通行人さま
読後感、拝見しました。下品なツラの竹中平蔵について以前にも述べましたが、目にしていない方も多いかと考え、再度配信します。
あの世界を不況に陥れたリーマンショックをご記憶と思います。、このリーマンブラザーズのCEOだったピーター・G・ピーターソン。彼はその後、ワシントンでシンクタンク国際経済研究所を創設。
この国際経済研究所で欧米諸国以外の国々、途上国を規制緩和で地獄へ叩き落した(経済、財政のグローバル化の美名の元に)対象国の資産を奪う計画が練られていたのです。
ここが掲げた目標は、
・貿易の自由化
・直接投資の受け入れ
・国営企業の民営化
・規制緩和
・所有権法の確立
5つでした。
これを日本に持ち込んだのが竹中平蔵です。何故なら、竹中平蔵は1989年から客員研究員をしていたのです。
ピーターソンと竹中が目を付けたのが郵政の郵貯・簡保の430兆円です。郵政を民営化させ、株式を市場に放出させ、ハゲタカの莫大な資金で株を買い占め430兆円を手にすべく画策したのです。竹中はピーターソンとこの金を個人的に懐に入れるために、経済、財政にまったく無知で郵政嫌いの小泉を利用したのです。
小泉が郵政嫌い、民営化したかったのには理由があります。少し遡りますが、田中角栄対福田赳夫の争いです。中選挙区当時、同じ自民党候補ぶつかり合いで福田派は“常に”田中派に勝てませんでした。それは田中角栄が立案した「特定郵便局」制度で郵便局を完全に支配していたからです。
小泉自身、強姦事件でロンドンに逃亡していましたが、福田派だった父(防衛大臣)の急逝で帰国し立候補しましたが、その弔い選挙でも田中派の候補に敗れたのです。それから次の選挙まで小泉は横須賀から毎日、世田谷の福田赳夫の自宅に通いつづけ、次の選挙でようやく初当選。
この悔しさから小泉は意地でも郵政民営化で、特定郵便局を叩き潰そうと考えていたのです。そこにチャンスとばかり竹中が食らいついた結果です。
残念ながら田中真紀子はこの小泉の恨みを知らなかったのです。小泉が自分の総理の生みの親の真紀子を斬ったのは二つの理由があります。
先ずは、外交機密費です。この機密費を一番懐に入れたのが雅子妃の父・小和田外務次官・米大使でした。外務官僚の外交機密費をあまり深く追及すると小和田=雅子となることを恐れたのと、前述の郵政民営化法を国会に提出すると、発信力のある真紀子外相の猛反対に遭う。下手をすると国民の反撃を食う、とイノブタ飯島秘書と竹中らで『真紀子斬り』を決断したのです。
これを知るマスコミ人はほとんどいません。マスコミもレベルが極端に落ちているのは事実です。
近々、久しぶりにUSTREAM「アクセスジャーナルTV」に出演し、こうしたいきさつも話そうを考えています。
また、近いうちに政界内幕を暴露した面白い本が出るそうです。出版社も著者名も情報が入ってきませんが、ともかく面白いということです。詳細が掴め次第、本ブログでも紹介します。