FC2ブログ

2020-08

日本の悲劇は少子化

日本の悲劇は少子化
少子化進むニッポンの末路 国力ダウンが招くこれだけの悲劇
ポストセブン 2020/05/28 07:05


 今世紀最大の災禍をもたらしている新型コロナウイルス。感染者数こそ減ってきているが、まだ楽観視はできない。第2波、第3波にも備えなければならない。こんな状況が続く中、深刻化する一方の少子化は歯止めがかかるどころか加速する恐れさえある。子どもが減り続けるニッポンの将来はどうなってしまうのか。ジャーナリストの山田稔氏が検証する。

「コロナショックはリーマン・ショックよりもインパクトがはるかに大きい」── 5月12日 に決算発表したトヨタ自動車の豊田章男社長の口から発せられた言葉だ。日産自動車は世界で2万人を超える人員削減を視野に入れていることが明らかになった。

 コロナ禍による経済への打撃は日を追うごとに深刻になってきている。帝国データバン クが5月8日に発表した4月の景気動向調査によると、企業の景況感を示す景気動向指数は前月比6.7ポイント低下し、25.8となった。これは2010年1月以来10年3か月ぶりの低水準だ。同社は先行きについて「コロナ収束の不確実性は強く、景気後退が続く」と指摘している。


 すでにコロナ関連の倒産は200件に迫る勢いで、5月26日現在で184件(帝国データバンク調査)と伝えられている。同社は今年の年間倒産件数は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1万件を超すとの見通しを明らかにした。

第一生命経済研究所の永濱利広首席アナリストは、緊急事態宣言が5月末まで延長されるとの前提で、失業者が約77万人出ると予測している。

 緊急事態宣言は全国で解除されたが、感染第2波、第3波の恐れが指摘される中、倒産、失業ともに今後大幅に増えることは間違いない。日本経済はリーマン・ショック時、いや世界恐慌時並みの大不況に陥るかもしれない。先行き不透明感、不安感は強まるばかりである。

 コロナ禍が長期化すれば、東京五輪は延期後の来年開催さえ危ぶまれ、インバウンド 4000万人構想は見果てぬ夢に。もはや安倍政権の成長戦略は崩れ去った。それどころでは ない。昨年秋の消費税増税以降の景況感悪化に加え、コロナによる経済大打撃で、どこまで落ち込むか分からない局面に立たされている。

 希望が持てないなか、格差がますます広がり、結婚や出産をためらい、あきらめる人たちも出てくるだろう。このままでは少子化に歯止めをかけることは至難の業である。

◆「ジャパン・アズ・ナンバー1」の凋落

 これまでのコロナ対策の後手後手対応やアベノマスクに代表される迷走、検察庁法改正案を巡る騒動、黒川賭け麻雀辞任劇などを見せつけられ、安倍政権への不満や怒りの声が噴出している。内閣支持率調査でもコロナ対策への評価は厳しい。

 一連の対応に翻弄された国民の多くは、コロナ収束後の国の再生はこの政権では絶望的 だと感じ取っているのではないか。問題は、ポスト安倍政権がよほどしっかりとした再生戦略を打ち立てないと、日本はこのままどんどん沈んでいく恐れがあることだ。

 冷静に10年後、20年後の日本社会がどうなっているか見てみよう。まずは人口構成。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局がまとめた「将来に予想される社会変化」(2019年3月)によると、

10年後の2030年には総人口は1億1900万人で1億2000万人を割り込み、生産年齢人口は6880万人と2020年の7410万人から530万人減少すると見られている。


 20年後の2040年になると、総人口は約1億1000万人まで減り、高齢者人口(65歳以上)が3920万人と全体の35%に達する。生産年齢人口(15~64歳)は5980万人で、2020年の7410万人から1430万人も減ってしまう。

 子どもの人口は1190万人で、2020年よりも約300万人減り、その割合は総人口の10.7% にまで低下してしまう。労働力、子どもが大幅に減り、高齢者の割合がピークになるのが 2040年だ。

マンションや公園から小さな子供たちの姿がどんどん消え、公園で見かけるのはベンチ老人ばかり。そんな日常が当たり前になる。地方の限界集落の多くは空き家や廃屋だらけとなっているだろう。

 生産現場や職場も様変わりだ。すでに製造業の生産ラインの多くは人から産業ロボットに変わっている。休むことなくミスもしないロボットに、多くの人々が仕事を奪われてしまった。今後の“脅威”はAI(人工知能)だ。

 AI導入が果たす役割・機能についてまとめた総務省の調査研究(平成28年)によると、回答がもっとも多かったのは「既存の労働力を省力化する」の41%だった。

「10~20年後に日本の労働人口の49%がAIやロボットなどによって代替可能になる」という野村総合研究所とオックスフォード大によるショッキングな共同研究の報告もある(2015年)。生産年齢人口が減り続ける中、AIやロボットは、労働を補完するだけでなく、労働者の仕事を奪っていく。そんな時代になっていく可能性が高い。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で解雇・雇い止めが加速し、5月21日時点で1万835人に達した(厚労省公表)。非正規社員がどんどん切られているのが実態だが、コロナ禍による景気後退が長期化していけば、効率性を追求する企業のリストラが横行するのは目に見えている。そこにAI導入で全国的な規模で人員削減が進む恐れさえある。「大失業時代の到来」も覚悟したほうがいいかもしれない。

 では、世界における日本の立場はどうなるのだろうか。内閣府の経済財政諮問会議の 「2030年展望と改革 タスクフォース報告書」(2017年)によると、世界経済(全体で57.7兆ドル)における各国シェアは、2010年はアメリカが23.6%でトップ、ユーロ圏が17.1%、中国が15.8%で 日本はわずか6.9%だった。

 2030年(世界全体で111.1兆ドル)になるとトップは中国に変わり、そのシェアは23.7%。アメリカは20.2%に落ち込み、日本は4.4%に低下してインド(10.0%)に逆転される。

1970年代末期から1980年代にかけて 「ジャパン・アズ・ナンバー1」なんてもてはやされていたのが嘘のような凋落ぶりだ。もはやアジアの中でも中国やインドに大きく水を開けられ、成長著しいインドネシアにも逆転されているかもしれない。アジアでも中位グループとなってしまうということだ。

 深刻なのは食糧事情だ。世界人口は2011年の70億人から2030年には96億人へと膨れ上がる。2030年の世界の食糧需要33億トンに対し、食糧供給は29億トンにとどまり、ひっ迫傾向が強まると指摘している。

食糧輸入大国・日本にとってこれは危機的状況になる。4割を切っている食料自給率を上げていくためのドラスチックな政策が急務だ。
 10年後、20年後の日本の姿を政府の資料などに基づいて、その一部分を紹介してみたが、これらの資料はいずれもコロナ禍が起きる前に作成されたものだ。今の状況をベースに考えていけば、将来像は一段と厳しくなることが予想される。

 はっきりしていることは、縮小化と老成である。もちろん、リニア開通やAI実用化、通信網整備など、インフラ整備やテクノロジーの進化はあるが、経済の支え手である生産年齢人口や将来を担う子ども人口が大幅に減ってしまうことによる国力ダウンは否めない。

 これは経済だけではない。今回は触れなかったが安全保障面でもかなり厳しい状況が予想される。今でさえ定員割れ(充足率91.7%)の自衛隊の隊員数を維持できるかどうか、ひとつとっても楽観できない。

 政治はどうか。ポスト安倍以降に、世界と対等に交渉ができるような成熟した政権が誕生しているかどうか。これまた不安である。少子化がどんどん進み国力が低下する10年後、20年後の日本はG7どころか、G20にとどまることさえ危うくなっているかもしれない。

 コロナ禍を一大転機ととらえ、この先どんな国づくりを目指すのか。そして、どんな社会を構築していくのか。

 他国民頼みの「観光立国」にしがみつくのか、得意のモノづくりを活かした「先端技術 立国」を構築するのか、教育・研究分野を強化して「知能立国」を目指すのか、優れた人材を世界に送り出す「教育立国」を目指すのか──。政治家や経済人に委ねたり、任せたりするのではなく、国民一人一人がじっくりと考える時期に来ている。

㊟他国からの観光客たのみ政策は止めるべき。何故なら観光地の施設や道路を現行のまま維持するためには大きな労働力が必要。こうしたところはAIなどで解決できない。やはり人の手が、、、ところが働き手がいない。日本は真っ暗。
スポンサーサイト



テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

コメント

月影のナイト人食う兄弟何民喰留土人毎日協賛唐草模様大作大蛾朝芸ユー石川歌舞伎朝芸ユー華僑菌金塊飛翔体操毎日大作清文武癇牌援検察蟻脳人穴回教飛ばん孔子棒子供渋谷疫病結核癇獄ユー何民連邦習飼い秩序人食う賊軍共産党一家郎党米和飼い秩序ユー人食う姉妹放ユー呆家和咳愚痴岡田否医薬者棒球岡田阪神飼い秩序人食う一族桂郎党唐草模様癇姜鹿馬縫製値木口帯不倫前川一帯ユー人食う朝芸ユー東海道野良猫展覧会大村癇得大杉多築地口一帯華僑菌金塊朝芸ユー野良猫展覧会赤坂見附築地口天安門広場電通電子毛網毛李損和税菌金塊ユー習飼い秩序のユー人食う姉妹放ユー玉川孔水放水烏賊釣李鮮唐癇占拠ユー東海注意民習菌金塊唐草模様禿家江沢民禿毛山尾飢菌金塊ユー竹子安国大作朝芸ユー習毛網習唐草模様鮮線習占派遣多李喰巣丸恨玉入れ二階小池姿朝芸ユー癇孔子立国立癇癌梯子下逢坂道東海道野良猫展覧会大村癇得吉村吉田連邦習飼い秩序人食う一族一家郎党唐草模様協賛共産党癇空羽田仏田成田山認移民死民比華僑飛ばん回教毛孔子棒子供一帯赤坂見附毛李華鏡菌金塊築地口壁新聞天安門広場朝芸ユー習飼い秩序人食う賊軍共産党龍注菌金塊宮古小室ユー一帯入浴遊弋東海烏賊釣李鮮頭癇占拠東海道野良猫展覧会大村癇得津田沼菌金塊一路ユーデニーズユー尖閣艦艇核和道ナイス!

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kotodamayogen.blog.fc2.com/tb.php/12697-554bfe72
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

ブロマガ

月刊ブロマガ価格:¥ 680

紹介文:

ブロマガ記事一覧

ブロマガを購入する

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

プロフィール

長官官房

Author:長官官房
渡邉 正次郎(わたなべ しょうじろう).
政治ジャーナリスト・作家
レコードヒットチャート編集長を経て、衆議院議員小峰柳多秘書、参議院議員迫水久常秘書となり、多くの政治家の選挙参謀として活躍。現在、政治・社会評論、講演の傍ら、何人もの政治家ブレーンとして『国会質問、演説原稿』等を依頼され、選挙参謀としても活動し、全員当選させている。.
 99年の東京知事選で石原慎太郎を担ぎ出させ、最後に名乗りを挙げさせる。投票日昼に「石原は165万票で当選」とマスコミ取材に応え、組織を持たない石原の票読みを的中させ驚かせた。また、オウム真理教の看板男、上佑史浩が「数百人のジャーナリストとお会いし、唯一人信じられたのは渡邉先生です」と、逮捕の日に身元引受人を依頼したことはメディアに大きく取り上げられた。.
 また、参議院議員迫水久常秘書当時、全国の暴走族を大同団結させ、『関東連合を』設立、初代最高顧問として抗争事件を起させぬよう指導した。この当時の教え子たちは現在、地方議会、大企業、役人として活躍しており、現在も彼らは情報を提供してくれている。もちろん、闇社会にも教え子は多く、彼らは組織の大幹部、親分ではあるが、今も関東連合初代最高顧問として熱い尊敬を受けている。.
.
議員生活約30年の小泉元首相“議員立法”一本もなし!が、一民間人の政治ジャーナリスト・作家の渡邉正次郎が発案、または改正させた法律(順不同).
.
*動物愛護管理法の改正.
《ペット飼育者のペット放置、殺害の多さをレビ報道で知り、『重い刑事罰に』、.
と武山百合子議員に国会で提案させ議員立法で改正を実現。今後はペットを金儲.
けに繁殖させるブリーダーや販売業者の取り締まりもより厳しくなる。<動物愛.
護管理法は明治時代に施行。このときまで一度も改正されず>》 .
.
*団体規制法(国家転覆を図った団体を取り締まる).
《オウムに破防法適用を政府が決定。が、5人の公安審査会で否決(委員に破防.
法絶対反対を組織決定している極左弁護士3名。)され激怒。武山百合子議員か.
ら国会質問作成を依頼されたことをチャンスに、衆議院予算委員会分科会で、.
「国家転覆を狙ったオウム真理教に破壊活動防止法を適用できないならば、それ.
に替わる法律を作るのが国家の義務」と質問。.
松浦功法務大臣が「素晴しい質問で、即議員立法ででも」と答弁。議員立法で成立。同時に「公安審査会の委員に破防法絶対反対の極左弁護士三名はおかしいのではないか」の質問も。以降、弁護士を2名に減》.
.
*NPO法.
《河村たかし現名古屋市長が現役代議士時代に発案法律。が、当時の大蔵官僚が.
“金を集めるのは大蔵省以外許さない”と自民党議員らに逆陳情し、廃案にされ.
る寸前に河村議員から相談され、素晴しい法案なので親しい自民党議員たちを半.
分脅し継続審議に持ち込み、次の国会で成立》.
*個人情報保護法.
《武富士顧問当時、「同業者の消費者金融Pがブラックリスト(返済がない悪質なもの)を闇金融に売り飛ばしているので、取り締まって欲しい」と依頼を受け、河村たかし議員に持ち込む。議員室に大蔵省役人を呼んで『取り締まるように』と指示すると、「取り締まる法律がない」と。ならばと河村議員を法案筆頭提案者で議員立法で成立》

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (304)
ニュースの深層 (12697)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR