半グレと暴力団は筆者と似ていない佐藤健も嵌める候補に!!
“第二の小出恵介”が続出?所属事務所も恐れる遊び好き若手俳優の存在
デイリーニュースオンライン / 2017年6月16日 17時5分
未成年の少女と飲酒し、淫行をしていたとして現在無期限活動停止中の俳優・小出恵介(33)の所属事務所は15日、少女との間で示談が成立したと発表した。
示談内容の詳細は明かされず、弁護士を通じて少女側の親権者を交えて話し合い、10日に成立したという。しかし、小出についての続報が止まらない状況だ。
6月11日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でもこの問題をめぐり、司会の松本人志(53)が、「未成年の女性の方も取り締まれるような罰則を作るべき」と自論を述べる一幕があった。
松本は小出については、「彼が無理矢理しているかもしれないので、この件に関しては別問題ですけど」としたうえで、未成年飲酒や不適切な関係にまつわる問題については、「多少罰を設けた方が、絶対こういう事件は減ると思うんですよね」とコメントした。
またスタジオでは、小出と一緒にいたという友人についても、未成年を呼んだことについてはお咎めがないのかという話題に発展。この同伴者の責任についても問い、危機管理を考えるうえでは、女性が来た瞬間に小出は帰るべきだという意見もあった。
小出の所属事務所であるアミューズは、小出を解雇しない方針であることは変わらないようだ。こういった状況に慌てているのはアミューズだけではない。特に若手俳優を束ねる芸能事務所は、所属俳優らに注意喚起を促しているという。
「これまで“放任主義”をとっていた事務所も、急に慎重になっている。なかでも“遊び人”と噂される俳優が所属している事務所では、小出の件を踏まえて女性と会う時は複数名で会うことを命じている事務所もあるほか、行動を監視するというかなり厳しい手段を検討している事務所もある」(芸能関係者)
20代から30代前半の彼らは、ハニートラップの恰好の餌食とも言える。それゆえに俳優本人達たち、戦々恐々としているのかもしれない。
■事務所はもうタレントを守らない?
また小出の件では所属事務所にも大きな損害が及んでいる。アミューズの株価は小出の一連の件で下落。さらに出演CMなどの違約金なども今後発生することになる。このような状態から芸能界全体でも次第に変化が見られているという。
「スキャンダルが発生した場合、一番多いのは事務所が擁護することです。しかし最近ではSNSの拡散やマスコミ報道の過熱もあり、事務所の火消し程度では間に合わないレベルになってきている。特にスキャンダルとスポンサー契約は大きく直結しているので、小出のような事件性を匂わせるものになるとバッサリ切られてしまう。今は稼ぎ頭のタレントを失うよりも、不祥事による違約金の方が怖いという声もある」(前出・芸能関係者)
東証1部上場企業であるアミューズにも今回の件では混乱が生じているようで、他の若手俳優にも身辺調査を行っているとも言われている。
「次の要注意人物は佐藤健(28)でしょう。事務所の稼ぎ頭でもありますが、これまで数々の女性芸能人と浮名を流している。最近は主演作も増え、本格派俳優としてようやく落ち着いたイメージになってきたところ。だからこそ、なんとしてもこのタイミングでのスキャンダルは避けたいところでしょう」(前同)
もはや一タレントのスキャンダルが所属事務所を大きく揺るがす時代になっている。
文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
㊟この佐藤健クンもこれ以上大ききなる素材じゃない。でも若いから遊びたいんだろうな。
それにしても・・・新宿、赤坂と遊びまくり、一度も関係のない売春婦にメシを食わせた結果、私の車を見つけると、あちこちの店に、
「渡邉先生行ってない?」
と電話をかけまくったほど知られたのにマスコミは無視。
この売春婦は寒い中、新宿、風鈴会館の側で立っているのを見て可哀想になり、「飯でも食え」と、行きつけの寿司屋に連れて行ってから、私の車を見つけるとやり出した。
翌日、あちこちの店から、
「先生、昨日、新宿に来てたでしょ?なんでうちに寄らないの!」
「行ってないよ」
「嘘ついいてもダメ。風鈴会館のパン子ちゃん(売春婦の隠語)から、『先生の車あるけど行ってない?』って電話があったの」
だ。この売春婦、すし屋で、
「先生、おみやいいですか?」
と言い出して、
「お前、子どもいるのか?」
「ハイ。5歳になるんです」
「じゃ、3人前くらい持ってけ」
このバカ男が忘れかったようだ。その子は今頃、どうなってる?
日本人を堕落させたジャニーズと秋元の罪は重いぞ!!
AKB48総選挙ビーチ開催中止で「数十億円」がパーに!? スポンサー、ファンも唖然
日刊サイゾー / 2017年6月16日 17時0分
アイドルグループ・AKB48は16日、明日17日に沖縄・豊崎海浜公園豊崎美らSUNビーチで開催予定だった『第9回AKB48選抜総選挙』開票イベントおよびAKB48グループコンサートを中止することを公式ブログで発表した。
気象庁天気予報によれば、17日の現地の天気は「昼前から夕方 雷を伴い激しく降る」で降水確率は80%。当日に「雷注意報」が発表される可能性が高いことから、開催中止を決定した。
開票自体は市内の公民館などで無観客で行われ、17日に宮根誠司と三田友梨佳アナウンサーがMCを務めるフジテレビ系特番『第9回AKB48総選挙SP』(午後7時~9時24分)は予定通り放送される。
なお、イベントのチケット代金は全額返金、JTBオフィシャルツアーの代金は100%返金されるという。
「JTBのオフィシャルツアーは、16日羽田発の2泊で1人9万円前後。『LCCのほうが安い』と自分で手配したり、観光を兼ねて前乗りしたファンは唖然。ネット上では、『そもそも梅雨時期の沖縄で屋外イベントを企画するなんて』『現地でのパブリックビューイングが用意されてないのはおかしい』と批判も目立ちます」(芸能記者)
2年前から地方開催が定番化している選抜総選挙だが、2015年に福岡市「ヤフオクドーム」で開かれた際の地元経済効果は約17億8,000万円、16年の新潟市「HARD OFF ECOスタジアム新潟」は約24億円だったという。
「最近の総選挙は町興しを兼ねており、今年は、スポンサーの沖縄ファミリーマートが設立30周年記念プロジェクトとして尽力。地元企業や沖縄県、那覇市に呼びかけ、協賛金をかき集めた。しかし、沖縄の海のすぐ横でイベントが行われるはずが、ただの公民館ですから、地元関係者はやりきれないでしょうね」(同)
とはいえ、運営サイドは「改めて沖縄でコンサートの開催を出来るように関係各所と協議を進めてまいります」としており、来年の選抜総選挙で沖縄開催をリベンジする可能性もありそうだが……。
「HKT48・指原莉乃やAKB48・渡辺麻友は、総選挙は『今年で最後』と宣言。AKB48・柏木由紀やNMB48・山本彩といった有名メンバーも、今年の時点で不出馬を表明しており、来年の総選挙は無名メンバーだらけになりそう。要は、テレビ中継に耐えられるのは、今年が最後ということです」(同)
“ついてない”感が漂う今年の総選挙。フジの中継は、一体どんな内容になるのだろうか?
㊟この現象っておかしくないですか?ジャニタレファンとこの少女らしくない女軍団たちが、日本人をますますダメにしてしまったと。
頭痛くなって来た!発想が貧困なんだよ、君ら!!土管に頭突っ込め!!
スクランブル交差点での盆踊り大会開催は困難と判断
日刊スポーツ
2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は13日、東京・渋谷のスクランブル交差点にリオ五輪の閉会式で話題を集めた「スーパーマリオ」の土管を再現して盆踊り大会を開く案について、同交差点での開催は困難との判断を示した。
今夏に向け、土管をやぐらに見立ててその周りを大会エンブレム入りの法被を着て踊る夢プランが上がっていた。
交差点での開催は断念したが、若者が多く集まる渋谷で東京大会にちなんだ盆踊り大会を開く方針は変わらない。64年東京五輪で流行した「東京五輪音頭」を現代版にアレンジする作業も進めている。
法被だけでなく、浴衣も鋭意制作中。関係者によると「土管」についてもプランが完全に立ち消えたわけではないという。8月に夢の盆踊り大会開催が実現すれば、東京大会の機運醸成に大きく貢献することとなる。
㊟何を考えているのか。誰のアイディアか知らんが。。。森総理とは福田赳夫総理の頃からで、もう思考能力が落ちているのだから判断力も衰えているだろうし。。。
周辺ビルの屋上からガソリン撒かれ、火炎瓶を投げられ。。。警察がどんなに警備しても自爆テロには敵わんぞ。それを頭に入れて考えろ。
ゴキ国…これが経済世界第2位の国の実態!!
火葬費用が払えない・・・父親を燃やして捨てた兄弟 6月13日の中国記事小ネタ集
サーチナ
■夫婦喧嘩でバス乗っ取り
広州と深センを結ぶ高速バスでのできごと。突然ひとりの男性客が運転席に乗り込み、ハンドルを握って100メートルほど走行後、排水溝に向かって横転。8人の負傷者を出す事故となった。
男性は車内で妻と喧嘩になったことで情緒不安定になり犯行に及んだとのこと。こんな事故、気をつけようがありませんね・・・。夫婦喧嘩は家庭内でお願いします。
■失敗? 路上で彼女が逆プロポーズ
四川省の花市場の広場にて。ウェディングドレスを身にまとい、花束を持った女性がひざまずいて公開逆プロポーズを行った。
ところがまったく嬉しくなさそうな彼氏の様子に観衆もハラハラドキドキ・・・。
内気な彼氏を想って明るい彼女が打ち立てたサプライズ、失敗に終わるのかと思いきや、「プロポーズは俺にさせてくれ!」とのこと。ああよかった、よかった!
■2歳の双子、すき焼きで敗血症に
台湾のある夫婦が2歳の双子にすき焼きを食べさせたところ、生卵が原因で敗血症を引き起こしてしまった。4日連続で39度の発熱があり、抗生剤の投与で14日後にようやく回復したとのこと。幼い子どもに生卵は危険ということを改めて医師が警告している。
■火葬費用が払えない・・・父親を燃やして捨てた兄弟
浙江省嘉興市の警察があきらかにしたところによると、53歳で病死した父親の遺体を燃やしてゴミ箱に捨てた罪で拘束されている兄弟がいるそうだ。
火葬場で火葬する費用が負担できないことを恐れての行為だったと次男が話しているそうだが、嘉興市内の火葬場の火葬費用は310元(約5000円)。火
葬場へ遺体を運び入れる車両も利用すると600元(約9700円)程度とのこと。
■肉親か、未来の妻か あなたはどっちを選ぶ?
河南省に住むとある男性が慢性尿毒症を発症。それを知った彼の弟は、仕事を辞め、入籍目前だった彼女とも分かれて、兄に臓器提供することを決意した。
失いたくない二人のうちどちらかを選ばなくてはならない時、あなたならどちらを選びますか?(イメージ写真提供:(C) refocus/123RF)
㊟「ゴキブリは人類の敵。どうか消えてください」と、『空海に教わる親子学』の著者、渡邉正次郎
頭クラッときた!!欧米人って何で日本のブスが好き?
キアヌ・リーブス「とてもきれい」和田アキ子を絶賛
日刊スポーツ
ハリウッド俳優キアヌ・リーブス(52)が13日、都内で、主演映画「ジョン・ウィック チャプター2」(チャド・スタエルスキ監督、来月7日公開)のジャパンプレミアに出席し、お祝いに駆けつけた歌手和田アキ子(67)とトークイベントを行った。
キアヌは作品で伝説の殺し屋を演じ、和田は日本歌謡界の生きる伝説と言われることで顔合わせとなった。
キアヌは「こんにちは」と日本語であいさつすると「全部が魅力。とにかく楽しい」と作品をPRした。
また、「チャプター2を気に入ってくれると3も作れる」と語り、もし日本で撮影するなら「皇居のお堀に飛び込むシーンはだめかな。外側だけ」と語り、皇居の景色を気に入っていた。
一方、キアヌは昔、バンドをやっていたことで、和田に「今度一緒にやりましょう」と共演を要求され「あまり上手ではない」と言いながらも「OK。誘っていただいてありがとう」と応じていた。和田は「約束しましたよ」とうれしそうに笑顔を見せた。
映画は15年公開の「ジョン・ウィック」の続編で、イタリアン・マフィアのボス暗殺依頼を受けた伝説の元殺し屋ジョンの戦いを描いたアクション作品。
和田はこの日、殺し屋を意識して黒のドレスで登壇した。キアヌは「とてもきれい。美しい」と絶賛。チャド監督も和田の姿に「このまま映画に出演できる」とし、「起用するならボス役で」と語った。監督の言葉に和田は「役作りはいらない」と笑っていた。
㊟フランスのアラン・ドロン同様、キヌアはゲイの監督に見出され、肉体関係を条件に主役を掴んだのは良しとする。その後も、そのゲイ監督と長く同棲していた。
だからか分からないが、まさか和田アキ子さまを「美しい」なんて。女性に興味がなくてもそんな言葉がどうしたら出て来る?
でも不思議なんですよね。テレビでも外国人男に嫁いでいる日本人妻や、日本で永住している外人の日本人妻は99%ブスなんですね。
大活躍の米人コメンテーターのDーさんの奥さんも整形してあの顔ですよ。だからあまり表に出て来ないでしょ。
あ、いま、気が付きました。キヌアはその世界でいうオネエさまなんだそうです。となると、アッコを見て、攻めてくれる男に見えたのかも。。。
アッコも世界旅に出ろよ。イノブタ顔の中田英寿のように男探しの旅に…中田は男が見つからず。帰国してもサッカー仲間からも。。。
男は辛いよ、船越英一郎・・・
松居一代が告白「船越からの毎月生活費は50万円」
日刊スポーツ
タレント松居一代(59)が13日、夫の俳優船越英一郎(56)との財布事情を自身のブログで明かした。
船越に、1800万円のポルシェをプレゼントされたという週刊誌の報道を「とんでーも、ないよ」と否定。
その上で、昨年6月25日、59歳の誕生日に自分へのプレゼントとしてポルシェを購入したとし、価格も「2283万4534円で全額現金で支払った」と見積もり表の画像付きで明記した。
さらには船越との17年間の結婚生活で、「夫に着物一枚・指輪一個も買ってもらったことはありません」とし、理由は「だって、収入が全然違うからです。買ってもらう必要が無いんですよ。あたし・・・自分で全部買えますから」と記している。
船越の小遣いが「月3万円」との報道についても「大嘘」とし、「生活費として毎月50万円を頂戴しています。後の夫の収入は、すべて夫の小遣い。通帳も管理なんかしてません。仕事に口出しもしませんよ。これが船越家の真実です」とつづっている。
松居は、投資の成功などで多額の収入を得ていることを公言しているが、ブログでは「大好き」という都バスの中で撮影した写真をアップしている。
㊟船越くんは知らない仲じゃない…この生活力旺盛の女性と結婚!と知った時、「彼は持つかな?」と、他人事ながラ心配した。
俳優としては船越はまだ主役を張れる男。準主役に選ぶ役者を選べば大きく復活できる。以前テレ東にも忠告したが、小泉孝太郎はダメ。
危険!!この老人に煽られてデモに行ったあなたの顔、経歴は当局の監視リストに…無知な市民を煽り続ける言論人が「共謀罪」を呼んだのだ!責任を取れ!!
沖縄基地反対にはゴキブリ、蛆キムチが居るのに隠している鎌田老人の全文を掲載するが洗脳されてはいけません。左翼諸君に都合の悪い部分は書いていませんので。
以下本文
反逆老人
元気だ! もはや失うものなし 沖縄で、国会前で、脱原発で、いまシニアが最前線で闘っている=鎌田慧
2017年6月3日
Texts by サンデー毎日
共謀罪反対、反基地、脱原発……安倍政権の暴走に対する「抵抗の現場」を取材し続けるルポライターの鎌田慧氏。デモで、集会で、目に付くのは「反逆老人」の姿だという。闘うシニアたちの胸にあるものは何か? 彼らならではの老練な社会運動と人間模様――。(一部敬称略)
65歳以上の高齢者が日本の人口の25%、4人に1人が「老人」だ、といっても誰も驚かない。いまの政治にノーを主張して、国会前や各地の集会にやってくる6、7割が、この老人たちである。60歳以上なら7、8割になろう。
世論の反対が強い「共謀罪」の成立を、今国会で「何が何でもやるという決断」と自民党の竹下亘(わたる)国会対策委員長が言い、公明党もそれに追従した。
これからますます国会周辺に抗議の人波が押し寄せる。原発を再稼働させようと、政府と電力会社は躍起となっているし、沖縄では辺野古の米軍基地建設が強行されている。2020年改憲施行と安倍首相が問答無用に断言した。
わたし(78)と同世代の男女が、小さなリュックにペットボトルを入れて今日も集まってくる。いつも頼もしく思う。「若者が来ない」と嘆いていても始まらない。若者の空白を埋め、死ぬまで力を尽くすのが、老人の役割なのだ。
最近、わたしは矢野伊吉の勇気をよく思い返す。高松地裁丸亀支部の裁判官だった矢野は、大阪拘置所から送られてきた、見ず知らずの確定死刑囚・谷口繁義の手紙をたまたま目にした。無実を訴える手紙だった。
矢野は早速、大阪に出向いた。定年近い矢野の情熱は尋常ではない。面会し資料を精査した結果、冤罪(えんざい)を確信して本人に手続きをさせ、2人の陪席裁判官の同意を得て、再審開始決定の準備を始めた。
ところが、2人は急に反対に回った。矢野は退官に追い込まれ、谷口の無給の弁護人となった。あたかも荒野に叫ぶように、死刑囚の冤罪を訴え続けて13年、病を得て71歳で他界した。徒手空拳、エリート裁判官にできることではない。
矢野は独学で法律を学び、高等文官試験司法科合格、裁判官を天職と信じた苦学力行の人だった。戦時中は朝鮮総督府の判事、戦後も網走など遠隔地の小法廷に勤務していた。胸の奥底に、いつごろから反逆の導火線を抱えるようになったのだろうか。
矢野が死去した1年後の1984年3月、「財田川事件」は再審の結果、高松地裁が無罪判決を言い渡し、死刑囚・谷口繁義は34年ぶりに釈放された。もしも矢野が救出に動かなかったなら、谷口は忘れ去られた死刑囚として、獄死していたのは間違いない。
あるとき、矢野は脳出血の後遺症によって不自由な右の拳で、座卓をガツンと叩(たた)いた。もつれる舌で「ダッカン」と叫んだ。
「谷口奪還」の意だったのだ。「あたりをはばかることなく、自己の信念を叫びつづけるものは、この世では、奇人、変人扱いされる。
しかし、彼の全生涯を賭けた主張は、みごとに報いられた。その意味では矢野さんは幸せだったにちがいない」とわたしは、谷口無罪を告げる法廷にいた感慨を、週刊誌に速報した。
辺野古闘争は「おじぃ、おばぁの運動」
市民にとって裁判所は、カフカの『城』のように遠い。それでも、石川県の志賀原発停止の仮処分を求めた訴えに対して、2006年、金沢地裁は地震による原発被害に言及して、運転差し止め判決を出した。
さらに福島原発事故を受け、16年3月、大津地裁は、高浜原発運転差し止め仮処分判決を出した。原発の危険性に真っ向から切り込む判決だった。
志賀原発に対して、歴史的な判決を出した金沢地裁・井戸謙一裁判長(63)は、その後、大津地裁の勝利判決を引き出した弁護士として活躍している。権力に弱い裁判官への不信が強いなかで、貴重な存在である。
どこか取り澄ましたイメージがある元裁判官でありながら、抗議運動の現場で激しく安倍内閣を痛罵しているのが、仲宗根勇(76)である。高江のオスプレイパッド(発着場)建設阻止闘争の現場に、毎日のように姿をあらわし、法的批判の長広舌。過激である。
いま、反逆老人たちが最もよく集まってくるのは、沖縄県名護市の辺野古テント村である。
米軍新基地を造らせないための座り込みは、キャンプ・シュワブ門前の国道沿いにテントを張り、14年7月からこの4月で1000日を超えた。最近まで、そこから40キロほど北にある、東村・高江のテントに座り込んでいた人たちである。
高江のオスプレイパッド建設反対運動のリーダーだった山城(やましろ)博治(64)は、これから「共謀罪」の対象になる「威力業務妨害」などの罪名で逮捕され、不当にも5カ月間も勾留されていた。さまざまな抗議行動によってようやく釈放され、反対運動に復帰している。
もともと辺野古のテントは、21年前、当時のモンデール駐日大使と橋本龍太郎首相との「SACO(日米特別行動委員会)合意」によって、辺野古の海上に米軍基地が建設される、と発表されてから、辺野古海岸で始まっていた。
翁長雄志沖縄県知事(66)は、革新推薦だった大田昌秀元知事(91)とは違って、長いキャリアをもつ自民党の政治家だったが、米軍新基地・辺野古建設に反対する運動のなかで、反逆知事に急転回した。
戦時中、もっとも悲惨な戦場となった沖縄に、また新たな米軍基地が建設される危機感が、「オール沖縄」の運動を押し広げた。この運動を受けて当選した翁長知事は、安倍内閣に一歩も引かず、中央対地方の対等性、地方自治の精神を全身で示して、必死の抵抗を続けている。
3月25日、キャンプ・シュワブのゲート前で開かれた、「違法な埋め立て工事の即時中止・辺野古新基地建設断念を求める県民集会」で、3500人の参加者の前で、翁長知事はこう語った。
「今日を期して新たな闘いのスタートだ。私は銃剣とブルドーザーで米軍基地がつくられていった米占領下を思い出す。いま、辺野古で同じことが行われようとしている。あらゆる県の権限を行使して、埋め立て承認の撤回を力強く必ず行う」
これに対して日本政府は、知事権限の乱用として、埋め立て工事が中断した間の損害額を算出して、個人資産で返させる賠償を求める、と脅かしている。これは地方自治を踏みつぶす弾圧である。翁長知事は工事を止めるためには、夫婦で座り込みも辞さない、と憤激を強めている。
昨年11月、94歳で亡くなった嘉陽(かよう)宗義は、テントにやってくる新顔を見かけると、にこにこしながら「アリと象とが喧嘩(けんか)したら、どっちが勝ちますかな」と謎をかけるように話しかけていた。金城(きんじょう)祐治は辺野古の「命を守る会」の代表だったが10年前、72歳で他界した。
いま、毎日のように座り込みにやってくる最長老は、島袋(しまぶくろ)文子(88)。車イスを押してもらってだが、「暴力事件」の嫌疑で、警察に出頭を命じられて取り調べられた。黙秘で通して意気軒高である。
辺野古海岸の闘争は、キャンプ・シュワブ前テントより早く、すでに21年に及んでいる。おじぃ、おばぁの運動として、よく知られている。この闘争はこれまでにさまざまな反逆老人を生み出した。
日本各地から老若男女がここに来ては留(とど)まり、海上にパイプで組んだ測量用の櫓(やぐら)を占拠して座り込んだ。この非暴力闘争は老人中心で、カヌー隊は壮年層と若者が多い。
高江のオスプレイパッド建設反対が盛んだった頃、水曜日と土曜日の朝5時、県庁前から座り込み地点に向けて、貸し切りバスが出発していた。60代以上がほとんどで、機動隊から排除されるのは覚悟のうえだった。
この運動に参加しているのは、建築家の真喜志好一(まきしよしかず)(74)、彫刻家の金城実(78)、辺野古テント村村長の安次富(あしとみ)浩(71)、照屋秀伝(79・元沖縄市役所職員)、北上田毅(71・元京都市役所職員)。女性では平良(たいら)悦美(82)、大城(おおしろ)博子(66)、上間(うえま)芳子(70)など、70歳から80歳前後のユニークな反逆老人にこと欠かない。
脱原発に結集「60年安保」の大学OB
1970年から80年代、成田空港建設反対闘争のなかで、地元農民を中心にした「老人行動隊」があった。
眼光鋭い人の多い「老行隊」員に、わたしは畏怖(いふ)の念を抱いていた。そういえば、各地の原発建設反対運動にも、老人たちの姿が目立っていた。
建設計画地として僻地(へきち)が狙われていたから、若者たちはいなかった。若者の留守を狙って原発がつくられた、ともいえる。老人パワーはけっしてマイナスイメージではない。
最近まで、反逆老人たちが集中していたのが、無機質なビル街に突如としてあらわれた、霞が関・経済産業省前テントである。
福島原発事故が発生した2011年3月11日、その事故から半年たった9月、原発推進機関の経産省を「人間の鎖」で包囲する行動があった。その余勢をかって、座り込みが始まった。
1週間後の19日には、オリンピック工事でつぶされた明治公園で、「さようなら原発」6万人集会が開かれ、脱原発運動は一気に盛り上がった。このテントを準備したのは、1960年安保反対闘争の頃、学生だった70歳過ぎの老人たちである。
各地の大学から新安保条約批准の6月に向けて、毎日のように国会を取り囲むデモに、わたしたちは参加していた。無事卒業。就職して定年、そして老境を迎えていた。その人たちが、また国会周辺の路上に戻ってきたのだ。
大学のキャンパスでは、政治的な集会が禁止されるようになった。文科省の大学管理が強まったこともあるが、就職氷河期の後遺症でもある。
「大卒」が社会へのパスポートではなくなり、就職浪人がふえ、非正規労働者が4割となり、学生たちを政治から遠ざけた。
さらに、70年代から新左翼運動の「内ゲバ」が続いた。元学生活動家たちが敵対して殺し合い、キャンパス内は荒廃した。
経産省テントに座りこんでいた老人たちのほとんどは、60年安保時代の学生だから、70年安保時のような殺伐たる運動ではなかった。そのこともあってさまざまな大学のOBで、和気藹々(あいあい)としている。
「反逆老人」の肖像を書き遺したい
テント村の村長になった淵上(ふちがみ)太郎(75)は、小さな印刷会社を経営していた。
副村長の正清(まさきよ)太一(79)は東京のある区の議員、江田忠雄(78)はテレビ局をやめて映像プロダクションをやっていた。下山保(79)は東京・下町で都営住宅の住民相手の生協をつくって活動していた。
類は友を呼ぶ。友だちと友だちの輪がテント村から広がった。わたしは応援団長にされて、
「霞が関のテントは、日本のヘソであり、反原発の象徴である。日本の『象徴』のお屋敷のすぐそばにできた、新しいシンボルである。だれでも寄っていける峠の茶屋である」
と賛辞を送った。
夜は人けのない官庁街が、24時間人が出入りする人間的なムラになった。全国からいろんな老若男女がやってきては泊まって帰った。年寄りが日がな一日ベンチに座っていて、夜は地べたに寝る生活をほぼ5年続け、身体には大きな負担になった。
経産省はテント撤去と土地の明け渡しを要求。テント側は経産省に対して、人間生活を破壊した原発事故の責任を追及、表現と言論の自由を主張したが、最高裁は経産省を支持。テントは強制撤去された。テントはなくなっても、いまおなじ場所に横断幕を張って、毎日、変わらぬ座り込みを続けている。
都の職員だった柳田真(75)は、たんぽぽ舎をつくって反原発運動をひろげ、山田和明(76)などと「原発現地へ行く会」をはじめた。小口のカンパを集めて、それで再稼働反対集会に行く人の交通費のうち1万円を補助しようという運動で、わたしも参加している。
「お金のある人はお金を 時間のある人は時間を」。これがカンパ募集のスローガン。川内(鹿児島)、伊方(愛媛)、泊(北海道)、高浜(福井)などへ500人以上の参加者を応援した。
おなじ世代のわたしは、たとえば国会前集会の演壇から安保法制や共謀罪強行採決を批判するとき、胸に去来するのは、60年の夏、「岸を倒せ!」と叫び、いま「アベを倒せ!」と叫ぶ、この57年にわたる、安倍一族の強権支配への無念さである。
若者たちが学園や職場から街頭に出てくるまで、もう少し頑張ってから生を終えようと思う。わたしたちはもはや失うものはない。反逆老人たちの肖像を、これから書き遺(のこ)したい。
(鎌田慧)
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かまた・さとし
1938年青森県生まれ。91年『六ヶ所村の記録』で毎日出版文化賞受賞。『沖縄(ウチナー) 抵抗と希望の島』など著書多数
(サンデー毎日6月11日号から)
㊟こういう左翼ジャーナリストが世の中を悪くし、彼らの子や孫、玄孫も手の付けられない社会人になっていく。
叫ぶのはいい。権力の横暴を許さないとデモをするのもいい。が、煽り立てて、結果、何かが起きて、煽られた人々に何かあった時、どう責任を取るのか?
私は全国の暴走族を大同団結させ『関東連合』を設立した。それは彼らに道を踏み外させないため、抗争事件で人生を失わせないために、自民党副総裁に叱り飛ばされてもやったのだ。
彼らが悪くなり、ヤクザも嫌う半グレ集団になったのは、警視庁のキャリアの約束破りに激怒して手を退いて以降、彼らを金で利用した芸能プロ、バーニングの周防という汚い面をした千葉の木更津出身の野郎だ。
それまでの彼らの多くは私に説得され、高校を出、大学を出て立派な社会人になっている。ワルは0・00%だ。
これが煽った者の責任の取り方じゃないのか?鎌田さん、あまり自慢げに書くのはもうお止めなさい。私の大好きな「サンデー毎日」の売り上げをもっと上げるためにも。
追記
鎌田さん、あなたとは言わないが、60年安保反対デモ、70年安保反対デモで暴れ回った数万の学生たちは、無責任な左翼ジャーナリスト、左翼学者に煽られたのです。
で、学生らのデモが激しくなるにつれ、煽り続けた左翼学者らは後に隠れ、学生らを犠牲(国会議事堂突入で東大生の樺美智子さんが踏みつけられ死亡)にしてダンマリを決め込んでいた。。。、
そしてあの時代を忘れた今また、学生らを煽る学者やジャーナリストが目につく。卑劣過ぎるんです。
何故、樺美智子さんの命日に呼びかけて、手を合わせないのですか?
これじゃ樺さんが浮かばれませんよ。あなたが創価学会なら分かります。坊主が要らないんですから。
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