どっちなんだよ、NHK!週刊新潮も私も怒った!!「長生きにば肉を食え」、「長生きするなら肉を食うな」!「沖縄長寿崩壊」と『肉食のすすめ』
最近、書店に平積み(私に著書はすべて平積み)で並べられている『長生きしたけれゃ肉を食べるな』というのと、『長生きしたけりゃ肉を食べよう』とかの正反対の内容の本がある。ふたつともベストセラーなんだとか。
それにしても21世紀にもまってこの論争はないだろう。医学者たちは相当知能が低いのか、まだ医学界としての結論を出せずにいる(長い年月、水虫で泣いた私の足の皮膚片を顕微鏡で観た慈恵医大の30代の皮膚科医師「水虫じゃないですよ」。大喜びで処方軟膏を塗るが2か月も治らず。
再度出向くと、「水虫じゃないです」宣言医師と別の医師が、やはり皮膚片を顕微鏡で。「これは水虫ですよ」だ。呆れた私は「あんたがたは馬鹿じゃないの?」と背中をパンと叩いて帰った。もちろん、医療代なんか払わない。
後で、私が秘議員秘書当時、医学部、歯学部裏口専門に受けていたからその連中かと少し心配になったが…)
ま、それはともかく、すべての科学分野や医学分野にも正しい結論が出ていてもおかしくない2013年にもなって「肉を食うな」「肉を食え」だの・・・人間はそれほどバカだということんだろうが、そのバカが国営放送というと反発するNHKにもいるようで、この肉論争を1チャンと3チャンで違うスタッフが取り上げた。
3月5日の1チャン(総合放送)『クローズアップ現代』は、“短命化は高脂肪食が原因”と。この番組によると1972年までアメリカの施政下にあった沖縄は、全国に先駆けて”食の欧米化〟つまり肉類の多い高脂肪の食事になった。その結果、65歳以上の死亡率が全国平均を上回り、長寿を崩壊させたというのだ。
さらに高脂肪食は中毒になって止められないというアメリカの研究成果も紹介。
「長生きするためには、肉を食べないようにしよう」
と決意したくなるような内容だった。
ところが3月8日、同じNHK(断っておくがわが国にはNHKは一つしかない)Eテレ『団塊スタイル』を見てビックリである。なんと<長寿の秘訣は肉食にあり>と謳っているのだ。老化を防ぐには、高タンパクの食事、つまり肉類や油脂類をもっと摂りましょう、というのである。
高脂肪の肉は不健康では、との疑問も出たが、、<とんでもない話>と一蹴。高齢者になるとコレステロールが抜けていくので、これを補って骨や筋肉をしっかりさせるべし、と断じるのだ。
高脂肪食のせいで長寿崩壊、でも長寿のためには肉を食べろ……どっちを信じればいいのNHKさん!
「『クローズアップ現代』では、若い頃からの長期に亘る脂肪の過剰摂取に警鐘を鳴らしています、一方、高齢者でタンパク質等が不足する傾向にあります。『団塊スタイル』では、その点について注意を促しています。いずれの番組も、バランスの良い食生活の大切さを伝えています」(NHK広報部)
肉食うべきか食わざるべきか――“ハム”レットの悩みは深まるばかりである。(週刊新潮を参考にしました。)
㊟確か、三十年以上前になるだろうか、全米医師会が米国は心臓病、糖尿病、高血圧等々の成人病での死亡率の異常な高さを調べた結果、“肉食が大きな要因〟として指摘され、野菜と穀物類を中心とした日本食を強く推奨。結果、心臓病や糖尿病、高血圧等での死亡率が大幅に減少したという発表もしている。
私は肉は食べないようにしているが、どうしてもの時はとことん煮つめ毒素を出したゼラチン状のものしか食べない。血の滲むような生や半生の肉など体に毒なのは常識で分かるから食べない。だから、糖尿の気も心臓病の気もないし、血圧も正常である。
キレる若者が多くなったのは間違いないが、老人や高齢者でもキレるのが増えている。これは食事に肉が多くなったことが原因だろうと思う。草食、雑穀食人種は動物の血が入らないのだからキレる恐れはない。