衝撃的な発表を行った。
HIV(エイズウイルス)に感染した男性と、感染していない女性との間の受精卵を操作し、生まれた赤ちゃんにHIVに感染しにくい体質を持たせたというのだ。
中国の研究者は「ゲノム編集技術を人に施した世界初の成果で、HIVの感染を防ぐために必要な遺伝子の改変だ」などと主張したが、会議に出席していた世界中の研究者は「安全性と倫理面で大きな問題だ」と一斉に批判した。
この中国の研究者の行為は強く批判されるべきである。なぜならゲノム編集技術は、外見や体力、知能を親が望むように作り上げる「デザイナーベビー」の誕生につながるからである。
発表したのは、中国の南方科技大学の賀建奎(フォージエンクイ)博士(副教授)。賀氏の発表は11月28日に行われたが、同サミットは翌29日に「深い憂慮を感じる。国際的な基準に合致していない。無責任で透明性に欠ける」との声明を出して閉幕した。
ゲノム編集ベビーを「作り話」と疑う専門家はいなかった
全国紙の社説の中で賀氏を真っ先に批判したのが、11月29日付の毎日新聞だ。
冒頭から「発表内容が事実だとすると、医学的にも倫理的にも正当化できず、生まれてくる子どもを実験に使ったに等しい」と書く。見出しも「事実なら重大な倫理違反」と掲げる。
ただ本文にも見出しにも「事実だとすると」「事実なら」と書いている。栄誉を望んで虚偽の発表まで行った研究者が世界各国にこれまで存在したことで、毎日社説は科学者たちに不信感を持っているのだろう。賀氏がそれなりのデータを示したが、問題の双子の所在はプライバシーを理由に明かしていないから真偽不明と考えたのかもしれない。
しかし賀氏が公の場で公表したことは間違いない事実だ。「事実なら」と書くと、どうしても批判の矛先が鈍くなる。
それに同サミットの会場で、ゲノム編集ベビーを「作り話だ」と疑う専門家はいなかったという。それだけ現実的に十分可能な内容だからだ。
技術的に非常に難しいクローン人間とは違い、受精卵のゲノム改変は知識と技術、ラボさえあれば、簡単にできる。ゲノム編集は2012年に最新の技術が登場して以来、動物や植物の品種改良に応用する研究が急速に進んでいる。
毎日社説も
「今回使ったというゲノム編集技術は高度な専門知識がなくても扱えると言われる。それだけに、不妊治療の一環として民間クリニックなどで安易に使われる可能性がある」
と指摘している。
中国でも生殖補助医療への遺伝子改変は禁止されている
毎日社説は「関係する大学や病院は、中国政府とも協力し、まずは事実関係を明らかにすべきだ。今後、こうしたことが起きないよう、それぞれの国が防止策を徹底すると同時に、国際的なルール作りも検討する必要がある」と訴える。
この国際的なルール作りには大賛成である。
フランスやドイツなど欧州では生殖補助医療で遺伝子を改変する行為を法律で禁じている。アメリカも立法化していないものの、人の遺伝子改変に伴う研究の審査に政府の予算を使わないなど実質上、禁止している。
中国も生殖補助医療に遺伝子改変の技術を応用することを禁止する指針(ガイドライン)を国家として設けている。この指針に違反すると、罰金を科すなどの処分を下すというからそれなりに実効性がある。
日本はこれまで学会レベルの指針で規制し、来年からは基礎研究を対象に国の指針による規制を実施する。専門家の間では法整備を求める声も出ている。
ただ医療のグローバル化が進むなかで、ルールや規制が国ごとに違うようでは困る。WHO(世界保健機関)が各国の法律のベースとなる国際ルールを作るべきである。
この研究者は自らの業績を世界で評価してほしいだけ
毎日社説は続けて指摘する。
「ヒトの生殖細胞の遺伝子を改変して子どもをもうけることは、安全性が確立していないだけでなく、加えた操作が世代を超えて伝わる」
「両親が望む容姿や能力を持つ『デザイナーベビー』の作製につながる可能性もある。現時点で認める段階にないというのが国際的な合意だ。遺伝子操作した子どもを出産させることは、独仏英などが法律で禁じ、中国も国の指針で禁じている」
やはり研究者が第一に考えなくてはならないのは安全性だ。生まれた赤ちゃんに予想外の障害が残ったり、HIV以外のウイルスに感染しやすくなったりする危険もある。そのとき、だれが責任をとるのか。そもそもHIV感染は受精卵のゲノム操作をしなくとも十分に予防できる。
要するに賀氏は、生まれてくる赤ちゃんの福祉を考えていないのだ。自らの業績を世界で評価してもらいたいだけなのだろう。これでは科学者失格である。賀氏のようなタイプの研究は、どこの国にもいる。
毎日社説も沙鴎一歩がその危険性を指摘したようにデザイナーベビーにつながることを懸念している。デザイナーベビーはすでに技術的に可能で、現実的な話なのだ。
日本は「ゲノム編集」の規制に鈍い
毎日新聞に続いて日経新聞も12月1日付の社説で取り上げ、
「ゲノム編集は、容姿や運動能力をよくするなどの目的で受精卵を操作する『デザイナーベビー』などにも使える。今回の出産例をみて、試してみようと考える人が出るのを懸念する声もある」
とデザイナーベビーの危険性を訴える。
日経社説はこうも指摘する。
「受精卵の遺伝子改変は、ヒトの進化の道筋さえ人為的に変えてしまう可能性がある。人類全体に影響が及ぶ」
「だからこそ、科学者は慎重姿勢を貫いてきた。ほかに治療法のない難病の場合に限り、リスクと利点を多角的に検討し、安全性を確認したうえで実施を認めてはどうかという議論が進みつつあった」
「そうしたコンセンサスづくりが台無しになる恐れがある。中国当局が中止を命じたとも伝えられるが、当然だ」
生命倫理の問題を正面から論議する能力がない
そのうえで日経社説は主張する。
「日本では、ゲノム編集した受精卵から子が生まれるのは遠い先だとして、規制の検討対象にしてこなかった。しかし、技術の進歩は速い。常に先回りして議論する必要がある」
「今後、各国が法制度を整備する際の指針となる倫理規範や、安全性確認などの国際基準づくりが進むだろう。日本も積極的に役割を果たしていくべきだ」
賛成だ。日経社説が指摘するように、世界の科学者が倫理的に共通の認識を持つことが欠かせない。とくに日本は代理出産などの生殖補助医療や、人生の最後をどう生きるかを決める尊厳死を含む終末期医療についての法整備がかなり遅れている。国会議員の専門部会が法案を用意してはいるものの、国会日程を理由になかなか法案を提出できない状態が続いている。
安倍政権は人の命に関わる生命倫理の問題を国として正面から論議する能力に欠けている。生命倫理に絡んだ法律で本格的に法制化できたのは、1997年6月に法律が成立し、同年10月から施行された臓器移植法だけだ。日本で脳死移植を可能にしたこの臓器移植法にしても「脳死は人の死だ」「いや違う」と国会の審議がかなりの長期にわたった経緯がある。
「死刑囚ドナー」を続ける中国は信用できない
臓器移植をめぐっては、世界的なドナー(臓器提供者)不足といわれるなかで、中国はアメリカに次ぐ「移植大国」となっている。「あの中国が?」と驚く方も多いと思うが、死刑が年間数千件も実施されているといわれる中国では、死刑囚がドナーになっている。いわゆる「死刑囚ドナー」である。死刑囚を故意に脳死にしてその体から心臓や肝臓、腎臓などを取り出してはレシピエント(患者)に移植するのだ。
中国の死刑囚はこれまで思想犯が中心で、若くて健康な者が多かった。欧米や日本のようにいつ現れるか分からないドナーを待つのとは違い、死刑囚だと日時や場所が選べ、移植までの段取りがスムーズに運べる。
世界中でドナーが不足しているなか、中東やアメリカの資産家らが多数、臓器を求めて押しかけている。中国側はもっぱら外貨稼ぎが目的で、たとえば心臓には、末端価格で数億円の値が付く。
中国は2007年に臓器移植法を施行している。その法律にはドナー本人やその家族から臓器提供の同意を得ておくことや臓器売買の禁止などが盛り込まれた。国際世論から強い反発を受けた死刑囚ドナーについても中止する方向性を示した。
「死刑囚本人から同意も得ている」と正当化
しかし中国の臓器移植を調査してきた専門家は、中国の死刑囚ドナーは続けられていると見ている。なぜなら世界的にドナーが不足しているにもかかわらず、発表されているだけで年1万~1万5000件の臓器移植が行われているからだ。しかも臓器移植の待ち時間は数日から数週間と非常に短いという。
中国は死刑囚ドナーの存在について、
「死刑囚は中国社会に害をもたらした。だから臓器の提供は最後の償いだ。死刑囚本人から同意も得ている」
と正当化してきた。
しかしその同意がどこまで正当に得られたものかは不明だ。また死刑囚という特殊な環境下での「同意」は真の同意とはいえない。どう中国が主張しようと、倫理的かつ人権上の問題はなくならない。
この死刑囚ドナーに対し、WHOや欧米、それに日本の移植学会は反対の意思を示している。
死刑囚ドナーに限らず、中国という国には人の命を軽視し、事実を隠蔽して自分たちに都合よく解釈し、それを国際社会に訴えようとする傾向が強い。
その中国が賀氏のゲノム編集ベビーに関しては「国家の法と規則に違反した」と批判し、「研究を止めさせて事実関係を調査する」といい出した。本当だろうか。何か裏でもあるのではないだろうかと疑ってしまう。今後の中国の対応に目を光らせたい。
㊟醜ゴキがゲノム編集ベビー中止なんてする筈はない。数年後、いや、十数年後、ゲノム編集ゴキブリが日本を含む海外に留学生として大量に送り込まれるだろう。
ゲノム編集で生まれたゴキブリは一定の年齢になると、親ゴキブリを喰い殺す習性を持っていたら嬉しいけどね。怖いとしか。