総理の言葉でちゅか?「あのですね。経団連の会長が、来年、賃上げを約束してくれました」!!
これは12月1日の日本記者クラブでの党首討論で、我が日本国総理大臣・安倍晋三閣下の“重い”言葉である。いくらアグネス・チャンファンだったとは言え、子どもじゃないんだから。
今回の『大義なき解散』。実は、数か月前、筆者は谷垣貞一自民党幹事長に、
「明年4月の全国統一選、自民党は大敗しますよ。私は迫水久常参議院議員秘書当時、『日本青少年会議(会長・迫水久常)』を主宰し、この会議から数十人の地方議会議員が育っています。その彼らからの情報で『地方はどん底。自民党は政権党に復権するとすぐに傲慢になる』との声が届いています」
のメールを送ったのだ。
その後の内部情報では「自民党は大変だ!」の声が広まり、これがこの大慌ての大義なき解散総選挙となったのだ。うぬぼれるな、という読者もいよう。が、考えてみれば一目瞭然。
明年4月の統一地方選後に解散総選挙となれば、手足となる地方議員の数は減っており、漸く勝ち残った地方議員たちも自分の選挙じゃないから入れる力など半減する。これが人間心理。
まして景気の悪さは、安倍総理が「景気は良くなりつつあります」と、『STAP細胞はあります』の小保方声を張り上げようと良くないのは一般人でも解ること。
年収160万円以下が約1800万人超えどころか、2000万人に近づきつつある。この人たちは明日の食事代さえ確保するのも大変な状況。それを全く理解できない金に恵まれた連中にまともな政治はできまい。筆者は二度とこの国の政治に発言はしない。